京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

アローイ 三より

2017-05-19 08:15:51 | 日記
 アローイ
           金澤 ひろあき
  三
夕食後、EDFスタッフの大野さんという女性から、明日以降ホームステイする所の説明がありました。EDFとは、タイ島北地方に奨学金を支援している団体で、今回のホームステイ行事も支えています。タイの東北部をコラートといい、今回はバンコク寄りのダークントット郡という所にあるバーンタンタンチャナ学校を訪問しました。この学校は、保育園から中学校3年生まで学んでいます。生徒は156名。小さな学校ですね。水不足の地域で、それが貧しさの原因になっています。水の使用も控えめにと言われます。ただし、(これはバンコクでもそうですが)「生水は絶対に飲まないように」と強調されます。「ペットボトルに飲み水を支給するので、歯磨きもそれを使ってほしい」と言われます。トイレの使い方ですが、日本と違い、入り口に向かってまたいでくださいとのこと。日本と逆の感覚だね。使用後は、横の小さなカメから水をくんで流すんです。紙はいっしょに流さず、便器の前の箱なり、ビニールなりに入れるとのこと。流すと詰まるらしいんです。同時にトイレは水浴場にもなっていて、シャワー。お風呂はありません。
 日本人一同、声が無くなる感覚が伝わりましたね。
 夕食後、バンコクのコンビニで、シンハービールとともに、「緑茶」と書いたお茶を買いました。飲んでみると、砂糖が入ってます。強烈に!ホテルで同室のI先生は、タイの学校での交流会で披露するソーラン節の練習打ち合わせで忙しそうにされています。私はいつのまにか寝てしまいました。
  四
 8月2日、今日も雨。いよいよダークントットに向かいます。途中通訳のサックさんから、タイの国の歴史の話。
 タイも日本で言えば明治の頃から、近代化を図っています。東南アジアで唯一植民地にならなかった国です。古い名はチャム(シャム)をタイに変えていきました。タイとは「独立国」の意味だそうな。これを語る時のサックさんの顔は誇らしげです。ラーマ5世という王様が、近代的な学校を作り、女性の教育制度も始め、軍を近代化し、西洋の服も導入したそうです。ラーマ5世の本名は、チュラロンコーン。バンコクの国立大学に名前をとどめています。ラーマ5世の父がラーマ4世で、『王様と私』の王様のモデル。ただ、『王様と私』は、イギリス人アンナ先生の創作が多分に入っていて、事実とは違っている。当時の王は神聖で、ほとんど臣下の前に姿を現さない。アンナ先生も「英語を教えるだけ」だったそうな。有名な「シャル ウイ ダンス」と言って、王様とアンナ先生がダンスをするあのシーンも作り話だったんですね。タイでは『王様と私』は上映禁止だそうです。その意味では日本を題材にしたオペラ「ミカド」と似ているような気もしますね。「ミカド」は上映禁止じゃないですが、日本ではほとんど上演されません。
 途中、休憩ということで、道路ぞいの店をやっているところに寄りました。ライチや竜眼、仏頭のような果物を売っています。スルメも売っています。タイにもスルメがあるんですね。感心してM先生が買ってますよ。ビールのおつまみにする気ですね。
 ゆで卵がありますが、これはベトナムのゆで卵料理と同じで、ヒナになりかけのものもあるというんで、買いませんでした。東南アジアの人は、ヒナ料理、おいしそうに食べているんですが、私はとても……。
 世界中、どこへ行ってもあるのがコカコーラ。タイでは20バーツでした。(約60円也。)


追記 読者動向
 長期にわたる会費納入を拒否されていました葛城裸時君が、2017年5月をもって本会を退会されました。
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