五行日記

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気功教室の皆様 おつかれさまでした。「春の養生法」2 心の安定を極める 静功法・禅・瞑想  

2016-05-23 09:50:40 | 「漢方と気功で健やかライフ」日吉サークル
5月21日  気功教室 「漢方と気功で健やかライフ」の会 日吉サークルの皆さんお疲れ様でした。今回の気功はいかがでしたでしょうか?
前回は春の季節でもあることですので、気功法の動気功のみでなく、「漢方と気功を学ぶ会」ですから「春の養生法として」

①「陰陽五行説と春は肝の季節の説明」
②「春の食養生のポイント」
③「春のおすすめの薬膳食材」
④「薬膳食材の使い方」
⑤「症状別おすすめの組み合わせ」
をご紹介しました。、
精神的には気持ち「逍遙(しょうよう)のごとく」といって「ゆったり、力まずふらふら散歩するような気持ちでのんびりと力を抜いていることが大切です。とお話をしています。

東洋医学では春の季節は精神的な「情志」にも影響があらわれやすい季節といわれていますので、食養・薬膳・お茶・漢方薬などを利用する方法だけでなく、自分自身へのアプローチとして自分の心・精神を安定させる方法の一部をご紹介したいと思います。

「生命双修」という言葉があります。体と心と共に修することが大切ということです。
今回は、
リラックスすることを極める方法として、気功でいう動く「動功」に対し静まる「静功」についてお話をし、一部を実践していただきました。


 


※静功法  

中脈( 百会と会陰一線でつながる )背骨を伸ばす。百会が宇宙の中心につながり引っ張られ、つるされているというイメージで背骨背筋が伸びる。

男性

手印の形は法界印→ 丹田の前(臍下三本指を重ねたところ)男性 左掌が上、右掌が下に重ね、両親指の先を付ける 女性は逆にする。


※ 一歩座禅功   イマジネーションを広大なスケールでフルに用いる座禅。

※ 軟蘇の法(白隠禅師) 仙薬・軟蘇による心身浄化活性法


雑念のない心の最も安定した状態にする方法。無に至る方法。


※ 止観法門
 系縁止(けいえんし)体の一つの所に集中することで雑念を払う方法。
集中のポイントは「ある」と「ない」の中間の状態、こだわりの無い状態。

1 自分の鼻先に集中することで一切の思い・雑念を捨て去る
①鼻先に集中、
②目は見ていると見ていないの間の状態、
③呼吸を鼻先に感じるようにする。
→時間の経過と共に雑念が鎮まり安定してきます。

2 呼吸しながら鼻先に意識を集中し、その息が一本の線で丹田に通じているというイメージをする。→時間とともに雑念が消えていく。


六妙法門  1段
※数息法呼吸に合わせ数を数えていく。
① ゆっくりと吸う→ゆっくりと吐く時に数字を数えていく
② 雑念が出たら1に戻り、また数えてゆく。
時間とともに雑念が消えてゆく。


※ 意識・認識していることに気づき即座に消し、無の境地を持続させる訓練方法。
① 目を開けまず物を見ます。
② 目を閉じます。そこに見た物を認識していることに気づきます。
③ 認識していることに気づいたので消すことができます。
④ 他の認識が現れても、それに気付くのでそこに集中してまたその意識を消します
それを繰り返し無の状態をできるだけ持続させる練習です。
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