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みいちゃんとみいちゃんのパパの日記

Bトレ 特急つばめ を Nゲージ化してみた。

2015年06月13日 | N ゲージ

 収集癖が プラレール アドバンス から、すっかり Nゲージ のミニレイアウト 関連に移行してしまった最近ですが、その中でも、はまっているのが、Bトレイン ショーティー です。

 線路を KATO の ユニトラック コンパクト シリーズ で揃えたので、カーブがきつく(R150~183mm)、走ることができる車両に制限(TOMIX のスーパーミニカーブレール(R103mm)ほどではありませんが)があります。

 そこで、このレールレイアウトにぴったりなのが バンダイ の Bトレイン シリーズです。
 Bトレインは、そのままではディスプレーモデルでNゲージの線路は走らせられないのですが、これを簡単に Nゲージ化して走らせることができる動力ユニットなどが発売されています。 

 

 そして、今回、コレクションに加えたのがこれ「栄光の特急つばめ」。

 国鉄が、第二次世界大戦を挟んで1964年(昭和39年)の東海道新幹線開業まで、東海道本線に運行していた特急「つばめ」は、日本を代表する名門列車だったそうで、乗ったことはなくとも、この名前には聞き覚えがあると思います。

 廃止後、1981年7月25日(下り)・同26日(上り)にリバイバルトレインと称して国鉄が臨時列車として運行したときの、東京ー大阪間で運転された「特急つばめ」を再現したというマニアックなものです。
 牽引機はロイヤルエンジン(お召列車専用)のEF58形61号機、客車は14系客車・座席車にオシ14形食堂車を加えた華やかな編成を再現したものだそうです。

 2両セットが普通のbトレで、最初から6両入りというお得感、ありありなパッケージにツラれてしまいました。

 さて、Nゲージ化ですが、まずは定番のパンタグラフ取り替えを行いました。

 実際のパンタがどのような種類だったかは分かりませんが、上部が「ばってん」になっている形状の写真が残っているので、これに似たPS14型にしました。

 Bトレにとってパンタの交換は必須で、おもちゃっぽいBトレが一挙にスケールモデルっぽくなる、必須アイテムです。

 さて、次に動力化ですが、一般の電車・気動車と違い、Bトレの電気機関車を動力化するのは、ちょっと工夫が要ります。中のシャーシブロックの構造が一般の電車と異なるからです。ディーゼル機関車もそうですが、中が凸型のボディーになっていて、そのままでは、モーター部分が前後のブロック当たって動力ユニットが入りません。そこで、これを削ったり、シャーシブロックを使わずに、接着剤で直接ボディーを組み上げるなど、皆さん苦労して動力化しているようです。

 これを加工なく動力化しようと思えば、KATO の チビ凸用動力ユニット(モーター部分の背が低くなっています)か、バンダイの機関車用動力ユニットを使うしかないのですが、これ固定の2軸台車で、走行性能に難(特にミニカーブ)があると言われています。

KATO 11-103 チビ凸用動力ユニット

KATO 11-103 チビ凸用動力ユニット
価格:1,296円(税込、送料別)

 見た目もちょっと、精悍さに欠けるデザインです。

 そこで、機関車は、KATO の小型車両用台車を組み込んで、4軸ボギー台車のトレーラー(動力を持たない車両)化をして、客車の方に動力を組み込むことにしました。

 これなら、動力ユニットも使いまわしができるので、経済的ですしね。

 機関車 EF58 の床板には、構造上何の役目か分からないのですが、ちょうど良く、他のSHGシャーシと同様な、KATO 小型車両用台車を組み込める穴が開いています。



SHGシャーシのボギー台車用の穴

 このシャーシ、SHGシャーシの前のカプラーケースがシャーシと一体になったHGシャーシと呼ばれるものと形状がよく似ています。電気機関車の場合、HGシャーシと同じ設計の金型から作った、少し形状を変えたシャーシに2軸の車輪を組み合わせて台車を作る構造になっているのかもしれません。そこで、HGシャーシと同じく、本来必要のないボギー台車用の穴が開いているのではないかと思いました。実際HGシャーシの実物は見たことがないので、あくまで推測ですが。

 ただ、このままではアーノルドカプラーのケースが先のでっぱり(シャーシのカプラーポケットの枠)に当たって、自由に首が振れません。

 そこで、これをやすりで削って、平らにすることで解決します(赤丸で囲った部分)。

 

 EF58機関車が自走することを諦めれば、ちょっとした改造で Nゲージ化ができました。
ただし、下の部分のスカート状のものは取り付けられません。

 しかし、このスカート状のもの、Bトレの電気機関車に共通のデザインですが、これが何を表したものかいまいち理解ができません。

 

 実際の車両と比較しても、そんなパネルは存在せず、何をデフォルメした物なのか分かりません。

 
(Wikipediaより

 腰高になって、ちょっと隙間があきますが、4軸ボギー化したほうが、見た目にもいいような感じがします。

 

 結局、今回のNゲージ化の費用

Bトレ本体                                             2,630円

KATO 小型車両用動力ユニット 急行電車1   1,610円

KATO 小型車両用台車     @252円×5=1,260円

パンタグラフ TOMIX PS14型                        432円

                  合計 5,932円

 まあ、普通のNゲージの機関車1台分の値段で、6両編成が組めることになります。


 

 あとは、リアルさを追求するか、可愛さを追求するかという趣味の問題というところでしょうか。

 デフォルメしたBトレも、走らせていると、何かリアルさ出てくるので、不思議です。

 では、走行動画をご覧ください。


 Bトレ、これ、良いですよね。きついカーブを、長い列車が凄くはみ出して不自然に曲がるより、ずっと、リアルに見えます。

 次は、京王れーるランドで仕入れてきた、京王線 9000系 の Nゲージ化を予定しています。


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