マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

奈良美術行で「快慶展」を観る

2017年05月14日 | 映画・美術・芝居・落語

  奈良での初日、59日(火)は、奈良国立博物館→璉珹寺(れんじょうじ)→興福寺仮講堂と巡った。  
 奈良博では48日~64日で、「特別展 快慶」が開催されていた。ここでは、最終日に行った「京都国立博物館」もそうだが、「東京国立博物館」で購入したパスポートが使用出来て有り難かった。
  運慶と並び称される仏師・快慶の彫刻群を初めて観た。本展では、日本各地から借用し、アメリカからもお出まし願って、快慶の代表的な作品を一堂に集めたとのこと。国宝が7点、重文が50数点という豪華さ。快慶は実に沢山の仏様を造られたものだと驚かされる。(ポスター写真:釈迦如来立像。キンべル美術館)






 1192(建久3)年の後白河院追善の造像に始まり、東大寺再建造像、長谷寺本尊再興などを経て、後年には彼が生涯をかけて追及したと言われる阿弥陀如来立像まで、快慶の足跡が懇切丁寧に説明されている解説文を熟読した。初めて知ることばかりだが、そのなかでも特に、彼自身熱心な阿弥陀信仰者として造仏に臨んでいたことを、なるほどなと感銘しながら読んだ。(写真:地蔵菩薩立像。藤田美術館)











 どの仏様も神々しく仰ぎみるばかりだが、その作品群の中では私には、仏相の像より人間相にちかい像に親しみの様な感じを抱いた。例えば重文「深沙大将立像」(舞鶴・金剛院蔵)。筋肉隆々たる姿が素晴らしい。国宝「僧形八幡神座像」は美しい。
 今まで、快慶には運慶の脇役のようなイメージを抱いていたことが、それは間違いと思い知らされた。その仏像は実に優美で美しい。殊に「釈迦如来像」が米国・キンベル美術館に渡ってしまったことを口惜しく感じながら奈良博を後にした。(写真:国宝 僧形八幡神座像。東大寺)
 



       
深沙大将立像(京都・金剛院蔵) 阿弥陀如来立像(滋賀・
圓常寺


 

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