おとのえ えのおと

音楽やアートを中心に、日常を綴ります。

イサムノグチとアンパンと

2005-11-06 | 
MOTへチケットを買う手間はなかったのですが結構混んでました。やはり現代アートの中ではわかりやすい方だからでしょう。

さて今回はNYのノグチミュージアムからどどっと来日。目玉はやはり「エナジーウ゛ォイド」、曲面が美しいです。静かでいて力強いパワーを感じます。
香川県文化会館所蔵のブロンズ作品が気に入りました。自分でも型紙作って試してみたい。


そして隣りでやってた企画展東京府美術館展も見てきた。
日本に現代アートの美術館ができてきてからの変遷を当時の出展作品を並べて振り返るもの。
私の興味ある読売アンデパンダンを疑似体験できたのが感激です。赤瀬川原平の本とさし絵でしか知らなかった世界が目の前に広がっているのは感激でした。
原平先生の千円札模写も見ましたよ。あんなのを手書きで描こうと思うのがすごいなと。
アンパン以外のコーナーは割とまともな絵画でしたよ。

でもアンパンは見る価値ありです。アートが一番過激だった時代ですよ。
美術館の自分の展示エリアから飛び出し、紐を伸ばしていって上野駅の線路につないでしまうなんて発想がすごい。
16mmで撮った「DADA'62」というモノクロ動画(10分)もおすすめです。


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1 コメント

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こんにちは (Tak)
2005-11-12 10:07:08
TBありがとうございました。



60、70年代って活気があったのですね。

ある意味今より派手で奇抜です。



絵の具が広がるシーツは踏んできました?

一定期間過ぎると新しいシーツと絵の具に

交換するそうです。初めの一歩が踏みたい!