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コスタリカ再訪(216)サンホセ国際空港にて

2016-12-28 19:10:18 | コスタリカ
(承前)
 黄昏時に写真を撮っていたら、ついに日が暮れてしまった。熱帯地方は太陽がほぼ垂直にすとんと地平線に落ちるので、暮れなずむということがない。さっきまで明るかったのが、すぐに暗くなってしまう。
 義妹宅で夕食をいただき、出発に備える。深夜の便なので、空港へは9時過ぎに向かえばよい。
 のんびりしていたら、すぐに9時になった。義妹夫婦が空港まで送ってくれる。夜なので、道が混雑するということはない。空港までの距離は約10キロだろうか。15分ぐらいで到着した。
 
 【上の切手は1979年より以前に発行されたもの。空港前が駐車場になっているが、今ではここに4階建てぐらいの駐車場ビルが建てられている。空港ビルももっと立派なものになっている。】
 空港では departure(西 salida。arrival は llegada「ジェガーダ」)のゲート前で名残を惜しむものだが、サンホセ国際空港の場合、そうは行かない。日本では当然のように旅客以外が空港の建物内に入れる。かつてはコスタリカでも入ることができたのである。1981年の末に帰国するときには、教え子の一人が出発ロビーでみやげ物を手渡してくれたものである。
 それが今では乗客以外は建物内部には入れないのである。Salida と書いてある入り口付近で義妹夫婦は筆者一行を下ろしてくれた。長時間、駐車はできない。簡単な挨拶をしただけで、すぐに別れなければならなかった。どうにも情緒がない。これもテロリストのせいだろう。コスタリカではテロの心配はないが、今後はいつ何時何が起こってもおかしくはないご時勢である。
 空港に入ると乗客だけで、静かなものである。これから深夜の便になるので、皆さん、お疲れのご様子である。
 さっさとチェックイン手続きを済ませて、2階のラウンジへ行く。  
 コーヒーでも飲もうと思って、カフェテリアに行った。スタッフはいたが、もう閉店したという。ぶらぶら歩いていたら、欧米からの観光客らしき若者が何人か床に寝そべっている。ベンチもろくに置いていないので、仕方なく床に寝そべっているようだ。
 一周して帰ってくると、女房殿はグアピレスの義妹と携帯電話で話し込んでいる。WhatsApp なるアプリを通した無料通話のようである。いよいよ出発だというのに、全く日常と変わらない。便利にはなったが、情緒はなくなる一方である。では、不便な方がいいかというと、やっぱり便利な方がいいに決まっている。全く勝手なものである。
 結局、女房殿は1時間も話しこんでいた。
 通話が終わって、女房殿が教えてくれたことがる。それは薬局を経営している薬剤師の義姉が危うく強盗にあいかけたという話である。
 薬局に客のふりをして男がやってきた。カウンターにいる義姉に向かって、「俺は武器を持っている。(現金が入っている)包みをよこせ」というようなことを言ったが、実際にはピストルのような武器は持っていなかったので、義姉は大声で人を呼んだのだろうか。男は目的を果たせず、帰っていった。その男は警察のブラックリストに載っているのだろうか、後日、携帯電話の通話記録が証拠になって、逮捕されたそうである(聞いた話なので、詳細は違っているかもしれない)。
 こんな話を聞かされているうちに、時間が迫ってきて、出発ゲートへと向かったのであった。


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