御薬園同心水上草介のシリーズ。
新刊が第3作目と知って、最初から読んでみた。
「柿のへた」 梶よう子 集英社 2011.9.10
草花の知識と記憶力を生かし、薬草栽培、
生薬の精製につとめる、のんびりやの
小石川御薬園同心・水上草介。
アダ名は水草どの。
剣術道場に通うお転婆・千歳にたじたじとなりながらも、揉め事を穏やかに収め、成長していく。
「桃のひこばえ」 梶よう子 集英社 2014.9.30
ひこばえって、
稲を刈り取ったあとに出てくる葉の名称とのみ
思っていたが、
樹の根元から生えてくる新しい枝と葉も
ひこばえなんだ。
物語の展開もさることながら、
様々な草木の効用に刮目。
この2作を読んだのはだいぶ前。
3作目を読んでからupしようと思っていたが、
まだまだ間がありそうなので、
投稿しておく。