ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

「もしも文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」

2017-11-29 19:56:11 | 

 

「もしも文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」

神田桂一 菊池良  宝島社 2017.6.21

 

何とも心惹かれる題だ (笑)

 

多彩な文体で、フタ、かやく、湯切り…などが綴られる。

その場かぎりで、思わずクスッと笑う。

でもまあ、そんなくだらなさが真骨頂、らしい。

 

それぞれの題もなかなか…

 

例えば

「焼きそば失格」「1973年のカップ焼きそば」

「麺の細道」「カラマーゾフの湯切り」「焼蕎麦行路」

などなど……

題を見ただけで、作家名や、

その作家の文体が浮かび上がる。

 

当然、何人か、知らない作家をもじったものもあったし、

他にもペヤングやら俺の塩やらに成りきったり、

暮らしの手帳や週刊誌の記事風だったり、

作家に関係ないものもあって、

それぞれが、いかにも "っぽい" 。

 

愉快な本。

 

 

 

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