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必見「スターウォーズ」異色外伝!「エルストリー1976-新たなる希望が生まれた街-」12月公開!!

2016-10-28 10:01:55 | 作品レビュー
さて、今週「天使にショパンの歌声を」と共に同じく都内某所でジョン・スピラ監督作品「エルストリー1976-新たなる希望が生まれた街-」(15)を試写で観て来ました。
題名からすると一体どんな映画かいな?とお思いになるかと思いますが、これが今ドニー兄貴も出演する事で話題沸騰中の最新作「スターウォーズ:ローグワン」の公開に合わせるが如く、シリーズ第1作「スターウォーズ」(78)の撮影に参加したイギリス人俳優たち、それも一部を除いては画面の端にチラッとだけ映っていた、いわゆるエキストラたちを追いかけた異色のドキュメンタリー映画なんです。
ハッキリ言って、私も本ドキュメンタリーに登場する俳優(と言って良いのか(^_^;))たちで顔を知っているのはダース・ベイダーの中に入っていたデヴィッド・プラウズだけでした。
それでも本ドキュメンタリーに登場する10人のエキストラたちが語る時に生々しく、時にコミカルな告白を通じて、私たちは彼ら彼女たちエキストラたちにもこれまで歩んできた“俳優人生”がシッカリと存在し、今も全員が「スターウォーズ」に“出演”した事をどれだけ誇りに思い、またサイン会などで大いなる恩恵を得て来た事を感謝しているかを知る事となります。
私が面白かったのが、ボバ・フェットを演じたジェレミー・ブロックがこんなにお爺さんになっていたのか!と驚いたり、例え小さなパイロット役の男優でも「俺たちはマスクで顔を隠してた連中とは違って、顔も映ってるし台詞もあるんだ!」的な妙な優越感を持っていたり、デヴィッド・プラウズ演じるダース・ベイダーが現場セットではちゃんとベイダーのマスク越しに自分で台詞を話していて、その台詞音声が今も映像と共に残っている事、などなどでした。
また私がこの「エルストリー1976-新たなる希望が生まれた街-」を観ていて思い出したのが、伝説の特撮番組「仮面ライダー」で変身後のライダーやショッカーの戦闘員を、それは見事な殺陣と共に長年演じた大野剣友会の人たちでした。
何故なら彼ら大野剣友会の人たちも当初は顔出しの俳優を夢見ていながら、様々な事情でマスクを被り仮面のヒーローを演じる道を選ばざるを得なかった人たちだったからです。
ただそれでも、今では多くの特撮ファンたちから「ライダーを演じた男たち」として藤岡弘や宮内洋ら顔出し俳優と同じ、いえ時にはそれ以上の賞賛と尊敬を受けている大野剣友会のOB諸氏の幸福そうな笑顔を見ていると、私はこの「エルストリー1976-新たなる希望が生まれた街-」に登場するエキストラ俳優、いや「スターウォーズ」出演者たちにも大野剣友会のOB諸氏と同じ“選ばれた人間”だけが持つ幸福な笑顔を見るのです。
映画俳優の評価や価値は、決して主演俳優やスクリーンの真ん中に映っている人間だけで決められるものじゃない。
そんなある意味、映画の真髄にして核の部分を考えさせられるドキュメンタリー映画の佳作でした。
この「エルストリー1976-新たなる希望が生まれた街-」は、12月17日から新宿武蔵野館ほかにて公開との事です。理力と共にあらんことを!!

同作品のオフィシャルサイトです→ http://elstree1976.jp/
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