童話と絵本の会

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童話と絵本の会 2016.02.12 わらった おうじょ

2016-02-12 23:22:51 | ワ行の絵本
2016年2月12日(金)曇り5.5℃ 65%RH am7:35
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_わらった おうじょ 
__ロシアの昔話 文 井口文秀 絵 坂本健三郎 久米宏一 
__1967 研秀出版株式会社 
__御器所教会蔵書

ある くにに、いちども わらった ことの ない おうじょが いました。
おうさまは、「おうじょを わらわせた ものに おうじょを
およめに あげよう。」と いう おふれを だしました。

この くにの ある むらに、はたらきものの げなんが いました。
ある ひ、げなんは、ごほうびの きんかを 一まいだけ もらいました。
ところが、げなんは その きんかを いどの なかに おとして しまいました。
「ぼくの はたらきが たりないので ばちが あたったのだ。」
げなんは、そう おもって、ますます はたらきました。

それから 一ねん たちました。
げなんは、ごほうびに、また 一まい きんかを もらいました。
でも、こんども また、きんかを いどに おとして しまったのです。
「ああ、まだまだ ぼくの はたらきが たりないのだ。」
げなんは、また せっせと はたらきました。
げなんが よく はたらくので、
「うちの げなんは はたらきものだ。
おかげで、おいしい ものが たべられるし、
うちの なかは、いつも きれいだ。」
と、 しゅじんは おおよろこび。

また、一ねん たちました。
「よく はたらいて くれた ごほうびに、きんかを ほしいだけ あげよう。」
と、しゅじんが いいました。
げなんは たった 一まいだけ もらいました。
いどに みずを のみに いくと、
きんかが 二まい、みずに ういて います。
「ああ、これは、かみさまが ごほうびに くださったに ちがいない。」
げなんは その おかねで、たびに でかける ことに しました。
 
のはらで ねずみに あいました。
「きんかを 一まい くださいな。」
げなんは ねずみに きんかを やりました。
もりで かぶとむしに あいました。
「きんかを 一まいくださいな。」
かぶとむしにも きんかを やりました。
「きんかを 一まい くださいな。」
いけで なまずが いいました。
げなんは きんかを やって いちもんなしに なって しまいました。

げなんは まちに つきました。 まちは、とても にぎやかです。
めの まえに、りっぱな きゅうでんが たって いました。
きゅうでんの まどから、あの わらわない おうじょが、
げなんを じっと みつめて います。
げなんは あまり びっくりしたので、
きぜつして たおれて しまいました。

すると、どこからか、ねずみと かぶとむしと なまずが やって きました。
ねずみが、 げなんの ふくの どろを おとしました。
かぶとむしは、くつを みがきました。
なまずは、 はなの したを くすぐりました。
「おほほほほ、 まあ なんて おもしろいんでしょう。」
おうじょは おもわず わらって しまいました。

おうさまは おおよろこび。
「おうじょが わらったぞ。
おうじょを わらわせたのは だれじゃ。」
おうさまに もらった ふくを きると、げなんは、
りっぱな わかものに なりました。
げなんと おうじょいは、めでたく けっこんして、
ねずみと かぶとむしと なまずと、なかよく しあわせに くらしました。
の絵が好きです。

御器所教会  ここをクリックすると、きよらかなパイプオルガンの音とともに、キレイなホームページが開きます。
ぜひご訪問ください。

   
御来訪ありがとうございます。
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