町医者のブログ

医療情報ほか、気になる話題を考えましょう。

高額医薬品

2016-10-16 02:52:52 | 医療情報
昨今の報道、医療ニュースなどにて。
私は、肝臓の疾患、2年前からはC型慢性肝炎に経口内服薬での治療、当初検査費用など含め12週間の治療で、治療費はハーボニーを用いた治療では約1千万円近く、健康保険、助成金制度にて自己負担は月に1~2万円で95%くらいでウィルスの持続的な排除、実質的な治癒、その後も適切な経過観察を要します。治癒とは考えずこれまでの肝炎がゆっくりと良くなる、これはインターフェロン治療での根拠を元での経過を流用しています。肝生検をする事が少なくなっています。繊維化の戻りは確認が出来ない事も考えられます。
C型慢性肝炎は、ウィルスを95%くらいの確率で持続的ウィルス陰性化を得られます。これで、肝硬変、肝細胞癌の発症が少なくなれば、高くは無い治療と考えます。肝細胞癌になると治療に約100万円、その後療養になります。また、高率に再発して5年生存率は、10%程度です。ウィルスの持続的陰性化が得られ、肝不全、肝細胞癌を発症しなければ、勤労納税者になります。

最近の高額医薬品では、肺癌の治療薬、オプジーボが話題になっております。体重60kgの方で年間約3500万円が発生します。必ずしも効果があるとは限りません。自己負担は高額医療、後期高齢者自己負担分です。開発販売会社的には薬価を下げると、新薬開発に支障をきたします。高額すぎ、継続的に使用する薬剤、処方医や有効性の期待できる症例への処方を規制するなど、国民皆保険制度の維持には必要でしょう。
C型慢性肝炎の治療薬の12週間の高額治療とは、異なるものです。
ちなみに、高血圧、高脂血症の治療では内服で維持です。現状では治りません。

C型慢性肝炎の、診断、治療は受診にて相談下さい。
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