オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

渓流竿破壊、巨大魚との戦い

2014-01-14 19:59:04 | 大型魚

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指定外来魚A2ニジマス放流禁止、野生化ニジマス駆除。 その壱。

このキャッチコピーだけではニジマス愛護派、ニジマス放流容認派の方たちは目をむいて激しい反感を感じられるかもしれません。正しくは オショロコマなど在来種の生態系に著しい影響を与える恐れがある場合は という長い但し書きがつきます。

初心にもどり、河川・湖沼は釣り人だけのものではないということも念頭におかなければなりません。オショロコマなどの在来種としては、在来ヤマベ、アメマス(エゾイワナ)、ハナカジカ、スナヤツメ、フクドジョウ、ウグイ、ヤチウグイ、エゾトミヨ、ニホンザリガニ、エゾアカガエル、エゾサンショウウオ、種々の水生昆虫、種々の岸辺の生物などが私のブログに登場します。ここではさしあたって最も目につくオショロコマに対する影響を考えてみました。

先日、本当に久しぶりに 長いことほったらかしにしてあった オショロコマの森ブログ5 のサブブログ ドリーバーデンのブログ をなんとなく覗いてみましたら、早春、巨大ニジマスが遡上する渓流 の記事だけが 群を抜くアクセスがあり珍しくコメントもいただいておりました。それでコメントに対する御返事を書こうとしましたが 長くなるので今回のブログ記事とさせていただきました。気づくのが遅れて御返事がおそくなり申し訳ありません。

コメント記事

在来種であるオショロコマは大切です。でも、ニジマスも大切です。遥か昔に国がニジマスを放ちました。釣りのターゲットとして今では沢山の人々がわざわざ飛行機にのってまで釧路川水系まで来て釣りを楽しんでくれています。そんなニジマスが居る環境に惚れこんで、内地からの移住もかなりの件数です。町も過去十年以上、ニジマスの放流にちからをいれてきました。滝上と同じように、ニジマスは町のたからなのです。来月には道の条例で白黒つくでしょう。
          
               2013-5-17 22:23 弟子屈町民


来月には道の条例で白黒つくでしょうというのがちょっと意味不明なのですが、置いておきます。なにか白黒ついたのでしょうか。

オショロコマも大切ですがニジマスも大切とのことですね。そのとおりです。しかし大切さの次元がまったく異なることにお気づきいただければ幸いです。

私もニジマス釣りは大好きで大型ニジマス釣りの快感に日々酔いしれている一人です。北見市界隈ではいまや野生化巨大ニジマスが釣れるところはいたるところにあります。ニジマスは私にとってもとても大切な魚です。

渓流竿破壊、巨大魚との戦い 釧路川水系にて
















ものすごいバーンッという炸裂音とともに竿が木っ端みじんになって、同時にハリス切れで、巨大魚は遁走。放心状態。



オショロコマ棲息水域以外では釣ったニジマスは全てリリースしています。ただ、ふと我にかえると北海道の川でこんなモンスター外来魚が釣れていいのだろうか?と素朴な疑問に心が揺れることもあります。もし、ニジマスをとるかオショロコマをとるかと二者択一をせまられれば、ためらわずオショロコマをとることは言うまでもありません。



ニジマスの大切さの意味合いは、自然繁殖が難しい本州と異なり、北海道では野生化し美しい姿態とパワーで私たちに釣る快感を与えてくれるから、北海道では一部をのぞき無料で大自然のなかで楽しめるから、釣りにかかわる産業( 釣り雑誌、釣り具産業、釣り具店、地域の宿泊施設、食堂、売店、ガソリンスタンド etc )がうるおうから、釣り人がきて地域が活性化するかも知れないから( 移住する人までいる?)、食べておいしいから、川に魚がいるとうれしいから(死の川より、はるかにまし)、川にニジマスやアメリカザリガニ(本州)がいるのはいまや日常の光景で、これらを在来種と勘違いしている子供までいる、といった色々な理由で大切ということができるかも知れません。

ただ、ちょっと極端な言い方ですが、ニジマスを他の こわい外来魚 の名前に置き換えても似たような文章ができるかも知れません。さらに過疎の町が自然豊かな川にモンスター外来魚を放して人を呼び込むことは、苦肉の策として原発やダム建設で自然等を切り売りする代償に多額の補助金を得る状況と多少相通じるところがあるかも知れません。




北見市近郊の渓流にて。この巨大ニジマス、70cm 級のモンスターです。撮影後はリリースしています。



この項、続く。 

以後 8回に分けて、浅学非才なのは十分にわかった上で、この問題につき考察し、対策を考えてみました。この際、北海道各地での本格渓流釣り歴50年以上の私の実体験と釣りデータが以下の文章の背景になっています。一応、私は日本魚類学会会員ですが、いわゆる学術論文の引用はいくつかの理由で必要最小限にしています。 長丁場になりますが、北海道の渓流釣りを考える上で避けては通れない問題です。ぜひ最後までお読みいただければありがたいと思います。なにとぞ宜しくお願いします。


Oshorokomanomori blog5 Salvelinus malma in Nature in Hokkaido, Japan


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