前回の成功に気をよくして、今回、普通の山食1斤パンをSOB-14で焼成した。
SOB-14の中で焼成されていくパンを見て、焼いて、味わって、ふと、思ったことがある。
昭和の遺物のような簡素なオーブンで焼く簡素なパン。1斤というのも何だかわびしい。でも、焼き上がりの香りと焼きあがって少したった一番いい状態で、ふんわりとした食感を味わうと、それは簡素とはほど遠い複雑なものを感じる。単純さの中に存在する一種の「わび」「さび」。これって粋?
熊「なんでぃ、オーブンって言うから見に来て来てやったが、こりゃおもちゃじゃねぇか。ままごとしに来たんじゃねえぞ」
八「まあ、熊さん、とりあえず、一切れ、いってみな」
熊「ううう、、悲しいねぇ、うまいねぇ、昔、うちの専属料理人が石釜で焼いたパンを思い出すねぇ」
八「えっ、熊さん、いいところのお坊ちゃんだったんかい?」
熊「いや、何、それだけ、うめえってことよ」
結論:SOB-14は江戸っ子のオーブンだと思う。
スーパーキング 250g
水 160ml
砂糖 13g
全粉乳 10g
塩 3.5g
イースト 4g
バター 15g
バター以外の材料をキッチンエイドに入れてこねる。ある程度混ざったらバター投入。こねて一次発酵。パンチ、ベンチタイム後、ローフ形に成形。二次発酵後、焼成SOB-14 180度20分 160度10分。
SOB-14の中で焼成されていくパンを見て、焼いて、味わって、ふと、思ったことがある。
昭和の遺物のような簡素なオーブンで焼く簡素なパン。1斤というのも何だかわびしい。でも、焼き上がりの香りと焼きあがって少したった一番いい状態で、ふんわりとした食感を味わうと、それは簡素とはほど遠い複雑なものを感じる。単純さの中に存在する一種の「わび」「さび」。これって粋?
熊「なんでぃ、オーブンって言うから見に来て来てやったが、こりゃおもちゃじゃねぇか。ままごとしに来たんじゃねえぞ」
八「まあ、熊さん、とりあえず、一切れ、いってみな」
熊「ううう、、悲しいねぇ、うまいねぇ、昔、うちの専属料理人が石釜で焼いたパンを思い出すねぇ」
八「えっ、熊さん、いいところのお坊ちゃんだったんかい?」
熊「いや、何、それだけ、うめえってことよ」
結論:SOB-14は江戸っ子のオーブンだと思う。
スーパーキング 250g
水 160ml
砂糖 13g
全粉乳 10g
塩 3.5g
イースト 4g
バター 15g
バター以外の材料をキッチンエイドに入れてこねる。ある程度混ざったらバター投入。こねて一次発酵。パンチ、ベンチタイム後、ローフ形に成形。二次発酵後、焼成SOB-14 180度20分 160度10分。
私は心からイギリス、別居時代の、あのアパートの、SOB-14の4倍サイズの、あの備え付け電機オーブンを懐かしむ。あれが、すごく欲しい。
熊さんと八さんの素敵な会話が心に染みちゃいました。ううう、悲しいねえ、美味いねえ、、!
私のN.Y.の友人宅にはオーブンがない(泣)。
お前それでも外人(?)かよ!?って云いたいくらいなんですけど、今回の滞在でコンセントが日本と同じ物に変わっていたことをあらためて確認致しましたので、次回、行く時はSOB-14の新品を、お土産に持っていくことを心に決めた私です。、、私しか使わないんですけど、、しかし、、、anyway,,,.
ヤマダ電機さん、在庫よろしく。
SOB-14という選択はいいと思いますが、電圧大丈夫ですか?アメリカは110V程度だったと思うのでヒーターいかれてしまうかもしれません。以前、日本からアメリカに炊飯器を持っていったのですが、1年ほどで故障してしまいました。
日本だとレンジ機能なしの電気オーブンはSOB-14と東芝1機種ぐらいしかないようですが、アメリカにはトースターオーブンという家電ジャンルがあってかなりいい機種もあるので現地で調達されたほうがいいかもしれません。
電圧。
デジタルカメラの充電をしたら自宅では半日とか丸一日かかるのに、New Yorkではあっという間に出来てしまったのです。アメリカ恐るべし!!!と、思いましたが、そうですか、問題は電圧でしたか、、、。
SOB-14は、かなりいいバーゲンだと思っていましたが、そうですか、アメリカにはもっといいものがあるのですね!? わ~い!!!
鶏の丸焼き用に刺してクルクルまわすの(Rotisserie)がついてたりするのが普通に売っているようでうらやましい限りです。
orthoさんは、いろんな小麦粉を試されてるので、美味しい粉をご存知だと思うんです。
25kg袋の大人買いをしてみたいのですが、いきなりの25kgはヒンシュクものでしょうか? 美味しいフランスパンを食べたときなど、「この粉を買って自分で作りたいっ(注、フランスパンを焼いた経験はありませんw)」って思うのですが、聞くと「日清製粉と特別契約で作ってもらっている粉です」とか言われ、その粉自体は売ってなかったりするのです。
強力粉も、薄力粉も買いたいのです。 小麦粉は、一般にスーパーに売ってる粉しか買ったことがないのですが、パンやケーキを焼くのに、orthoさんが「これはオススメ」という粉を教えていただけませんか? と言っても、焼くものによって違うのでしょうねぇ・・・
元農水省の大臣だった方が、この前朝日新聞にコメントを出しておられました。「日本の小麦粉は、パンにもうどんにも向いてないことは、はっきり分かっているんです」だそうですよ。 大臣をやめられたからこそ本音で語られたのでしょうが、仮にも大臣を勤められた方が気軽にこういうことを言ってもいいのかなぁ、、、とヒヤヒヤしました。 日本の宣伝部長を務めるべき立場なのに。。。。 あ、関係ない話でした(笑)
さて、おすすめの小麦といわれても難しいですね。ただ、フランスパンのようなハースブレッドを焼かないのでしたら、カナダ産の1CWを中心としたタンパク質が高く、灰分が少なめの粉の方が扱いやすく、白く、よく膨らみます。この系統では1CWそのものか、増粘剤や麦芽を混入したスーパーキングなどがいいかと思います。そこらのパン屋に売っていないパンを焼きたいのならやはり、パン用セモリナ粉のデュエリオですね。
ハースブレッド用の中力粉は色々使いました。フランス産の花象ブリアンスは個性的で結構よかったと思います。ただ、いい粉=簡単に焼ける粉、ではないようです。比較的扱いやすかったのはリスドール、メゾンカイザートラディショナルかな(どちらも日清製粉)。国内産ではウーヴリエ。
私はお菓子をほとんど作らないので薄力粉はあまり使わないのですが、ケーキなどではスーパーヴァイオレットなどタンパク質の少ない粉がいいとは思います。
あまり、参考にならないもしれませんが、、思いついたままに。
orthoさん、ありがとうございます。
どれにしようかしら。フランスパンも焼いてみたいのですが、霧吹きをかけるのって難しそうに思ってしまうのですよ。orthoさんは、フランスパンを焼かれるとき、確か小石を使っておられましたよね? 石を使うと、霧吹きよりもうまく焼けるのでしょうか? 石焼釜みたいにふんわりして。 石を使う場合、どのくらいの大きさで、どれくらいの量あればいいのでしょう? 電子レンジでも使えますよね。
それにしても、小麦も連作が難しいとは。 そういう事情だったのですか。 言葉ってその部分だけ切り取ると、本質がうまく伝わらなかったりするから、難しいですね。 あの大臣も、誤解されてなければいいのですが。
蒸気を発生させる石も重要ですが、それよりもパンの下に敷くピザストーンが重要だとおもっています。デロンギのやつです。
オーブンレンジでもしっかり予熱をすればある程度、クープも開きます。
http://blog.goo.ne.jp/dr_ortho/e/a8ae41842e153762e283e316503643d2
ピザストーンだけでは小さいので隙間を小石でうめています。小石は海岸で昔拾ったものをずっと使っています。だいたいこんな感じで、http://blog.goo.ne.jp/dr_ortho/e/4542a231913ed4abb8e58582b831b950
ご参考になれば
あれ、今検索すると、ピザストーン、廉価ですね。以前調べたときは3000円以上してましたよ。 近くでもこれくらいの値段で売っているかもしれませんね。 調べてみます。
大好きなパン屋さん(青山にもお店があります)のフランスパンもね、本店では石焼釜で焼くからパリッとした中にも、ふんわりとした食感があるんです。なのに、本店以外で焼いたものは、石焼釜ではないから、ガチッと固いのです。 釜が違うと知らなかったとき、昨日焼いたパンか?って思ってました。 だから、ピザストーンとか、石を使うのって、すばらしいアイディアだと思います。
川原の石だけで焼くというのは、無理でしょうね(笑) 石焼き芋用にも、石が欲しいと思っていたんですが、川原で拾うのも、なかなか難しいのですよね。 拾えそうなところには駐車できないようになってたりして。 採石権の問題もあるでしょうし。
それにしても、本当にお詳しいですね。
お忙しい中、いつも親切に教えてくださって、ありがとうございます。
そうでかぁ⇒ そうですか。のタイプミスでした。
なんか、下品な語感で、申し訳ありません(笑)