WICKED

「WICKED」木曜のマチネで観てきました～
今年の初め頃製作発表が発表され興味を持ち、
即CD購入してまんまと素晴らしい歌曲にハマってしまい、
四季の会先行予約日初日に電話とネットのWで粘りに粘ってチケットをゲット‥！！！
もう本当にこの日が楽しみで仕方がありませんでした！！

四季劇場海は初♪思ってたよりも舞台と席が近く感じてビックリ！
さすが専用劇場です
ただ、１Fの後ろの席だったのでドラゴンが見えず‥
開演前にどうしても見たくて前の方に行ってじーっとみちゃいました（笑
でかい！でかいよドラゴン！！！動いてるところ見たかったなぁ‥
オケピも覗いてみたら、シンセサイザーにPC繋げてて驚き！
なるほど、そうやって音を出すのか‥最近の電子楽器は進んでますね（汗

さてさて、本題のミュージカルですが‥
や、やばいです‥こんなに鳥肌が立ったミュージカルは初めてだったかもしれません
前日にミュージカル映画の「オズの魔法使い」を見ておいたため、やっぱりそっちとの関連性は分かりやすかったです♪
結構「ここがこう繋がるか‥！」と驚くシーンが沢山ありました！原作者すごいなぁ（汗
そんな中、差別や政治などの社会的な問題を盛り込ませているのはすごい。なかなか考えさせられました。
そんなこんなで本当はストーリーのことについても触れたいとこですが‥これから観劇される方のために我慢です
（ネタバレ含んだ感想は感想で、後日アップしようと思います！）

あ！あと装置！！すごかったですさすがライオンキングより金かけただけありました（笑
印象に残ったのは照明でしょうか。上手いこと使っていました
舞台転換の仕方も面白いし、さすがトニー賞で装置デザイン賞をとった作品です
そして同じくトニー賞で衣装でも賞をとってるだけありました
面白いデザインなのはもちろん、品があって素敵だし、本当にどの衣装もすばらしくてでうっとりでした

キャストさんは‥
グリンダ/沼尾みゆきさん
エルファバ/濱田めぐみさん
ネッサローズ/小粥真由美さん
マダム・モリブル/森以鶴美さん
フィエロ/李涛さん
ボック/金田鴨彦さん
ディラモンド教授/岡本隆生さん
オズの魔法使い/松下武史さん
でした！　

一番印象に残ったのは濱田さん！郡を抜いてダントツ上手い‥！！！
濱田さん出演の舞台は初観劇だったのですが、
噂に聞いていたように、本当に素晴らしい歌と演技力でした！！！！
「The Wizard and I」などのソロはもちろん、一幕最後の「Deflying Gravity」の時に無茶苦茶鳥肌が立ちました‥
力強く、けど時に繊細に歌うそんな歌声が素敵でした
そしてエルファバの緑の肌との葛藤や、人に愛されたい心情などの、内面的な表現が素晴らしかったと思います。
うーん、さすが四季のベテラン女優です。一気にファンになっちゃいましたｗ

グリンダの沼尾さんもさすが声楽出身！素敵な歌声をもってらっしゃいました
ただ、BWのCDで表現されてる、表のグリンダは気取ったような裏声、
でも地のグリンダは割りとつぶれてるけどキュートな声の使い分けを曖昧にしないで表現してほしかったですね～；
演技もちょっと硬かったかな～。すごくかわいい感じはあるんですが、
特に1幕ではもっともっと、キャピキャピ感アップ（いわゆる「キューティー・ブロンド」のエルみたいな要素）
してもよかったと思います。
とりあえず、今後の成長に期待です！

そしてフィエロ！！個人的に彼のキャラがツボでした（笑
CD聞いてる時に「Dancing Through Life」ではいわゆるキリッキリッっとしたダンスを踊ってくれると予想してたんですが‥
まさかあんなクネクネダンスを披露してくれるとは‥ｗｗｗ
（もちろん、ちゃんと考えられた振り付けなんですけどね）
深刻な事態になりそうな時にターザンで登場しちゃうし、なんかウケますよこの王子ｗｗ
でも、エルファバに会ってから変わっていく彼がすごくいい！
彼、すごーくいい眼差しをしててキュンときましたｗｗｗ
李さんは名前の通り中国人なのに、オリジナルキャストに選ばれるなんてすごい！
ただ、今は四季独特の発声法でカバーできてる感じですが、
今後はやはりどれだけ流暢に台詞をしゃべれるかではないでしょうか。頑張ってもらいたいです♪

他のキャストさんも本当に素敵でした！
プロフィールを良く見ると、結構キャリアが浅い方が多くて驚きました
すごいなぁ～；；

これはもう一回観たい！
やっぱり初めて観ると筋を追うのに必死になってしまったので、
まずは原作の「オズの魔女記」を読んでみたいです！
ただ、今は絶版らしいので再版をまたなきゃですけどね‥
読んだら次は、もっと成長した、オリジナルとはまた違ったキャストさんのWickedを観れたらと思います！！