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名前のない店

その店はどこにあるのかわからない

たまたま飛び込む人もいれば

探して探して辿り着く人もいる

どちらにしても実はその店に入ることになっていた

今日も一人の客が入って来た

「いらっしゃいユリヤさん。」

「え?どうして私の名を・・・」

「あなたは日本語を探しにロシアからきたのではありませんか?」

「そうですけど・・・」

「それなら、もうあなたは日本語を見つけている。」

気が付くといつのまにか日本語で会話している

「何故?私は日本語が話せるようになったのかしら?」

店主はそれには答えず、こう言った

「この店の事は、誰にも教えてはいけません。良いですね。」

「どうして?教えてはいけないのですか?」

「教えると、あなたは日本語を忘れてしまう。」

「そうですか・・・でも・・・また来ても良いですか?」

「必要があれば・・・来れるかもしれません。お代はお気持ちで。」

客はバッグの中を覗き込み、少し考えて高額紙幣を数枚置いて店を出て行った

店を出ると思いついたように振り向き

写真を撮って

店の場所を確かめるようにあたりを見回し

そして夜の街に消えていった


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におい

家の近所の森の中を散歩していると

色々なニオイがしてくる

今朝はなんだか「豆」のような良い匂いがしてきた

「なんだろう?」

「あの葛の花の匂いではあるまいか?」

妻とそんな言葉をかわし

「森のニオイ事典などと言うものがあれば良いのだが。」

「そうそう!そんなのがあれば欲しいわ。」

と激しく同意していただいた

試しにそんな物がないかと検索してみたけれど

・・・

ないみたいだね


たとえば

「花の事典」に花ごとのニオイをつけて

そのページをこすると匂うなんてのがあれば欲しいな


犬というのはニオイに関して

人間の色ほどの識別能力があるらしい

それならば

なんとかコミュニュケーショをとって

ニオイを教えてもらえないものでしょうか









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怪談

朝目覚めると

枕元に赤い血の跡が・・・








ぎょぎょ!

そしてよく見ると













蚊が死んでいる






夜中に何があったのだ?







まず最初に考えたこと




蚊が血を吸う→自分が無意識に寝返りをした時、偶然蚊を直撃した




次に考えたこと




蚊の寿命




しかし、今死にそうな蚊がそんなに血を吸うものだろうか?




蚊よ・・・


お前はもう死んでいる


と指さしてみたけれど一向に答えがわからない




たとえば


夕べ飲んだ焼酎が血液中に混じっていて


その血を吸った蚊の具合が悪くなったと言うことはないだろうか?




何者かが

夜中に忍び込んで置いていったか?



それだとかえって怖いな




あるいは


自分が蚊を退治したと言うことを


完璧に忘れている・・・



これは一番怖いかもしれない





明日の朝目が覚めると・・・







血の跡が増えていたりして・・・















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釉薬掛け中

釉薬掛け中

8割方掛け終わった

明日残りを掛けて、底拭きをやって

明後日一個一個チェックをして

その後窯詰め、本焼きとなる

妻と二人で仕事をしていて

妻は素焼の残数を数えている

私は釉薬掛け終わった数を数えている

人によって視点が違うもんだなあ

そしてそれで良いのだとも思う



アリの集団の中の2割がサボっていると言う研究があるそうだ

そしてそのサボっているアリだけを抽出すると

その中の8割が働き始めると言う

また働いているアリだけを抽出すると

その中の2割がサボりだすと言う

つまり条件をいろいろにしても結局2割がサボるようになるという

非常時にその2割が働き出すと言うけれど

もしかすると

毒物や伝染病のような物があった時

全員が働いていたら全滅と言うことになるだろうな

「備え」が2割あるとかんがえるべきなんだろう


そんなことから

我が家でも考え方が違って良いだろうと思うのである

しかしこの8割2割の配分が絶妙だよね

7・3わけのヘアスタイルなんてのもあったけど

半々ではどうしたらよいか決まらないじゃないですか

それが7・3とか8・2あたりだと

違いつつもなんとなく同じ方向に進んでいくと言う空気感

アリの世界ではどのようにしてこれが制御されているのか

まったく不思議











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寝ようかと思ったけれど

やっぱり書いておこうか

我が家の自家用車を

我が家の誰かさんが運転して

縁石に前輪の左側のタイヤをこすってしまい

ホイルキャップとマッドガードの一部に傷がついてしまった

走行に問題はないのだけれど

なんとなく格好が悪い

そもそもホイルキャップなんて

あってもなくても良いようなものだし

マッドガードというのは泥除けのようなもので

泥や小石からボディを守るものだから

傷ついたってどうってことないじゃないか

と私は思うのだが

妻は納得しない

この人が納得しないと

後々面倒なので

車屋さんに連絡して新しいのと交換してもらうことにした

これで妻は納得するだろうが

納得できないのは私である

手配するのも私

金を払うのも私

しかし

結末はわかっているので

ここで無駄な努力をしてもしょうがない

前に書いたダークマターのように

理解出来なくても現実はそうなのである

「手配しといたよ。」

「あらよかったわ〜ありがとう。」

それで我が家は平和なのである


そしてまた

妻も私のことをわかっていて

私に頼むと満足のいく結果にならないと察知すると

自分でやるようになったのである


車庫を自作した時

そのあまりに芸術的すぎる仕上がりに

次は大工さんに頼むとのたまいけり


まあおれはどっちでも良いのだよ

それでも宇宙はまわっているんだから

と答えるのである





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ロクロを回しながらダークマターについて考えた

ロクロの上に粘土をのせて



大きな物を作ると



(ネット上からお借りしました)

遠心力でどんどん開いて行く

これが粘土ではなく

たとえば鉛筆とか消しゴムとか

そういう物をのせてみると

中心に載せた場合はその場でくるくるまわっているけれど

端に載せた場合は外に飛んで行く


話はとんで

銀河も回転しているわけだけれど

これが1秒間に240キロメートルと言うスピードで回転しているんだそうです

おおよそ東京から福島第一原発位の距離を1秒間で移動するわけです

この銀河の内側と外側の回転速度がほとんど同じと言う観測結果がでているらしい

と言うことは

常識で考えると銀河の外側は外に飛んでいかなければおかしいと言うことになります

ところが

飛んでいかない

ロクロの上に粘土が密着しているように

銀河は何かの力でバラバラにならないようになっている

それがダークマターと言う水素よりももっと小さな素粒子の力ではないか?

と言う説が有力らしい

そう考えないと説明がつかない


そうすると私のロクロがうまいとかへただとか

それもダークマターの影響なのでしょうか?


説明がつかないけれど

現実にそうである

と言うことは

人間の感情も

このダークマターに左右されているのでしょうか?


なんだかダース・ベイダーのような響きがあるので

悪者みたいなきがするけれど

ダークマターとか暗黒物質とかいうものが

実は大きな影響を与えているらしい

そして悪者ではないらしい


この宇宙の運動エネルギーを取り込んでコントロールできるならば

今のエネルギーに革命がおこるだろうな



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毛ガニを食べたら髪の毛が生えてきた

毛ガニを食べたら髪の毛が生えてきた・・・と言う夢を見た

喜んでいると後ろから

大きなタコが追いかけてきて

慌てて逃げているうちに

髪の毛が一本また一本と抜け始め

自分もタコ坊主になってしまった

このタコ野郎!

俺に恨みでもあるのか?

タコに恨みをかうおぼえはないぞ

せっかく生えてきた髪の毛をどうしてくれるんだ?

と毒づいていると

抜けていった髪の毛が

増えて戻ってくる

おお!

何の恩返しなのかは知らないが

神は私を見捨てなかったのか

その髪の毛は

私の周りを3回ほどまわり

着陸態勢に入った

その時

向こうからバッハのカツラをかぶったサメがぐんぐん近づいてくる

チャララ〜チャララ・ラ・ラ〜(トッカータとフーガの曲が流れる)

この羊のようなカツラをかぶったサメは何者なのか?

着陸態勢に入った髪の毛はまるで魚の集団のように

ザ〜っと別れては集まり

そしてサメを恐れて立ち去ってしまった

気が付くと

海の中だと思っていたが

周りには星がまたたき

自分は宇宙の中に浮かんでいる

バッハのサメは

大きな星座となって目の前に輝いている

髪の毛の集団は

流れ星のようにアチラを巡り

こちらを巡り

なかなか戻ってくる様子はない

振り向くと大きな輪のある星が見えてきた

土星だ

そうか

なんだかこの大きな宇宙を見ていると

髪の毛の一本や二本

どうでも良いような気になってきたな

時間も空間も飛び越え

子供の頃の自分や

亡くなった人や動物や

お世話になった人達が

次々と浮かんでくる

そんな夢を見ているうちに目が覚めた



そうか

お盆だった






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朝25度夕方22度

朝8時頃の居間の温度計25度

そして夕方外の温度計は22度でした

10時ころから雨になり降ったり止んだりしながらほぼ一日雨

明日の朝の予報は21度とのこと

きのうまで35度前後の気温でぐったりしていたのが

寒いくらいです

これでは

ビールを熱燗にしたい

飲んだことないけど

そう思って試しに検索してみたら

温めて飲むグリュービアと言うものがあるのだそうな

そしてまた

冷やさないで常温でビールを飲む国も少なからずあるらしい

今のように冷蔵庫が普及する前

あるいは発明される前などは

当然冷たいビールなんてものはたやすく手に入らなかったんだろうなあ

子供の頃大人たちがビールを飲んでいて

いつまでも消えない泡に興味を抱き

指をつっこんでなめてみたら苦い

こんな物なにが旨いんだ?と思ったものだ

それからニオイがきつかったなあ

最近はそんなにニオイが気にならなくなったけど

自分が慣れたのか?鈍感になったのか?それとも

昔のビールと今のビールのニオイは違うのか?

そんな疑問もわいてくる

たまたま読んだ本に

坂口謹一郎と言う人物の

「泡はビールなりや否や」事件と言う文章があった

簡単にまとめてみると

時は戦時中の日本

上野下谷の警察署員があるカフェーの帳簿を調べていたら

仕入れたビールの量と販売したジョッキの量の違いを見つけ

これはどういう事かとなった

売った方が多かったわけですな

この問題が飛び火し大きな問題となり

東京地方裁判所の鑑定人として坂口謹一郎博士が呼ばれるわけです

その時判事から聞かれた問題が即ち

「泡はビールなりや否や」と

つまり

泡の分ビールの量が減っているのではないか?と

戦争と言う異常事態の時に日本の優秀な裁判所の判事殿はこういう事を考えたわけですな

泡の立たぬビールなどと言うものは考えられないのであると言うようなことを

裁判官に納得してもらうことさえなかなかひと通りの説明では困難である

と言うことで

ビールの液体とビールの泡の分析表を突き合わせ納得させようと考えたんですな

その結果

泡の方が成分が濃いと言う思いがけない結果が出て

それを伝えると

「しからば、泡の高さはどのくらいをもって適正とするや?」と言われたという

世の中とはなかなか大変なものですな

結果として

カフェーやその他のお店は全て無罪となったと言うことだが

もしこの時

違う博士が呼ばれていて

違うアドバイスをしていたら

歴史は変わっていたかもしれない



その時歴史が動いた・・・と



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音楽

音楽が好きなので工房の中でいつも何かしらの曲を流している

古いのも新しいのもこだわりはないけれど

モーツァルトとかバッハは何度聞いても感動するなあ

特にモーツアルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークとか

シンフォニー41番ジュピターは

もし無人島に持っていくなら・・・と言う問いに対する答えかもしれない

この無条件に心躍る曲はモーツアルトならではだと思う

チャイコフスキーあたりになってくると

演歌のように

「泣いてもらいます。感動していただきます。」

と言うような押し付けがましさを感じてしまい飽きてくるんだなあ

いやチャイコフスキーも好きですけどね

そんなわけで

ユーチューブからモーツアルトのシンフォニー41番第4楽章モルトアレグロ

作業中

カンナやひしゃくを振り回しながら歌ってます

(見に来ないように!)

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台風11号

ようやく台風11号が日本海に抜けたようだ

まだ風が残っているけれど

明日は台風一過の暑い日になると言う予報

なんとなく台風から風や雨が出ているような気がしてたけど

よく考えてみると

台風と言う強い低気圧に向かってまわりから風や雨が入ってくるわけで

ゴジラや使徒のようにそのものが悪さを発散しているわけではないのですね

台風に言わせると

「俺はやってない!冤罪だ!」と言うことになるのだろうか?

でもねえ

台風が雨や風を引き寄せているのだから

あんたにも責任が無いわけではないのよ

なんだか

善良な人なんだけど、なぜか災いを呼び寄せてしまう人と言うのをイメージしてしまった

そして

日本を通過してホッとしているけれど

おとなりの国に接近しているのだから

そちらでは穏やかじゃないだろうな

だいぶ勢力は弱くなるのだろうけれど

過ぎてしまえば何の情報もないからねえ

必ず毎年来る台風に対して

毎年同じようにうろたえる自分もどうにかせねばなるまいな
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