童話と絵本の会

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童話と絵本の会 2017.09.21 ぴょんぴょんとびの きょじんじいさん(1~2完)

2017-09-21 20:27:50 | ハ行の絵本
2017年 9月 21日(木)曇り 19.5℃ 75%RH am7:50
童話と絵本の会の準備をしています。 お気に入りの童話や絵本があれば教えてください。

今日の絵本
_ぴんぴょんとびの きょじんじいさん(スウェーデン) (1~2完)
__北欧のむかし話 文 谷川慧子 絵 山中冬児 清水美智子 油野誠一 池田浩彰 
__1967 研秀出版株式会社 
__御器所教会蔵書 

むかし かねもちの おひゃくしょうと
びんぼうな おひゃくしょうが、ひろい ぼくじょうを、
いっしょに つかって いました。
ある ひ、かねもちの おひゃくしょうが いいました。
「くさかりきょうそうを して、かった ほうが、この
ぼくじょうを、ぜんぶ、もらう ことに しよう。」

かねもちの おひゃくしょうは、おかねを つかって、
くさを かる ひとを、おおぜい あつめはじめました。
「このぼくじょうを とられて しまったら、うしに たべさせる ものが、
なくなって しまう。どう したら、いいだろう。」
すると その、とき、ひとりの おおおとこが、ぴょんと あらわれました。
「そんなに かなしまなくて いいよ。くさかりが はじまったら、
三ど つづけて、 『ぴょんぴょんとびの きょじんじいさん』
と、よびなさい。わしが たすけに きて あげよう。」

くさかりきょうそうが はじまりました。
かねもちに やとわれた、おおぜいの くさかりたちが、
どんどん くさを かりながら、すすんで きます。
びんぼうな おひゃくしょうは、たった ひとりです。
いくら がんばっても、まけて しまいます。
その とき、おおおとこの ことを おもいだしました。
「ぴょんぴょんとびの きょじんじいさん。」
と、おおごえで よんで みました。
でも、おおおとこは きて くれません。
もう いちど よびました。 やっぱり だめです。
みんなは くさを かるのを やめて、わらいごげました。
びんぼうな おひゃくしょうは、なきそうに なって、
三どめに さけびました。
「ぴょんぴよんとびの きょじんじいさん。」

すると、どうでしょう。きょじんじいさんが、
おおきな かまを もって あらわれた のです。
ざくり。ざくり。ざくり。ざくり。
もう、ぼくじょうの はんぶんは、かれました。
おかねもちの おひゃくしょうは、かんかんに おこって、
きょじんの あしを けとばしました。 さあ、たいへん。
けとばした あしが、ぺたりと くっついて しまったのです。
きょじんじいさんは、くさを かって しまうと、
かねもちの おひゃくしょうを ぶらさげたまま、
ぴょん ぴょん とんで いって しまいました。
こうして、ひろい ぼくじょうは、ぜんぶ、
びんぼうな おひゃくしょうの ものに
なったと いう ことです。
 
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ぜひご訪問ください。

   
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