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あきない世傳 金と銀 三 奔流篇@髙田郁

2017-06-30 16:31:34 | 本(た)
  あきない世傳 金と銀 三 奔流篇@髙田郁 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
大坂天満の呉服商「五鈴屋」の女衆だった幸は、その聡明さを買われ、店主・四代目徳兵衛の後添いに迎えられるものの、夫を不慮の事故で失い、十七歳で寡婦となる。四代目の弟の惣次は「幸を娶ることを条件に、五代目を継ぐ」と宣言。果たして幸は如何なる決断を下し、どのように商いとかかわっていくのか。また、商い戦国時代とも評される困難な時代にあって、五鈴屋はどのような手立てで商いを広げていくのか。奔流に呑み込まれたかのような幸、そして五鈴屋の運命は?大好評シリーズ、待望の第三弾!




シリーズ第二弾、あきない世傳 金と銀 二 早瀬篇の読書感想文はこちら

幸って強いよね。自分のことは自分で決める、人の心に寄りそう、商売のことを一生懸命考えて実現させようとする、わからないことは人に聞いたり考えたりしてわからないままにしない。うん、強い。商い戦国時代の武将になろうって心に秘めているんだから、そりゃ強いか! 惣次が幸に言った求婚の言葉、ぶっきらぼうでも幸に対する愛情があふれている様子、惣次のことを見直しました。惣次と幸は五鈴屋を盛り立てようといい感じだったのに、なんだかえらそうになってきたよ、惣次が。幸は賢いから惣次を立てて後ろに控えているけれど、後半は幸が商売に関することを言うときの惣次の反応が異常すぎる。商売をするうえで情をどこかに置き去りにしてしまった惣次の幸に対する仕打ち、取引相手の江州羽村の人たちに対する仕打ちは信じられないものでした。最後の最後、江州羽村の人たちの意外すぎる提案に驚き、すぐにでも続きが読みたいと思いました。惣次はプライドズタボロだろうけどね。惣次の弟である智蔵が私は好きなんだけど、ちょっとしか出番がなかったけど、智蔵が登場するとほんわかしました。あと、元番頭の治兵衛さん、幸にとってはキーになる人かな。商売のことも人間のことも鋭くお見通し、愛ある人だなと思いました。体がいい方向に向かっていてよかったです。
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