スパニッシュ・オデッセイ

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太子(Prince Edward)にて夕食をご馳走になる

2017-07-26 10:30:36 | 香港・マカオ・広東
【女房殿の従兄の作品】
 大澳から油麻地のホテルに帰り、休息したあと、5時半ごろおもむろに上の絵の作者の娘との待ち合わせ場所に出かける。
 
 
 【油麻地駅のプラットフォームにて。香港ではちゃんと整列乗車をしている。】
 油麻地から地下鉄で2つ目の駅、「太子」(Prince Edward)駅を出たところにHang Seng 銀行があるという。そこで待ち合わせることになっている。
 
 太子駅には5分もしないうちに着いた。改札を出てもまだ地下である。銀行らしきものはないが、ATMはある。たぶんそこだろうと思って待っていると、時間どおりに迎えに来てくれた。相手は女房殿の従兄の娘とその母(芸術家の従兄の奥さん)と娘の息子の3人である。もう一人息子がいるがレストランで合流するという。
 夕食をご馳走されることになっている。すでにレストランは予約してある。場所は駅から徒歩数分である。
 筆者は芸術家の奥さんと肩を並べて歩くが、腕をとられてしまった。筆者よりは少し年上のようであるが、まあいいか。
 レストランに着くと、ほどなくもう一人の息子がやってきた。
 従兄の娘は年のころ、40ぐらいだが、これまた若く見える。娘とその息子は英語ができるので、意思の疎通は大丈夫である。義母のほうは予想どおり、英語はできないが、中国語(普通話)ができるので、筆者としては下手な中国語を使わざるを得ない。
 レストランは大きなホールにテーブルが所狭しと並べられている。
 テーブルに通され、食器が持ってこられる。ここでも客が自ら皿や箸を洗う。この習慣にもすっかり慣れた。
 料理はすぐに出てくる。標準的な広東料理で、ハトの頭が出てきても、もはや珍しくはないが、やっぱりおいしい。
 
  

 
 
 
 食事のあと、女房殿は従兄の娘から紙袋に入ったプレゼントをもらった。
 
 チョコレートか何かだろうと思って、お礼を言っただけで、開けなかったので、娘から開けてみるように言われた。すると、何と立派な金の指輪が入っているではないか。サイズもぴったりである。
  
 よく見ると、紙袋にはダイヤモンドの写真(絵?)がある。
 初対面なのに、ここまでしてくれるとは感激である。
 中国人は一族を大事にするとは聞いていたが、それを実感した次第である。
 翌日は朝早いので、食事のあと地下鉄の駅に向かう。駅までみんなで送ってくれる。また、娘の義母と腕を取って歩く。
 駅で名残を惜しみつつお別れである。翌日は香港を経つのだが、いい想い出ができた。

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