みっちゃんがうちに来てから、みっちゃんをひとりにして家を長くあけることはできませんでしたので、相方といっしょの泊りがけの旅行は、まったく行っていませんでした。
二人の予定がうまくあったので、15年ぶりに泊りがけの温泉ドライブに出かけました。
みっちゃんは一緒に乗っていったのか、お家でお留守番していたのか、どうだったのでしょうか。
目的地は、兼ねがね行きたかった群馬県安中(長野県軽井沢でもある)の碓氷峠です。なんたって、鉄道おたくの聖地「碓氷鉄道文化むら」があるんです。更に、2014年に世界文化遺産に登録された「富岡製糸場」も見てきます。
(三芳PAで休憩 さすが平日空いています)
12日は、暑いくらいの天気でした。初めの予定では、移動に時間がかかる初日に富岡製糸場に行く予定でしたが、13日が大雨との予報だったので、1日目は屋外施設の多い「碓氷鉄道文化むら」を目指します。
まずは、横川の「おぎのやドライブイン」で腹ごしらえ。
もちろん、「峠の釜めし」です。
いろいろ他のメニューもあるのですが、周りもみんな「峠の釜めし」食べていました。
懐かしいですものね。ちゃんと昔の味でした。
さて、いよいよ、「碓氷鉄道文化むら」です。
がらがらです。
189系「あさま」が迎えてくれます。
その後ろは、おっと、ヨ3500です。中の居住性がいいのにはびっくりしました(達磨ストーブ付)。
これって、アッシュピット(蒸気機関車の灰落とし溝)ですよね。
そして、峠のシェルパ「EF63(ロクサン)」とご対面です。
ご存じ、碓氷峠専用の補助機関車として特化して開発された機関車です。
いろいろな形式の車両と連結するためのジャンパ連結器がかっこいいです。
運転席はすごく狭くて、乗り込むのも大変な感じでした。
当時の機関区の建物がそのまま展示スペースとされているので、専門用語の書かれた黒板がマニアック。
ヘッドマークもあります。
アプト式のED42が動態保存されています。屋内展示なのできれいです。
次は、旧機関区の社屋をそのまま利用した展示室で、HOゲージとNゲージのジオラマレイアウトを見学。
自動運転の481系と
500系新幹線「のぞみ」を走らせました。因みに1回100円。
ここまでで、結構展示物を見たような気がしたんですが、これからが「碓氷鉄道文化むら」の真骨頂。屋外展示スペースに進んでいきます。
いや~っ!!EF58(ゴハチ)です。
流線形の車体がかっこいいです。
172号機はラストナンバーではないでしょうか。
特急「はと」「つばめ」「お召列車」をけん引した、由緒ある車体だそうです。
運転席は例にもれず、きつきつでした。
EF30
直流電化区間である関門トンネルと交流電化区間の門司駅を直通可能で、関門トンネル内の22‰勾配において重連で1,200t貨物列車の牽引が可能な交直流電気機関車として開発された、世界初の量産交直流電気機関車だそうです。
塩害対策仕様のステンレス車体が古さを感じさせません。
食堂車って、こんなに質素だったのでしょうか。
EF70
デッキが豪華なEF53と
アプト式をやめて、先行試作車として投入されたEF63の1号機
まだ、ぶどう色2号で塗られています。
オハユニ61
「オ」(重量32.5t以上37.5t未満)「ハ」(普通車)「ユ」郵便車、「ニ」荷物車という変わり者
オハニ61は、Nゲージで持ってますね。
EF15 1947年(昭和22年)から貨物列車牽引用として使用
おなじみのEF65 この間Nゲージで買ってしまいました。
除雪用ディーゼル機関車 DD53 と、操重車(クレーン車) ソ300
その向こうのDD51 1号機を見ようと思ったら、アプト君の乗車時間になってしまいました。残念。
残念ながら、蒸気機関車「グリーンブリーズ」号は運行しておらず(平日だからかな?)ディーゼル車アプト君に乗りました。
貸し切り状態でした。
園内を外側から眺められます。
またがって乗るミニSLも勧められたのですが、恥ずかしいので、ご辞退申し上げ、ここで、「碓氷鉄道文化むら」とはお別れして、碓氷湖に向かいました。
坂本ダム。ダムカードでもと思たんですが、無人でした。
碓氷湖1周1kmの周遊歩道を20分ほどかけて散策しました。
そして、本日のメインイベント(「鉄道文化むら」じゃなかったんかい!!)、めがね橋(碓氷第三橋梁)へ向かいます。
素晴らしい遺構です。
上は、「アプトの道」という信越本線の廃線敷を利用した、横川駅~熊ノ平駅の間の遊歩道が整備されています。
暗いトンネルもコースになっています。
次に来るときは、歩いてみたいと思います。
ということで、今日1日の予定は終了で旅館へと向かいました。
つづく