マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

行政書士試験(その1)

2010年10月28日 | 行政書士奮戦記

 今年度の行政書士試験は11月14日(日)、東京都の場合、東大駒場校舎などの4会場に分かれて実施されます。この試験の試験監督員が公募されましたので応募したところ、2週間ほど前に「チーフ監督員としてお願いすることといたしました」との通知が来て、昨日、渋谷区道玄坂にある「フォーラム8」での打ち合せ会に参加して来ました。
 冒頭、東京都行政書士会の中西会長より受験応募者の状況が報告され、それに因れば、全国での応募者は88652名で昨年より3800人ほど増加し、東京都に限っても応募者が20300名で3080人ほどの増加。増加人数の大半が東京での増加とのことでした。
 行政書士試験は受験資格に一定年齢以上との制限条項はありますが、国籍制限も学歴制限もありません。謂わば誰にでも受けられる試験ですから、受験者数も増加の一途をたどって来ましたが、ある年から減少を見せ始めていました。それが又増加に転じたのは現代の雇用状況の反映と私には思えます。
 試験監督員の委嘱状の交付の後、会場責任者から「試験監督員マニアル」に沿って長時間に及ぶ詳しい説明がなされ、その後質疑応答が。質疑応答も20以上の質問があり、こちらもかなりの時間がかかりました。
 説明で強調されたことは、監督員の最大の仕事は、受験生が快適で公正な試験を受けられるような環境作りと、不正行為を事前に防ぐ為の適切な行動でした。説明を聞くうちに、その任務の重さがじわじわと伝わってきます。
 
 4年前、私は受験生の一員として、緊張感とある種の高揚感を抱きつつ試験会場に足を運びました。今年は立場変わって監督員として試験会場に入ります。受験生であった頃には想像してもいなかった成り行きです。
 都立高校在職中に30年間に渡り入学試験の監督を勤め、又昨年は芝浦工大付属柏中学での監督経験もあり、試験監督には一応慣れている積もりです。その経験からみると行政書士の試験もその流れは基本的には同じものと思いますが、細部はかなり相違し、緊張の度合いはこちらの試験の方が遥かに高く感じられます。それに3時間という長時間の監督、心を引き締めて役目を全うしたいと思うのです。

 


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