にれっちのつれづれ日記

本州最北端の小児科医にれっちの独り言(^^)

咽頭結膜熱が流行中です

2017-12-04 13:23:43 | 病気のはなし
このところ高熱と眼の充血・目やにを訴えて受診するお子さんが増えています。
そうしたケースの多くがアデノウィルスによる咽頭結膜熱(俗称プール熱)と診断されています。
アデノウイルスには沢山の型があって、咽頭結膜熱の他にも、滲出性扁桃炎(高熱のみ)、流行性角結膜炎(はやり目)、急性胃腸炎などの原因になります。
咽頭結膜熱や滲出性扁桃炎では、39度前後の高熱が5日間くらい続きますが、その割に元気が良いのが特徴です。
眼の症状が強い場合には、ステロイドの点眼が必要になる場合もあるので、小児科だけでなく眼科も受診することになりますが、感染力が強いので、いきなり受診ではなく、予め電話で連絡してからの方がよいでしょう。
小児科での治療は症状を和らげる対症療法のみなので、元気も良く、食事もとれているようであれば、自宅でノンビリ過ごすのが基本です。
一般的なカゼの発熱の場合には、解熱後丸一日が経てば発熱は心配なくなったので集団生活も検討してよいとなりますが、咽頭結膜熱の場合には丸二日経過が必要なので注意してください。
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