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初恋、それは時を越えて。久保田紗友&荻原みのり主演「ハローグッバイ」来月公開。

2017-06-20 09:50:41 | 作品レビュー

さて、昨日は菊池健雄監督、久保田紗友&荻原みのり主演「ハローグッバイ」(16)を試写(またも最終)で観て来ました。
これは青春映画の佳作でした。観て良かったと思いましたね。
ある高校が夏を迎えようとする中、クラスで人気者のはづき(荻原みのり)と、クラス委員長ながら教室で孤立している葵(久保田紗友)、2人の女子高生はそれぞれ悩みを抱えていました。
はづきは元彼の子供を妊娠したかも知れないと思い悩み、葵は家にいない両親に対する反発から万引きを繰り返していたのです。
そんなある日の下校時、偶然一緒になった葵とはづきは階段で転んでいるおばあちゃん(もたいまさこ)を助けます。
認知症が進行しているおばあちゃんが懐かしそうに口ずさむ歌と大事そうに手にする手紙。
それがおばあちゃんがかつての初恋の人に渡したかった手紙だと知った葵とはづきは、その手紙をおばあちゃんと一緒に初恋の人に届けにいこうと決意します。
しかし普段から距離を置いていた葵とはづきは、同級生たちのはづきの妊娠に対する好奇の視線や、葵の万引きを知った雑貨店の店長からの追跡などの動揺から激しく衝突し、さらにお互いの秘密を知ってしまった2人はその場で罵倒し合い、傷つけ合うのでした・・・。
そんな2人もはづきが妊娠していない事が判り、それを葵が優しく支えた事で仲直りすると、おばあちゃんが子供たちに施設に入れられそうになっている事を知り、今度こそおばあちゃんの初恋の人を探そうとおばあちゃんの許を訪れます。
ところがそんな葵とはづきを待っていたのはおばあちゃんの切ない過去を知る旧友と、おばあちゃんの初恋の人の悲しい近況でした。
そして2人は唯一おばあちゃんの手紙を受け取る資格がある男性と奇跡の対面を果たすと、その男性からおばあちゃんが口ずさむ歌の意味と大切な手紙の中身を知る事となるのでした・・・。果たしておばあちゃんのその余りにも悲しくも美しい真実とは・・・!?

主演の2人の繊細でピュアな佇まいが素晴らしいのと同時に、菊池監督の平凡で、それでいて時に残酷な女子高生たちの高校生活を通して、友情とは、友達とは、そして目の前の困難を乗り越える勇気とは、といった思春期に誰もが経験する青春と言う名の試練を淡々とそれでいて2人の主人公を優しく包み込むような演出は見事でした。
私も、そして試写場の観客も、その映画のクライマックスでは思わず溢れ出る感動の涙が止まりませんでした。
この「ハローグッバイ」は7月15日から、渋谷はユーロスペースにて公開となりますので是非!!

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