どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

現代の艦艇の脆さ

2017年06月19日 19時38分00秒 | 話題
コンテナ船との衝突で、無残に潰れた船体が非常に印象的です。

記事にも見出しで「軍艦でも弱い『脇腹』」とあり、世間的にも民間の船よりも被害が大きいイージス艦に注目が集まっているようです。

以前、誰かに聞いたか、何かで読んだか...今の艦艇は、昔のもの(例えば第二次世界大戦か、それ以前)と比べると、装甲は圧倒的に薄くなり、ペラペラなんだそうです。

明治の日清・日露戦争の頃まで遡ると、「衝角」という船体ごと相手にぶつけて破壊するという造りになってたり...。

レーダーやイージスシステムに加えて、速射砲やCIWSの装備で防御されているので、装甲を厚くして重くなるよりも、軽量小型化を優先にしているということで。

なるほどねぇ...と思いましたが、はからずも今回の事故でそれが証明されてしまったという。

行方不明になっていた乗組員はすべて潰れた部分にいたようで...なにが起きたかわからないまま...だったんでしょうね...。

<追記>
先ほど見たTVニュースで、コンテナ船の船首部分の映像が...。

港で積み荷をおろし、喫水線から下の部分が露出してますが...かなり突き出ていますね...。

このバルバスバウという構造が「衝角」の役割になっちゃってたんですねぇ。