WEST TERRACE PINOT NOIR 2001

今日の晩御飯は黒毛和牛とラム肉のしゃぶしゃぶで、ワインは、まるで高級ブルゴーニュのようだという売り文句につられて買った、ちょっといいカリフォルニアのピノを開けることにしました。

WEST TERRACE PINOT NOIR 2001
ウエスト テラス ピノ ノワール

生産者：PARAISO VINEYARDS
　　　　　　パライソ ヴィンヤーズ

産地：サンタ・ルチア・ハイランズ　葡萄品種：ピノ・ノワール　タイプ：フルボディ

輸入者：ヴィノスやまざき　購入価格：4762円　購入店：ヴィノスやまざきWine+ist渋谷

カリフォルニア州モントレーのサンタ・ルチアの山の中にあるワイナリーで、もともと高品質のぶどうを造って有名ワイナリーに売るぶどうの生産農家でしたが、品質も価格も自分たちの納得できるワインを造りたいと、1988年、パライソ・スプリングスの名前で、自家栽培ぶどうでワインを造り始めたんだそうです。 ウェストテラスの畑は、起伏の多いパライソの土地の中でも最もピノ・ノワールに適した区画にあり、このあたりの涼しい気候も手伝って、ワールドクラスのピノ・ノワールができるんだそうです。 2000年ヴィンテージからラベルが変わり、名前もパライソ・スプリングス・ヴィンヤーズからパライソ・ヴィンヤーズへ変わりました。 パライソ・ヴィンヤーズのHPは、⇒こちらです。 美しいグラデーションを見せる明るい真紅色。 グラスに近づくと、ふんわりとバニラや樽の甘い香りとミントのすっとした香りがしました。 飲んでみると、やはりバニラと樽の香りがたっぷり香ってきます。 フランボワーズ、カシスリキュール、ミント、苺、アメリカンチェリー、なめし皮、カラメル、シナモン、花の香り、若芽、煙のようなスモーキーな香り。余韻は少し短めで、甘～いバニラの香りと舌に甘い味わいが残ります。 舌触りはとても柔らかで滑らかです。 柔らかで品の良い酸味が溶け込んだコクのある果実味。 よく熟した果物のような甘味が柔らかなタンニンに溶け込んでいます。 しっかりした造りで、しっかりとしたコクと旨味と凝縮感があり、柔らかでグラマラスな明るい感じの味わいのワインです。 あんまり高いブルゴーニュは飲んだことないですが、やっぱりブルゴーニュとはぜんぜん違いますね。アメリカのワインらしい味わいです。 とても美味しいワインですが、これが2000円代後半なら買ってもいいかな～、という感じです。 その値段ならピータンポイントを83点ぐらいあげてもよかったですが。(^^; お肉とはどれもよく合っていましたが、どちらかというと和牛よりラム肉の方合っていました。