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リカバリーは最後の手段です

2008年09月04日 | パソコンサポート
事務所へ、ノートパソコンが壊れたということで、お客様がいらっしゃいました。

状況を確認すると・・・Windowsのロゴを表示した後に、再起動をずっと繰り返しています。セーフモードでも起動しません。
最初に別のパソコン修理屋さんへ持って行ったら、現象を確認したのちに、リカバリーを勧められたそうです。では中のデータだけでも取り出してからリカバリーして欲しいと頼んだら、このノートパソコンのハードディスクを取り出すのは困難なので、できませんと言われたそうです。
そんなわけで、どらともサポートへの依頼となったそうです。

お客様には、データをできるだけ取り出して、最悪リカバリーすることになることをお伝えしてご了解いただきました。

まず、データの取出しです。物理的にハードディスクが壊れていなければ、CD-ROMからUbuntuLinuxを起動して、Cドライブのデータを取り出すことができます。今回はすべてのファイルを、USBディスクに取り出すことができました。
これでまず一安心です
ちょっと気になったのは、Cドライブの空きが700MBしかなかったことです。

F8キーを押し、「エラー時再起動しない」モードで立ち上げると・・・C000021a unknown Hard Error のメッセージが!
うん?ハードの故障かと思い、ハードディスクとメモリーのチェックを行いましたが、エラーは無し 回復コンソールからCHKDSKを実施しても状況は変わらず。どうもハード的なエラーではないようです。
う~ん、ググってみると、このエラーは、ハード的なエラー(周辺機器)のほかに、サービスパックをアップデートした時にも発生するようです。

そういえば、お客様は、2日間ほどパソコンの電源を入れっぱなしにしていて、気がついた時に電源が切れていて、再度電源を入れたら今回の現象が発生したとおっしゃっていました。

コピーしたUSBディスクの、Windows$NtservicePackUninstall$Spuninst内のspuninst.txtを確認してみると、故障した日にSP3へのアップデートが行われていました。
おそらく、パソコンを入れっぱなしにしていたのでWindowsの自動更新機能で、SP3へアップデートが行われたのだと思います。その時に休止モードになり、ファイルが壊れてしまったか、あるいはCドライブの空きが少なくって、アップデート完了できなかったために、おかしくなったのかもしれません。

ググると回復コンソールから、SP3からSP2へ戻す方法も記載されていましたので、先ほどの batch spuninst.txt を打ち込みました。すると「一致するファイルがありませんでした」というメッセージが大量に表示された後に、今度は「一つのファイルをコピーしました」のメッセージが大量に表示され、暫くしてプロンプト画面に戻りました。
EXITと入力し、再起動してみると・・・Windowsが正常に起動しました
確認してみるとSP2に戻っています。

さらに気になっていた空き容量については、C:14GB D:56GB(ほとんど使用していない)をソフトを使用してC:30GB D:40GBに変更しました。これでCドライブの空き容量の心配は暫くは大丈夫です。

休止モードについては、これが原因かどうかはなんとも言えませんが、無効設定にしました。またWindowsの自動更新については「SP3へのアップデートの更新通知を行わない」設定にしました。
SP2で特に不都合がなければ、無理にSP3にアップデートする必要はないと思います。

以上作業を行い、6時間負荷テストを行ない問題ないことを確認しました。

今回はハードディスクの状態がよく、物理的に壊れていませんでしたので、データも吸い上げられましたし、リカバリーを行わないですみました。

すぐにリカバリーを勧める修理屋さんもありますが、物理的にハードディスクが壊れていなければ、リカバリーしなくても修理できることが多いと考えています。
物理的に壊れていても、できる限りハードディスク内のデータ(ファイル)を取り出してから、ハードディスク交換、リカバリーを行うべきだと思います。

リカバリーは最後の手段です。

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