【現代と思想】~ジャーナリスト精神

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新潟知事選・野党共闘・小池百合子都知事

2016-10-17 09:27:26 | 政治・文化・社会評論
新潟知事選・野党共闘・小池百合子都知事

          櫻井智志




 新潟県知事に米山隆一氏が当選したことは実に意義深い。選対本部長の森裕子さんは、小沢一郎氏の愛弟子。野党共闘を最初から訴えていたのも小沢氏である。それに呼応した共産党志位和夫氏の力量も大きい。民進党蓮舫氏も、母親として一個人としてと前置きしたが応援した。新潟県の市民運動の意義は大きい。


 民進党の議員は素晴らしい方も多い。しかし、東京・福岡の衆院補選では、政策協定は結ばず、出陣式に駆けつけた共産党候補を紹介もせず声もかけなかった。都知事選候補者選びでも党内部で右往左往、他の野党に諮ることもなかった。岡田佳彦幹事長を更迭し、指導部の態勢構築がなされないと、衆院補選での惨敗は目に見えている。

 松野頼久氏は新潟に最初から応援。前原誠司氏や江田憲司氏も、松野頼久氏に続いて米山隆一新潟県知事候補の応援に入った。前原氏は、北海道5区衆院補選でも池田まき候補支援で野党共闘の一員として誠意ある応援を行った。保守革新でなく人間性に根ざす。
 連合が民進党の前進を阻んでいる。連合内の有力大手労組である電力産業の労働貴族は、「自民党連合派」として与党に貢献している。


 衆院補選で安倍総理とがっちり握手する小池百合子氏。マスメディアへの露出や世論操作のマスコミが一日中庶民にインプットしている。都知事としては今のところ有意義な活躍をしているように見える。共産党まで一定の小池評価をマスコミの質問に応じている。

 だが、「小池都知事」の本質は、自民党本部と緊密に連携した自民党「高級別働隊」に過ぎない。日本新党、新党さきがけ、自由党、自民党と渡り歩いてきた小池百合子氏は都知事にとどまらない。次の次の総理を目指した現在である。総理をめざす小池氏に幻惑されると、安倍政権より合理的柔管理型の政権が誕生する。
 もはや衆院補選は、東京も福岡も「民進党」のセクト意識のまま選挙戦を終えてしまう。それでも、東京の若狭勝自民党候補と、福岡の「当選したら自民党入り確約」の二候補に惨敗を喫しかねない。東京と福岡の市民連合や個々人の市民の力で、「民進」共闘を吟味して、広く東京都民、福岡県民に浸透する態勢強化をはかるべきだ。投票日は、10月23日。運動期間は1週間を切った。
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