スパニッシュ・オデッセイ

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西部劇もどき、『ラストマン・スタンディング』を見る

2017-08-04 07:01:47 | トリビア
 黒澤明の『用心棒』のハリウッド版リメークである『ラストマン・スタンディング』をテレビで見た。
 
 ブルース・ウィリス主演でテキサスが舞台になっている。西部劇風であるが、乗り物は馬ではなく車になっている。車とはいっても、クラッシックカーである。馬が車になっているだけで、西部劇とギャング映画が合体したようなものである。
 テキサスはかつてメキシコの一部だったこともあり、この映画の中にもメキシコ人が登場する。
 この映画は字幕スーパーではなく、日本語吹き替え版であった。
 映画の冒頭、謎の女(実は、対立するギャングの一方のボスの愛人)が出てくる。この女のせりふはあまり多くなかったが、どうもこの女が外国語を話しているようで、日本語に吹きかえられているにもかかわらず、英語の字幕が出てくるのである。テキサスが舞台で外国語というと、スペイン語だろうと思うのが相場であるが、確証はない。字幕スーパー版ならスペイン語かどうかはすぐわかる。
 ストーリーは省くが、映画の中ほどでギャングどもがラミレス(Ramírez)隊長率いるメキシコ軍に殺されてしまう。メキシコ軍だから、当然スペイン語を話す。
 日本語吹き替え版だったが、ラミレス隊長のスペイン語はそのまま使われていて、日本語字幕が付いていたような気がする。つい数日前のことであるが、もう記憶が曖昧である。英語の字幕はついていなかったと思う。
 ラミレス隊長のせりふは“Mátenlos”(英 “Kill them”)のほかにも何か言ったかと思うが、よく覚えていない。場面を見れば大体何を言っているか、想像はつくので、英語の字幕は付いていなかったのだろう。
 映画の終わりのほうで、謎の女がメキシコに逃れていったので、やはり女はメキシコ人だったのだろう。
 念のためにネットで『ラストマン・スタンディング』を調べてみた。
 女には夫がいて、メキシコから連れ去られてきていたのである。となると、女の話す言葉はスペイン語だと思うが、女の容貌からすると、先住民の言葉の可能性もある。
 日本語吹き替え版でこの部分も日本語に吹きかえられていたのが残念な点である。今後、字幕スーパー版で見る機会があるかどうか、わからないが、まず見る機会はあるまい。
 ちなみにこの女はタヒチ出身のカリーナ・ロンバード(Karina Lombard)という女優が演じている。
 
 【カリーナ・ロンバード】

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