楽山美山

春!!
何処へ行っても花と芽吹きが我々を
歓迎してくれます

雁ヶ腹摺山

2017-05-12 | 登山

山名: 雁ヶ腹摺山 (1,874m)
日程: 2017年5月12日(金)

メンバー: 東京ハイキング 計15名
行程:  大月駅=大峠-雁ヶ腹摺山-姥子山-金山峠-金山鉱泉山口館=大月駅
歩程: 4.30H
標高差:  △310m ▼1,150m
程度: 4
天候: 晴れ
費用: 5,500円

大月駅 8:40
 今日ばかりは、ただ晴れただけでは価値が半減する。何故なら『雁ヶ腹摺山』からのくっきりした富士山を見るための山行だからである。だが、晴れてはいるが湿度が高くあたりは靄っている。雨では無いから良しとするかと、基準を下げて、甲府盆地の天気を期待して大月に向かう。
 大峠までタクシーでくねくねと登って行く。中腹あたりで山桜が咲いているのを喜び、峠近くの唐松の新緑を愛で、峠に着くと辺りはまだ芽吹いたばかりの景色である。

大峠 9:20
 富士山が辛うじて見える。そんな富士でもやはり見えれば皆から歓声が上がる。緩やかな広い尾根を気持ちよく登る。岩と言って良いような大きな石が転々と尾根に転がっている。不思議なことにどの石も丸くて角が無い。河原にあるならば理解できるが、こんな山のしかも山頂に近いところに転がっているのに、どうしてこんなに丸いのか不思議である。
 
 
 北アルプスの厳しい鋭角の尾根も好きだが、こういう牧歌的な広い尾根も気持ちを長閑にさせてくれるので大好きである。不思議というか季節が早いというか分からないが、こんな日当たりの良いふかふかの道なのに、花が全く無い。スミレすらたった1輪しか見当たらないのである。

雁ヶ腹摺山 10:20 – 11:00
 平日山行の良さは、山頂を独り占め出来ることである。さて、富士山はというと、濃い霞の中に全容が見えているが、とても写真に写りそうに無い。指を差してもらい、目をこらさなければ見つけることが出来ない位に薄ぼんやりとしている。やはり秋が深まってからがベストシーズンなのであろう。
 
 昼食をしている間に2つのパーティーが上がってきて有名な山頂らしさがやっと出てきた。

 さて、ここからは長い下降に入る。なにしろアルプス級の1,100mの下りである。ゴールデンウィークの前にアルプス級の1,000mの登りの『蕎麦粒山』をやったので、これで夏山準備は大丈夫であろう。
 道はすこぶる上等である。ふかふかで危険な所はまったく無い。だいぶ降りてきて、ようやくスミレがたくさん出てくる。やっと春なのである。山の姿からは分からないが、相当な標高であるということを再確認させられる。
 

姥子山 11:55
 普段は省略してしまう様な山であるが、今日は少し時間の余裕があるので、横道にずれて『姥子山』へ行くことにする。林道を横切ったところにザックをデポする。西峰はわけなく登れるが、東峰は一度下がって上り直しをする。岩っぽくて、いままでの道とは大きく違うので、これも又楽しい。上り着いた狭い西峰の山頂から南側に幾重にも連なった山並みの緑が広がっている。後ろは今降りてきた雁ヶ腹摺山である。
 山頂付近はイワカガミが群生していて、今花が咲き始めたところである。
 

百間干場 13:00 – 13:10
 しばらく林道を通り、再び入った山道にはキジムシロとスミレの花が広がっている。降りてくるに従って、木々の葉の量が増えてきている。新緑の黄緑色がまことに美しい。
 降りきると林道に出て、しばらくすると橋を渡る。ここが『百間干場』である。順調に降りてきているのでコーヒータイムにする。
 

金山峠 13:20
 ゆっくりとした坂を上がりきると『金山峠』に出る。25000の地図には道がないが、左の尾根道には『大垈山』への矢印の道標がある。峠を越して直進は『金山鉱泉』となっている。
 鉱泉への道は、下り始めから厳しい。通行量が少ないと感じたが、踏み跡よりはしっかりしているので、ストックを出して確保しながらそのまま下る。沢筋が見えてくると、厳しさはさらに増す。引き返すべきかしばし迷ったが、細い涸れ沢の先にテープが2カ所ほど確認出来たので、もう少し下流では道が出てくると確信して慎重に下り続ける。
 一番困難な箇所を通過しても、何度も徒渉をしなくてはならないし、道は崩れたままである。結論から言うとこの道は廃道にすべきであると思う。ハイキング程度のひとでは通行が無理であろう。後で、一番新しい昭文社の地図を見せて貰うと、点線になっている。でもこれまで、あまりにも良い道であったので、ちょっと刺激になってまた良い経験になって、面白かったのは確かであるが。

 下流に行くと沢筋の道を離れ、高巻きになり廃道となっている林道に出る。出たところに思いがけずに「クリンソウ」が咲いている。崖崩れで道路がふさがっていたり、ガードレールが土砂で押し流されたりしている林道をビックリしながら歩いて、生活道路に出ればすぐに山口館である。

金山鉱泉山口館 14:30


記録 石井徹

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