食・飲・読の日記

日々の食べたり読んだりを綴ります♪

恋するハンバーグ 佃はじめ食堂@山口恵以子

2017-06-23 17:04:03 | 本(や)
  恋するハンバーグ 佃はじめ食堂@山口恵以子 

あらすじ(内容紹介)
帝都ホテルで副料理長をしていた孝蔵は妻の一子と、実家のある佃で洋食屋「はじめ食堂」をオープンさせた。無銭飲食の客に親切にしたり、近所に泥棒が入ったり、息子の高が行方不明になったり……と色々事件はありながらも、温かな常連客に囲まれて、今日も「はじめ食堂」は大にぎわい。続々重版した『食堂のおばちゃん』の昭和を描く、最高に美味しくて、人情味あふれる下町の洋食屋物語。巻末に著者のレシピ付き。




この内容紹介を読んで初めてわかりました。「食堂のおばちゃん」という本に登場する一子さんの若い時の物語のようです。「食堂のおばちゃん」から読んだほうがよかったのかな!? 私、こういうのの順番、割と気にしちゃうほうです。が、今さらしょうがないですね。
さて、主人公は男前の孝蔵と美人の一子。美男美女です。が、このふたり、そう、ふたりとも気取ったところがなく人情に厚く、やること言うことが男前でかっこいい! 江戸っ子だからか、しゃべり口調もちゃきちゃきしてる。ちょっときつくも聞こえるけど、読んでいるうちにだんだん慣れてきました。時代は昭和40年代、例えばオリンピックや万博など、実際にあった出来事も描かれているので、わかりやすかったです。映画、3丁目の夕陽を思い出しました。どんな時代でも、人はそれぞれ悩みや問題を抱えています。この物語に出てくる人たちは、素直でお人よし、がんばり屋さんが多いかな。そんな人たちを見守り、アドバイスしたり、実際に行動に起こすことはなかなか難しい。それをこのふたりはやってのけるのです。周りの人のことを普段から思っているからこそできること。そんな夫婦の食堂には、もちろんおいしいごはんも登場します。がぜん洋食が食べたくなりました! 最後のお話で従業員の亮介はある決断をします。意外だったけどがんばってほしいな。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 土鍋味噌@芝安 | トップ | 広島お好み焼@かねます »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ()
2017-06-24 09:18:05
読まれましたね
私は今 食堂のおばちゃん 1の方を読んでます
時系列から言うと
一子さん82歳の話です
色々あって嫁の二三さんと食堂をやってます
順番 この本に限っては大丈夫だと思いますよ
返信する
桜さん♪ (どり)
2017-06-25 08:06:03
おはようございます

桜さんに続けとばかり、読んでみました!
一子さん、82歳になってるんですか!?
驚きーーー

順番が違っても大丈夫と聞いて安心しました。
「食堂のおばちゃん」も読んでみようと思います
返信する

コメントを投稿

本(や)」カテゴリの最新記事