さよならはダンスのあとに。

とてつもなく長く考えてみたりしました。

言われちゃったなあとか。
どうしてとか。
でもとか。
ぐるぐる頭の中が回っていて結局言葉が見つかっていません。

今まであたたかい人たちに守られてきたんだってことだけはわかってます。
だから余計にかなしい。
外村は器用じゃないのでまたこんどの時もこのページのままだと思います。
違うかもしれないけれど。
そしてもちょっとたくさんのお話の登場人物にしてみようと思います。
最後まで外村のわがままです。
心臓をえぐるような言葉はぶつけないでください。


しばらくさよなら。
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カナリア。

「時間だ、」

「…」

「…外村、」

「…気をつけて…ね」

「ああ、」

「必ず帰って来るって…約束して」

「…」

「…」

「お前には幸せになって欲しい」

「…」

「だから、俺を待つのは…」

「待ってる」

「…」

「私が幸せになれるのは跡部がいるから」

「…」

「…」

「…そう、かもな、」




明日の事なんて神様にさえわからない。だから私と跡部は言葉にする事しか出来ない。震える声を誤魔化すように掌に力を込めて。風に揺らぐ髪に涙を隠して。

そして、青い瞳にキスをする。

彼に神の御加護を。
私の全てを彼に。












カナリア聴いていたらかなしくなった。

はじまりの感情は恋ではなかった。

拍手にメッセージありがとうございます。

ラビリンス。

奈央さん＞ありがとうございます。

限りなく続く世界で君を。

「…何さっきから窓の外真剣に見とう？」

「ん、」

「土の上に残ってる雪見て何か想像したんじゃろ」

「っ…」

「チョコレートシフォンケーキ」

「何で分かるの!?」

「さて、何でかな」






仁王ちゃんは鋭いから電車から見た造成地の茶色い土に積もった雪がパウダースノーに見えてそれがシフォンケーキに見える外村の気持ちなんかお見通しですよね。