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ペンは剣よりも強しの名言を具現化した小説「 不如帰 」

2017年06月21日 23時48分48秒 | 歴史上の人物

TOP画像:黒田清輝「 不如帰口絵 」国立国会図書館
デジタルコレクションから転載( 保護期間満了 )

あまりにも哀れな犠牲者「 大山捨松 」氏

 YAHOO!急上昇キーワードで、ここ何日か上位に表示されていた
不如帰 徳冨蘆花 」。( ほととぎす:とくとみろか )

不如帰(ほととぎす)/ 土取利行(唄・演奏)

このネタでトレンドブログを早速したためたが、
この記事選定は遅きに失して、全然アクセスが集まらなかった~。(^_^;)

それはそうと、この記事を作成していて思ったのは
ペンは剣よりも強し 」という名言がイギリスに有るのだが、
これを地で行く悲惨な出来事を具現化した小説が
作家で小説家、徳冨蘆花氏の「 不如帰 」なのであった。

Hototogisu first edition cover cropped.jpg
By 不明 - http://www.sosui.net/hototogisu/kaisetu.htm, パブリック・ドメイン, Link

まず、「 ペンは剣よりも強し 」の言葉を残した
エドワード・ブルワー=リットン氏。↓

Edward bulwer-lytton.jpg
パブリック・ドメイン, Link

この名言の意味する所は以下に引用させて頂く。

( 以下「 Wikipedia 」から引用 )↓

「 独立した報道機関などの思考・言論・著述・情報の
伝達は、直接的な暴力よりも人々に影響力がある 」

( 引用ココまで )↑

つまりこれは、インターネット・メディアでも言える事なのだが
ペンで書き記した出版物は戦闘、軍事の武器で有る剣よりも強い
影響力 」を世の中に与える事が出来る、という意味。

決して悪意は無いものの、これを具現化してしまったのが、
「 小説不如帰 」であり、この物語の仲で事実無根の悪人に
仕立て上げられ、その影響をモロに受けた被害者が
陸軍大将( 元帥 )大山巌氏の後妻、
大山捨松 」氏だったので有る。↓

Sutematsu Oyama later years.jpg
By 不明 - http://vcencyclopedia.vassar.edu/index.php/Princess_Oyama, パブリック・ドメイン, Link

 ざっくりと、あらましをご説明させて頂くと、
明治31年に小説家の「 徳冨蘆花 」氏に拠って
國民新聞に掲載、上梓された小説「 不如帰 」は
フィクションで有りながらも実在の人物を
モデルに、していた作品だと言われる。

Tokutomi Roka.jpg
By http://www.minamatacity.jp/jp/ijin/ijin.htm Minamata city's cite, パブリック・ドメイン, Link

ざっくり説明させて頂くと、不如帰の中で登場人物となる
浪子の継母 」のモデルが大山捨松氏だった。

 その継母はシンデレラの母のように意地悪な
人物設定で、肺結核を患い嫁ぎ先から追い返されてきた
浪子 」を疎ましく思い、邪険に扱って離れに住まわせ
浪子は結婚相手の事を慕いつつも死んでゆく、という
悲劇のストーリー仕立て。

ちなみに登場人物の悲劇にヒロイン浪子のモデルが
大山巌陸軍大将の先妻との間に生まれた長女
大山信子 」氏であったと言われている。

http://bit.ly/2sYNvuZ

 徳冨蘆花氏に拠って描かれた小説に拠って
事実無根の悪人に仕立て上げられた大山捨松氏は、
あらぬ誹謗中傷の的に、されて不幸を味わった。

誤解の無きように、ここで真実を申し述べるが
大山氏の長女、信子氏が嫁ぎ先で肺結核に羅患して
離婚させられたのは本当らしいが実際の捨松氏は、
そんな信子氏を優しくいたわり、看病するなどして
愛情を注いだのだとか。

 ちなみに、この話しを知った捨松氏の友人
津田梅子 」氏は病気を理由に離婚を迫った信子氏の
嫁ぎ先の三島家に直接、抗議に行ったとされる。↓

Tsuda Umeko.gif
パブリック・ドメイン, Link

蘆花氏は悪意は無かったものの、なぜ小説の中では
捨松氏のモデルとなった継母を悪役に仕立て上げたのであろうか?

( 以下「 ウィキペディア 」から引用 )↓

「『 不如歸 』の小說は姑と繼母を惡者にしなければ、
人の淚をそゝることが出來ぬから誇張して書いてある 」

( 引用ココまで )↑

この事はトレンドブログでも綴ったが、
ネットで例えるなれば要はアクセスを集めて
売り上げを伸ばすための戦略なのである。

だが、コレは作家や出版社のみの責任では無い。

小説で有ることを知りながら勝手な勘違いをして
モデルとなった人物、捨松氏に誹謗中傷の手紙を送りつけた
浅はかな民衆にも責任はある。

結局それから19年後、捨松氏が晩年になって亡くなる間際に
ようやく、公に蘆花氏は謝罪したのだという。

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今日の締めの和歌を読む♪【 短歌57577 】

「 ほととぎす
小説ながら
悪者に
被害食らった
捨松夫人 」

※ 「 しょ 」「 っ 」で一拍【 1文字 】

不如帰 (岩波文庫)
クリエーター情報なし
岩波書店

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