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戒名、差別戒名、死後洗礼等

2017-08-12 11:41:43 | トリビア
  戒名について、さらに調べを進めていった。一般的に、戒名には俗名の漢字を一字使うものらしい。実際、筆者の家でもそうである。
 ところが、動物名の漢字は戒名に使えないということが島田裕己著『戒名は、自分で決める』に書いてあった。そうすると、坂本龍馬の戒名はどうなるのか。龍馬の名前は二字とも動物名である。
  
 解答はあっけないものだった。龍馬は神道なので、戒名はないとのこと。
 動物名の漢字はすべて使用できないものと思っていたが、実は「麟・龍・駿・鹿・亀・鳳・鶴」は使えるんだとか。
 以下のサイトをご覧いただきたい。
 「曹洞宗三峰山洞松寺ブログ
 もし、龍馬が仏教徒で戒名があれば、「龍」の字は使えたわけである。
 戒名に使えない字は上のサイトに詳述してあるので、参照願いたい。
 さらに調べを進めていくと、かつて「差別戒名」というものがあったとのこと。
 「玄田牛一」(タテから読むと「畜生」と読める)が一例として取り上げられている。
 ところで、立派な戒名をつけてもらうと、百万円もかかるという例もあるようである。最近は2万円ぐらいでしてくれるお寺もあるとか。
 さらに「戒名作成ソフト」なるものも出回っている。個人で使う分には無料で、お坊さんや寺社関係の方 が使う場合は有償だそうである。ということは、これを使えば、無料で戒名が作れるということである。
 日本仏教には戒名というものがあるが、カトリックの洗礼を受けると、洗礼名が授けられる。これは歴代の聖人の名前からつけられるもののようである。カトリック以外のキリスト教宗派も事情は同じらしい。その他の宗教については詳しくないので、ここでは述べない。
 カトリックには幼児洗礼があるが、死後洗礼も認められている。吉田茂元総理も死後に洗礼を受けている。そうすると、洗礼名が戒名のような感じになるのだろうか。
 日本のクリスチャンの中には実家が仏教なので、クリスチャンでありながら、戒名を望む人もいるという話を聞いたことがある。
さて、戒名にもどるが、「○○院」という院号がつくと、お値段も高くなる。さらにその上には「○○院殿」というのがあって、さらに高額になるらしい。こちらのほうは身近なところで実際に見たことはないが。
 戒名の下には位号がつけられる。居士・大姉、信士・信女の類である。「○○院○○士」というのが男の戒名の中では立派な部類に入る。
 そうすると、「○○大学大学院○○学博士(修士)」も戒名のように見えてくる。
 浮世離れした(?)ところから、娑婆という別世界に出てくる際に授与されのが、博士(修士)号であるが、娑婆を卒業して、あの世に帰る際に贈られるのが戒名で、中でも立派なのが、「○○院○○士」である。
 
 博士号(修士号)授与と戒名の授与に、共通点を見出してしまうのは筆者だけだろうか。 
 

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