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風雲昇り龍、最後の闘い!「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」Blu-ray&DVD発売決定!!

2017-06-14 10:06:29 | DVD&Blu-ray情報

さて、公開時に観損なっていた事を大変悔やんでいた“ミスタープロレス”、いや“風雲昇り龍”こと天龍源一郎の約1年に渡る引退ロードを追った川野浩司監督によるドキュメンタリー「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」(17)を観ました。(キングレコードのSさん、何時もありがとうございます)
本人も大のプロレス・ファンとして知られる染谷将太のナレーションと共に、カメラは2015年2月のレスラー廃業宣言から、同年11月両国国技館でのオカダカズチカとの引退試合までの間に、天龍と「天龍プロジェクト」代表にして実娘の嶋田紋菜の2人が全国各地での引退ロードをそれこそ親子二人三脚で駆け抜ける日々を優しく温かい視線で追っていきます。
その引退ロードを掲げた数々の試合では、越中詩郎、グレート・カブキ、ドリー・ファンクJR、スタン・ハンセン、グレート小鹿、藤原嘉明、川田利明、小橋建太、鈴木みのる、アジャ・コング、そして長州力といった昭和プロレスを彩った何人ものレジェンドたちと天龍のリング内外での心温まる交流、そして激しい闘いが次々と画面に映し出されていきます。
また試合以外のシーンでも素顔の天龍が絞り出すように、そして懐かしそうに語るその40年に渡る格闘技人生、プロレスへの愛情と感謝、さらにはジャンボ鶴田の墓前での永遠の好敵手への熱きエールはプロレス・ファンならずとも深い感銘を受けずにはいられません。
私が思うに天龍という人は喋りの際のあのダミ声と滑舌の悪さだけが世間で1人歩きしている中で、その自身とプロレスの関係を通して私たちファンにプロレスの素晴らしさ、面白さを判りやすく語りかける事が出来る、大変頭の良い人間なんですね。
そしてこの「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」は、クライマックスにおいて日本中のプロレスファンが固唾を呑んで見守った“風雲昇り龍”最後の闘いである天龍源一郎vsオカダカズチカ戦をリングサイド下から見上げるようなアングルで撮るカメラを駆使し、画面上にリアルで迫力満点な映像として映し出す事で最高潮を迎えます・・・!!

私はこの2015年11月15日に行われた天龍の引退試合を両国国技館で生観戦しました。この時の私は本当に久しぶりに天龍の試合を観たのですが、その天龍の足腰の衰えに愕然としたのを覚えています。「あの頑丈だった天龍がこれほどまでに衰えていたのか・・・」
私の目の前で自分よりも何十歳も年下であるオカダの猛攻を歯を食いしばって耐える天龍の姿に、私は思わずあの晩年のジャイアント馬場さんのリング上の姿がダブって見えました。
でも同時に、IWGP王者であるオカダに低空飛行の延髄斬り、不安定なパワーボム、腕だけの天龍チョップを懸命に叩き込む天龍の姿に対して両国国技館に駆けつけた超満員の観客たちが悲鳴さえ混じった熱狂的な声援を送る姿は、同じく晩年の馬場さんがリングに上がっただけでファンが心からの尊敬と親愛の思いを込めた声援を送り続けた事と全く同じ優しくも敬意に満ちた光景でした。
そう、天龍源一郎はその長い長いレスラー人生の果てに遂に引退を迎えた時に、天龍本人さえも知らない間に師匠であるジャイアント馬場さんと同じくらい日本のプロレス界にとって掛け替えのない大きな存在になっていたんですね。
だからこそ試合後にオカダカズチカがあれだけ生意気な態度だったレインメーカーではなく、リングに大の字になった天龍に無言で一礼してリングを下りたのでしょう。
天龍源一郎は大相撲から転向したデビュー当初は本来は不器用なタイプなのに本人がテクニシャン・タイプのレスラーを目指した事で中々ブレイク出来ないレスラーでした。
その天龍の出世試合となった馬場&鶴田のインタータッグにビル・ロビンソンとのコンビで挑んだ試合で、天龍は自分がアントニオ猪木の得意技、いわゆる掟破りの卍固めと延髄斬りを使った際の観客の大きな反応を肌で感じた事でやっとプロレスの奥深さと面白さに目覚めます。
また史上最強コンビのスタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディとの幾度にも渡る対戦でプロレスラーの怖さを教えられた天龍は同時に自分の肉体の頑丈さに自信を持つのでした。
さらに新日から乗り込んで来た長州力との抗争で異なるスタイルの日本人同志が激突する事で生まれる緊張感漲る闘いを潜り抜けた事で、天龍はそこから“20分以上の闘いの中で思い切り攻めて思い切り受ける“という天龍独自のプロレスに開眼します。
その天龍プロレス、いや“天龍革命”の到達点がジャンボ鶴田との日本人スーパーヘビーの最高峰の闘いとなったあの鶴龍対決でした。
その後の天龍はSWS移籍、WAR設立を経て、新日参戦でのアントニオ猪木との対決で猪木をフォールし、日本人で唯一ジャイアント馬場とアントニオ猪木からピンフォールを奪ったプロレスラーとして、栄光の“ミスタープロレス”の称号を得る事となったのです。
天龍源一郎の引退。それは昭和を生きた名レスラーがまた1人リングを去る寂しさであると同時に、“全日第3の男”と呼ばれながらも天龍が絶えずその後ろ姿を追いかけ続けたジャイアント馬場とジャンボ鶴田が唯一出来なかった、多くのファンに見守られ、惜しまれながら10カウントゴングを聞くという素晴らしい引退試合に恵まれた天龍の“腹一杯のプロレス人生”最高のハッピーエンドだったのです。
皆さんにもこの「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」で、その天龍の“腹一杯のプロレス人生”最高のハッピーエンドを是非感じ取って頂きたいと思います。
今回、キングレコードさんから発売となる「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」、その特別版では特典として天龍のロングインタビュー、本編未収録映像、舞台挨拶映像、オーディオコメンタリーなどの豪華特典に加えて、まさかの「本編完全日本語字幕付き」だそうです(^_^)。
さあ、この「LIVE FOR TODAY-天龍源一郎-」特別版Blu-ray&DVD、これまたまさかの天龍引退試合と同じ日である11月15日に発売決定との事ですので、是非購入しましょう!!

購入はこちらのサイトへ!→http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=45357

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