【現代思想とジャーナリスト精神】

TBSテレビ『報道特集』を視聴しながら思ったこと

TBSテレビ『報道特集』を視聴しながら思ったこと
櫻井智志



昨日1月23日のテレビ朝日報道番組で、ゲストして招かれた元通産官僚の古賀茂明氏が述べたことにはっとした。
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当初から安倍総理は、「有志国連合」に入れてもらうために中東歴訪の記者会見でイスラム国を挑発した。安倍総理の思惑通りに日本は「有志国連合」のメンバーとして認められた。安倍総理の思惑の真相は見事成果を得た。
古賀茂明氏は、さらに総理の会見よりも前にイスラム国から人質の通知はあったという。
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それを効果的に生かすチャンスをうかがっていた安倍総理は、中東歴訪を絶好のチャンスとして利用した。日本は世界中から信頼を失った。しかし安倍総理の思惑は実現した。膠着状態が続いているのは、安倍政権にとって、人質解放は二の次だからだろう。
これでもっとビッグ・ニュースが捏造されたり発生したりすれば、人質問題はマスコミの話題から消えていく。
以上は古賀氏の発言をもとに私が考えたことである。イスラム国は安倍総理と日本国民宛にメッセージを発している。イスラム国の不合理に、日本国民が情理を尽くした意思表示、異議申し立てを明確にすべきであろう。

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