「困った時はお互い様」    

NPO法人「ドネーションシップわかちあい」事務局ブログです

つながろう被災地と!届けようわかちあいの心!~わかちあい祭り~ 

2011-04-13 11:57:40 | わかちあい祭り
※4・16わかちあい祭り↓
http://blog.goo.ne.jp/donationship/e/36bc90b2e64e59418d27667a165c98fc
(日時・場所など詳細はこちら↑をご覧ください)

当日参加下さった皆様に手渡しするチラシをつくりました。
ひと足早くこのブログでも紹介します。
ライブやチャリティー販売、似顔絵コーナーなどを通しての
出会いとふれあいの場です。
来場下さった方との対話を大切にしたいと思っています。
オープンな会場ですので皆様ぜひお立ち寄り下さい。
(参加費などはありません)

**********************

わかちあい祭り!
 ~つながろう被災地と!届けようわかちあいの心!~

「ドネーションシップわかちあい」は2007年にスタートしたNPO法人です。
「わかちあい」に共感する人たちの、ゆるやかなネットワークです。
自分が誰かに必要とされているなら、
自分が誰かのために役立てるなら嬉しい。
安心できる人と人とのつながりがほしい。
特別なことはできないけれど、
ひとりひとりの小さな願いを集めることはできる。
「困った時はお互い様」の気持を形にしていくことはできる。
そんな人のあたたかさをつないでいきたいと
「わかちあい祭り」を計画しました。

準備のさなか大地震と津波、原発事故が起こりました。
わかっているだけで死者行方不明者2万7千人。
避難生活をしている人は15万人以上。
「守ってきたものが全部流された」
「どうしたらいいのか…」という被災地からの声。
先の見えない不安。いつまで続くかわからない避難生活。
爆発した福島原発から、
大気中に大地や海に、飛散し放出され続けている放射能。
原発事故の収束は見えず、
震災からの生活再建は気の遠くなるような道のりです。
そのなかで自分たちに何ができるのかと、
被災地支援の募金&メッセージを呼びかけることにしました。

あなたはどうするの? 何かできることをしないの?
今までどおりの自分でいいの? 今までどおりの暮らしでいいの? 
今回直接大きな被害を受けなかった者も、
そう問いかけられているのだと思います。
自分にとって、人間にとって、
本当に大切なものは何なのかを問われているのだと思います。

私たちは人間を大切にする社会を、
いのちや地球環境を大切にする社会を、
誰もが安心して暮らせる社会を願います。
そのために自分にできることをしていきます。
大変な時こそ、互いに、分かちあって、
支えあって、生きていきたいと願います。
生きることの喜びを、人間どうしのつながりや心の絆を、
とりもどしていきたいと思います。
この場がそうした空間となり、
この場から新しい出会いや絆が生まれることを願っています。
あなたの声を聞かせて下さい。

一人一人の声は小さくても、
その声が集まれば、その心が通いあえば、
私たちは新しい未来を築いていけるはず。
あなたの思いを聞かせて下さい。

<被災地へのメッセージ>
メッセージカードを置いています。あなたの思いを書いて下さい。


◆◆会員さんの声◆◆

◆祈 る
涙がとまらなくて、、頭がくらくらしてしまい、、
テレビを消してしまいました。
一瞬のうちに命を亡くしたひと、
その人につながっている多くのひとの悲しみを思う。
ドネのバザーに出す小物を刺繍糸で縫い続けている。
祈る。
この国の人々の持ち合わせた
やさしさやおだやかさを思う。
小さなささやかな幸せをこころから喜び合う。
そこにあるものを分け合い、
手を差し述べることは当たり前の人々。
時代の流れの中で、大事なものを見失っていた。
でも、、消えてはいない。
この国の人々のなかには、確かなものがある。
そこへ戻ろう。学び直しだ。
学びの先には、希望があるはず。
なにが起ころうとも、そこから始めていく。
この国の人たちなら大丈夫、きっと。


◆東京電力の記者会見を聞きました
危機感なさすぎです。
その平穏さが恐ろしくなりました。
政府も東電もマスコミも
当事者の人間の立場にたってない。
ありえないです!!
放射能出し続けながら
収束のめどがたたない1~4号機。
そのさなか食料・生活物資も滞りながら
屋内退避している人たち。
高濃度土壌汚染が伝えられる30キロ圏外の人たち。
放射能をあびながら現場で作業している人たち。
放射能の飛散がつづくなかで
不安のなかにいる関東の人たち。
世界中が注目している地球環境への甚大な被害。
その人間の痛みに寄り添わずして、
どうやってこの危機的事態に立ち向かえるのか、
乗り越えていけるのか、と言いたい。
自分たちの立場守ってる場合じゃないよ。
人間なめんなよ、と言いたい。


◆「当たり前」が崩れてみえるもの
私たちの世代は、物心ついたときにはもう
当たり前のようにケータイもPC もあって、
スイッチを押せば電気がついて、
水道の蛇口をひねれば「安全」な水がでるのです。
そして、皆、
その「当たり前」が崩れることなどないと思っています。
地震も、津波も、原発も、放射能も。
どこか遠くで起こっていることで、
自分たちは何事もなく、「当たり前」の生活を送っています。
でも「当たり前」は当たり前ではないのだと思います。
今自分に降りかかっていないからといって、
他人事にしてはいけないと、私は思います。
「当たり前」が崩れることは不幸になることではなく、
「当たり前」が崩れてこそ
見えてくる幸せがあるのではないかと思うのです。


◆渦巻く諦念と希望
放射性物質をどうやって防げばいいのか、、
諦念と希望とで渦をまいています。
でもこのままではいけないんだっていうことを
知らされてるような気がします。
日常生活に使うものや食べ物、電力、服、
その過程で全てではないかもしれないけど、
人を踏み台にして生かされてる自分達がいる。

踏み台にされてる人に思いをめぐらすこともなく、知ることもなく。
でも、どこかで知ってて観て見ぬふりをしてるだけなんだと思います。
そんなものなんだ、世の中こんなものなんだ。と
昔から知らしめられるわけで。
だから学歴が重要だとか、どれだけ金儲けするか、
給料のちゃんと出るいい会社に入ること、
収入のある人と結婚すること、
それが親孝行みたいに多くの基準をおかれていて、
それが幸せだと信じて、大切なものを押し殺して、
観て見ぬふりをするしかなかったのかもしれません。

歪んだ大きな流れに沿って大きなものに巻かれて、
知らずに、心と反するものに巻き込まれる
加害者であり被害者なのかもしれません。
そういうの、もうなくなってほしいです。
みんなが幸せに手を取り合って生きていける
そういう世界に本当になってほしいです。


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