「困った時はお互い様」    

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「福島民友新聞」と「週刊朝日」の記事について

2014-07-31 11:20:14 | 原発・放射能
※この7月初めに「福島民友新聞」と「週刊朝日」に
「義捐金ゴロ」という言葉を使って、福島で子どもたちの保養のために活動する担当者が
善意の寄付を不正に私的流用、着服したかのような記事が掲載されました。
驚いて確認したところ、ご本人からの説明がありました。
会計にミスがあったのは事実ですが過失であり、間違った金額も既に返還されています。
保養活動の信頼を傷つけ、担当者を貶めるマスコミ記事に憤りを覚えます。
謝罪と説明の文書をこの場にも転載します。

※原発事故から3年が過ぎた現在も被災者避難者の困難は続いています。
原発事故は終わっていません。
事故前であれば「放射線管理区域」と呼ばれ一般人は立ち入りできないようなる場所に
子どもたちは暮らすことを余儀なくされています。
チェルノブイリ原発事故後、ベラルーシでは
汚染地域(平方メートルあたり3万7千ベクレル以上)の子どもたちに
年間24日の「保養」の権利が与えられ、国の予算で保養を実施しています。
「保養」は子どもたちの心と体をリフレッシュするとともに、
放射能汚染地域から一時離れることで、体にたまった放射性物質を排出し、
傷ついた細胞を修復する効果があることが報告されています。
ドネは今後も子どもたちの被曝を少しでも減らすための活動を応援していきます。


**************
≪転載・拡散可能です≫
◆ご協力・ご支援下さっている皆さまへ

 日頃からのご理解とご協力、ご支援に心から感謝いたします。
2011年3月以降、私は子どもたちを被曝から守りたい一心で活動を行ってきました。
様々な団体やグループに所属しながらの活動ですが、特に保護者が立ち上げた団体である
「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク(こども福島ネット)」は積極的な活動で知られ、
設立当初から「避難・疎開・保養班」の一員として動いてきた部分があります。
特に2011年度と2012年度はめまぐるしく状況が変化し、子どもたちのための具体的な支援策として
「保養」がクローズアップされたところです。
こうした激動期の活動で、不本意ながら経費処理上のミスを重ねてしまうこととなり、
監事の皆様による経費精査のお陰でようやくその事実に気がつきました。
この件が悪意あるものかのように『福島民友新聞』と『週刊朝日』に記事掲載されました。
このことに関し、説明させていただきたく思います。


●2011年度と2012年度の経費処理上のミスがどのようにして起きてしまったかについて


1. 2011年度の自分が関わった経費について、領収書(434,350円分)を紛失。
総会報告の為、行動日ごとの一覧表を作って交通費などをインターネットで検索し、
当時、総会資料作成の期限間際に事務局にメールで提出しました。
これに関して、記憶違いや訪問先のメモを残していないことなども重なり、
移動経路等にも間違いが複数あったことが今回、判明しました。
実際に活動を行っていることは事実ですが、
交通費を頂いた移動と立て替えでの移動が混在することともなり、
経費処理において結果的に重複請求になってしまったミスがあります。


2. 2012年度の決算時には、1の反省から、使用目的を記し、
領収書を一枚一枚専用用紙に貼って管理する方式にしました。
この2012年度の決算時に、2011年の日付の領収書があったのを複数見つけたため、
精算していなかった分だと思いこんで上記手法の通りに整理し、
エクセルの一覧表をつけて経費清算をお願いしました。
しかし今回の調査で、この時に発見された領収書は、
すでに1の一覧表で処理されていた分とダブってしまっていたものだったと分かりました。
自分では、2011年度分は紛失してしまったもの、
2012年度の決算時に発見されたものは1以外のものが見つかったものと思い込んでしまったためのミスです。
2の段階で1の一覧表と照らし合わせていれば、
報告した日付や使用目的が一致しているのでダブりに気がついたのですが、
思い込みから検証をしていませんでした。
手持ちの領収書のすべてを集めて精算したつもりでしたが、
ここでも交通費等をご負担頂いたものや清算済みのものと立て替えたものとを混在させてしまったため、
結果的に重複請求(58,478円分)となってしまったものもありました。


3. 更に、サミット関係で例外的に仮払いを受けていた50万円の清算が、未処理のまま残っていました。
年度ごとに現金、振り込み、領収書での清算、自分で扱ったもの、
事務局経理で処理してもらったものを明確に分けて管理できていなかったことが、
不正確さの原因です。この50万円は決算書上で「交通費」として処理された形になっており、
仮払いの枠から外れていました。
このため、事務局でも気付かずに未処理のままとなってしまっていた経緯もあります。


4. 各年度分の経費は原則、個人で立て替えていました。
総会後に自分の立て替え金額が確定してから一括清算してもらっていました。
ただし2012年2月に開催した「放射能からいのちを守る全国サミット」経費に関しては、
2011年度中に例外的に50万円の仮払いを受けていました。
このサミットの準備には、度重なる会議、関係者の交通費や印刷費、広告折り込み費用などもかかり、
仮払金と自分で立て替えた資金、事務局で直接支払ってもらった会場費等で104件1,714,671円に及びました。
サミットの他、132件993,928円の2012年度一般経費も自分で立て替えて扱っていました。
 途中途中で頻繁に清算すると、仮払いと立て替えと清算済みが混在することになり、
結局混乱するという懸念からの年度末一括清算でした。
しかし、こうした手法そのものにも限界があったと今では反省しています。


2011年度会計は、本部が一括して管理していました。
しかし、2012年度は、会計を担当して下さっていた方が福島を離れられたため、
本部事務員を置くことができませんでした。
5月から各班ごとの予算額を各班の世話人代表が預かって精算する形に変更になりました。
私は、保養班と全国サミットの通帳2冊をお預かりしていました。
これにより、2012年度は、2011年度末に全国サミット分として現金でお預かりした50万円、
2012年4月25日に受け取った保養班全体予算の300万円、
更に予算金額を受け取るまでに支払っていた分の立て替え金という形になり、
私にとっては複雑なお金の動きとなってしまいました。


 また、2011年度から2012年度は、特に「避難や保養」の活動が激しかった時期でした。
その上「避難・疎開・保養班」のメンバーが一人、また一人と県外避難していき人員が枯渇して行きました。
このことは福島での放射能被曝から子どもたちや自らを守るための事であり喜ばしいことでした。
こうした中で班の活動とサミット実行委員会での活動とが重なっていました。
保養班と全国サミットの二つお金の流れがあり、
自分一人では正確に動かしきれなかったのが今回のミスにつながった主たる原因です。
加えて、自分の本来の仕事も重なっていました。


●状況認識とその後の対応について


 この度の『福島民友』と『週刊朝日』に掲載された記事については、
私個人の経費処理手続上のミスが主な誘因となっているようです。
このような事態になってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
過去にお金を扱う仕事や経理の経験は一度もなく、2012年度保養班のお金を預かり、
初めて会計の役を担いました。
今回明らかになったミスは2011-2012年度の混乱期における処理手続き上の間違いであり、
悪意によるものではありません。
しかし不正確な処理に基づき、頂いてはならない費用を受領してしまったことは事実です。
各年度の締めの際に、もっと慎重に処理を行い、
多重に確認していただくなどの対応が必要だったと深く反省しています。
私のミスにより生じた重複受取の全額をお返しするのが当然であり、
監事の方からの報告・提言に従い、
お互いに了解できた分として7月10日付で保養班口座に返還させていただきました。
返還額は、2012年度分434,350円(2011年度との重複)と58,478円(2012年度アースデイ東京等との重複)です。
また、仮払金として預かっていた50万円も同時に精算いたしました。 


 活動のために飛び回っていたとはいえ、結果的に領収書処理の不正確さが明らかとなり、
茫然自失の状態です。この会計確認の中では、未請求だったことが判明した分、
過小請求していた分の間違いも発見されました。自分で清算しなかったミスなので、追加請求はしていません。


 今回の保養班の会計決算の再調査(2012年度分434,350円)は、
2013年6月9日の臨時総会以降、私自身が代表世話人会に求めたものです。
決算内容の再調査が、会の運営に不可欠だと考えていたからです。
その中で自分の経理処理ミスが出てくることなど、全く想像しておりませんでした。
自ら会計の再調査を申し出た事によってミスが発見され、返還・精算できたことが救いではありますが、
多くの方々にご心配をおかけし、お手を煩わせることとなってしまいました。
深く反省しています。
なお、「子ども福島ネット」からは、人件費や出張手当等は受け取っておりません。


●掲載された記事内容について


 7月10日、『週刊朝日』に実名が掲載された「キッズウィークエンド」の東京事務局である
アースデイ東京の理事会に出席させて頂き、説明を行いました。
個人として福島事務局を引き受け、
引率者や事務局運営経費を含む人件費等経費が個人口座に振り込まれた経緯なども、
理事会で承認いただきました。


「キッズウィークエンド」では福島事務局としての責任を負い、東京事務局と連携し、
自分の時間を企画・広報・準備・運営に充てたものです。
東京でのボランティアミーティングで福島の子どもの現状についてお話しさせていただき、
結果的に数十名の学生ボランティアさんが集まって下さいました。
3年間で400人以上の子どもたちの笑顔につなげることができている素晴らしいプログラムです。
なお、被災地支援を行うスポンサー様からご寄付いただきました善意の資金は、
そのまま全額を子どもたちのためのプログラム運営経費に充て、活用されています。


ただし、アースデイ東京との間で処理された「キッズウィークエンド」費用分の領収書が、
子ども福島ネットの2012年度会計処理に紛れ込んでしまいました。
先に説明したとおり、一年分の領収書を全てまとめ、
年度末に一括して処理作業を行ったため、こうしたミスを生んでしまいました。


また、週刊誌には「本誌は、Y氏の多重請求の証拠となる領収書を入手した。
宛名空欄の領収書を用意し、カラーコピーをアースデイに提出。
その後、子ども福島に提出していたのだ。こうして二重請求ができてしまった」とあります。


これは、アースデイ東京側には、領収書を台紙に張ってコピーしたものを郵送したのではなく、
台紙に張らずにスキャナーのガラス面に数枚ずつ並べてスキャンしたものです。
電子データ化した領収書とエクセルで作成した一覧表を
一対のデータとしてパソコンメールで提出して処理しておりました。


こうしてミスが起きてみると、あの時スキャンした請求済みの領収書を、
請求済として別にファイルしておけばよかったと反省しています。
領収書をすべてまとめて保管して置くという方法もミスを誘発したと思います。
手間を惜しまず、原本を先方にお送りするべきだったと反省しています。


更に週刊誌の「善意の寄付金を懐に入れられてしまっては組織の信用にも関わる。
会の世話人たちからは、刑事告発も辞さずとの意見も出ています」と
「領収書紛失などを理由に請求し、わかっているだけでも34万円を着服していたのです」
の記載については、全く身に覚えのないことです。


紛失した領収書は確かに複数枚ありましたが、告発されるように懐に入れたことや、
経費の着服は一度も行っていません。


「本人の弁明を聞こうとしたが、本誌の取材に対してY氏は、
『お答えすることはありません』とだけ話した」とありますが、
この件については、『週刊朝日』の記者として名乗った記者からの電話はこれまで、
一度もありませんでした。
「フリーランスジャーナリスト」という方からは電話をいただきましたが、
何に掲載されるのかもわからず、電話での取材を受けることはできない旨をお伝えしたことはあります。


 今回、監査の皆様による調査のおかげで、自分のミスに気づき、修正することができました。
経費処理においては重々慎重に進めることが大前提ということを改めて学ばせて頂きました。


 一方、新聞や週刊誌で事実で無い記事が掲載されたことは大変残念なことです。
武本代表世話人の言として『福島民友新聞』に「要は「市民団体ゴロ」のような人が入ってきていたと思う」。
「子ども福島ネットワークには多くの寄付が集まった。
その資金を目当てに集まった市民活動ゴロが、お金を自らの団体の活動に流用したような形跡がある。
事故当初の11年より、12年に不審な会計が多いように思う」
とありますが、保養班の活動は全て子どもたちのために使われているもので、
個人の団体の運営経費等に使われている訳では決してありません。
メンバーの必死の活動を見てご支援下さる方が増えたのであって、
集まったお金を目当てに参画したメンバーは一人もいないと信じています。


 混乱期に最前線で避難・保養活動を実践してきた中で起こしてしまったミスです。
悪意があるかのように取り沙汰されることへの苦痛と憤りを感じています。
あってはならないミスですが、2011年~2012年の激動の年の活動においては、
経理の素人の私としてはこれが最大限の努力でした。


 福島の子どもたちや保護者のために為すべきことは山のようにあります。
実現可能なことも沢山あります。
今、動かなければ今後の進展に響いてしまうこともあります。
子どもたちの育ちは待ってくれません。
今回の失敗を心から反省し、
今後も様々なフィールドで子どもたちのための具体的な活動を続けたい一心でおります。
それが自分の役割だと思うからです。
皆様のご理解をいただけましたら幸いに思います。

2014年7月23日

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