京都童心の会

ほっこりあそぼ 京都洛西の俳句の会
代表 金澤 ひろあき
俳句 冠句 自由律 詩 エッセイなど同好の人たちと交流

明を啓く記

2017-06-15 08:16:06 | 日記
明を啓く記   京都句会の記
          金澤 ひろあき
 7月も末になると、京都は暑いもんです。31日は愛宕千日詣り。この日、愛宕山に登ると、一生火事に遭わないと言われて、多くの人が詣ります。しかし、一年を通じ、一番暑い時かもしれません。昼は少しの距離でも歩く気が起こりません。夕方、少し涼しくなった時、古い町並の中などを歩くのは、それなりに良いもんですが。
  うすもの                   
  羅や風をまとっている微笑       金澤 ひろあき
 こういう方といっしょに、冷たい物など飲むと心地良いでしょうね。そういや、最近、冷酒やビールの量が増えましたよ。
  百日紅句会の道に会釈あり       小川 数夫
 百日紅(さるすべり)、暑い時に元気に、赤や白の花をつけていますね。ところで、百日紅って、くすぐると笑うって知ってますか。今度、一回やってごらんなさい。枝から花が、会釈するように動くんですね。その動きをとらえたこの句、心憎いばかりにうまい!花や枝の揺れを「会釈」って表現したところが、言い得て妙。
  愛宕山リニューアルした如梅雨晴れ間  内薗 日出杜
 雨から晴れへ移り変わった時の山、特に愛宕山は高い山で、よく見えます。その鮮やかな色あいも、みずみずしさを「リニューアル」と表現したのがいいですね。ただ、「した如」がかえって表現があいまい化する。
  愛宕山リニューアルして梅雨晴れ間
と、ストレートに書くのが良いのではないでしょうか。
  あの人も第一線をしりぞけり      吉川 つや
 「あの人も」という中に、「私も」という思いが強く出ているのでしょう。長年やってきたお店を閉められた。その思いが出るんですね。毎日毎日やってきた事、やっている事、それが人生で大きな意味をもつ。その大事な事を終えたさびしさと、やるこてゃ全てやったという充足感とがあるような気がします。

 2006年の懐かしい記録です。吉川さんも内薗君も故人です。
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