ラブラドールな日常

元アジラーのメイプルと、元災害救助犬/警察嘱託犬・ドリーと、新たに仲間入したハイジのドタバタをお楽しみください。

救助犬から、嘱託犬へ切り替える前に

2012-09-17 21:29:53 | ドリー
今日いっぱいで、しばらく救助犬の練習はお休みです。

秋の嘱託犬認定に向けて、練習始動になります。

最後に、訓練士さんと救助犬競技会のビデオを観ながら反省会をしました。

そこで、自分の感想と全く逆の見解を指摘された。なるほどね。

2人でまとまった目標は

「ヘルパー(遭難者)に向かって、意欲的に告知できるようになる。」

嘱託犬の審査会が終わったら、目標に向けて階段を上がっていこう。

JKC災害救助犬競技会を振り返る3

2012-09-15 23:27:58 | 競技会・審査会
ここからが、問題です。

1人目の告知を終えて、2人目の搜索にあたって、ドリーは急に自信を失った。

1番から送り出しても、3番まで進むと戻ってくる。
10番から送り出しても。8番まで進むと戻ってくる。
そして、ドリーが苦しくなって、空吠えをする。

理由は、練習不足にほかならない。 地下部屋からの浮遊臭への対応です。

放射能被爆も気にせずに、練習を重ねていた震災直後の夏までは、自信を持って作業出来ていた。
どんどん前に進み、自信をもって告知できていた。

しかし、今はダメダメ。

私自身が創意工夫して練習を重ねる努力を怠ったためです。

その練習方法が正しいかどうかという次元ではなく、ドリーに成功体験を積み重ねさせる機会が減ってしまったことが、ドリーの自信喪失につながったと。

1からやり直します。

私自身が「ドリーは本物だ!」と、確信をもってハンドリング出来るようになるまで。

自己流の訓練方法になり、プロの目からは甘いと指摘されるでしょうが、これからの1年、自分なりに試行錯誤していきます。

そして、自分達にしか出来ない捜索スタイルを作っていこうと思っています

よければ、動画YOU TUBEを、ご覧ください。

JKC災害救助犬競技会を振り返る2

2012-09-15 07:59:50 | 競技会・審査会
2日目:30度超の厳しい残暑

【瓦礫捜索】

ビデオを見ながらの反省です。

まず、ノッシノッシと太ったおっさんハンドラーとドリーの登場です。

申告を終えて、「風はどっちからかな~」とキョロキョロする私。左後ろからの風。

予定通り、平地搜索から開始する。平地の右側から、ドリーの胸をポンポン叩いて送り出す。

ダッシュで走り出すと、まず3人の補助スタッフに挨拶して回ってから、搜索開始だ。

左側の独立部屋から外周に添うように臭いを取りまわる。

2分後、右奥の独立部屋で告知!ここまでは良かった。

続く





JKC災害救助犬競技会を振り返る

2012-09-14 22:20:15 | 競技会・審査会
ドリーも成熟の4才になっての競技会、所感をまとめます。

【服従課目】

〇脚側行進 
 この半年で力をいれて練習してきた課目です。理想の70%の出来で実力を出せました。
120歩いたんだけど、80%は集中できていたと思う。人を使った群集歩行練習をやってなかったので、さすがに8の字ではドリーも遅れ気味になった。

〇行進中の停座・招呼・立止・伏臥・招呼 
 期待よりも良く出来て、ミスらしきミスはなかった。

〇移送 
 ここでは私が大きなミス。ドリーを右頭で抱いてしまった。
御陰で、受け取ってくれた方が下ろすときに、左脚側におろせずに、右脚側になる羽目になって、ドリーが左客足に移動してしまった。100%私のミス。

〇持来 
 軍手を使った持来。ミスはなかったと思う。

〇休止 
 安定した休止でミスなし。

【熟練課目】

〇バレルブリッジ 
 私の緊張がありありとわかる作業だったが、ドリーはイキイキと作業していた。
放射能で誰も遊ばなくなった近所の公園に同じような遊具があり、練習を重ねたため、ミスなし。

〇梯子渡り 
 これは練習はほとんどしていない。ただ、ドリーは梯子は気にしない子なので、強気で臨んだ。
気がかりは、勝手に進んで降りちゃうかな・・・って。
結果、「登れ」のコマンドで、上り梯子を使わずにジャンプして、渡り梯子に着地した、その後、ドリーはスムーズに進んで終了。ジャンプで減点されたかは不明。

〇板壁 
 一番不安だった課目です。練習不足だったから。
前日に訓練士さんが練習を入れてくれたので、始める時点でドリーの「跳ぶ気」を感じれた。
しかし、頂上でドリーは止まった「これでいいの?ご褒美頂戴!」って感じで。
そうそう、ドリーは小さい時から石塀上りをさせていました。うまく登ると褒めてあげていた。
この習慣が競技会で出てしまった。

〇布付きトンネル 
 これも練習不足で不安だった。布の中で絡まるんじゃないか!って。
本番はギリギリ・セーフでした。

〇遠隔操作の方向転換 
 送り出しセンターのコーンで止めるはずが、コマンドが遅れてオーバーラン。でも、左の1番へ移動、右の2番の移動、奥の3番への移動がセンターのコーンに移動してしまったけど、「前へ」のコマンドで3番に移動できた。
2→3は、私の誘導方法に配慮が足りなかった結果でした。

【全体】
ドリーは良かった。終始、楽しそうにイキイキ作業していたので、自分なりに100点の内容でした。来年は、更に精度を高めていきます。