虎(黄にゃんこ)と馬と猫

競馬とタイガースと時たまねこのお話

フィギュア・スケートの年齢制限~浅田真央続き

2005-12-19 20:06:56 | Weblog
[ちびた]

やはり、この問題は反響が大きいようで、うちのような弱小ブログにも続々とトラックバックがされてくる。
その中で、こちらのブログを読んで書き漏らしに気がついた。
SEABLOGスポーツ

日本スケート連盟が特例申し立てをしない「理由」である。
「浅田真央は次の次の五輪のための強化選手で、トリノのために強化してきた選手のモチベーションが云々」
ただの、事なかれ主義である。

普通の家庭で、「今回はお姉ちゃんに譲ってあげて」と親が言うこともあるだろう。それだって、子供の短い人生にとっては、大事件である。
それが、実力が問われるはずのスポーツの世界で聞かれるセリフとは!?

「特別扱い」というのは、実力が劣るとか、あらかじめ規定されていたポイントに届いていないのに、枠にねじ込むようなことを言うのであって、力のあるものを排除する時に言う言葉ではない。
乗馬の選手が、仲裁機関に異議申し立てしたことがあったが、あれも事前の規定からするとおかしいのではないか? 「選考基準が正しく適用されていないのではないか?」という論旨であったはずだ。
新聞に載っていた代表選考ポイントでも堂々のトップ。それも最近2試合でトップトップの合計というもので文句のないもの。
女子ゴルフの宮里藍や諸見里しのぶが3試合程度でシード権を確定したことにも負けない偉業だ。(シード権は何十人もいるが、試合数も多いので単純比較は危険)

アスリートとして、今回の安藤や中野や村主たち五輪候補当人たちが、浅田が選ばれたことに抗議するなどと考えているのか?
個人的な嫉妬はともかく、負けておいて文句を言うなど、自らを貶めるような行為を?
選手の名を借りて、言い訳の材料とする協会こそが、選手を馬鹿にし、貶めているとは考えられないのか?

穿って考えるとすれば、どこかの選手の背後の有力者が暗躍……ということもないではないが、いずれにせよ、政治的な思考・問題であって、スポーツの実力主義とはかけ離れた問題。


そもそも「強化選手」とは、「五輪に出してあげるために強化する」のではなく、「五輪で好成績を挙げられるように強化する」というもの。あくまでギブアンドテイク。力及ばず五輪に出られなかった選手が、文句を言う筋合いでないのは当然。
どう考えても協会の物言いは、訳が分からない。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBさせて頂きました (光@マオ猫日記)
2005-12-20 19:51:18
 遅ればせながら、上報告いたします。



 それにしても、エントリー内容とややズレますが、茶虎ネコちゃん、かわいいですね!我が家は雉虎ですが、茶虎もなかなか好きです。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。