DOKKENBARへようこそ

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迷える古羊、どこへ行く/PROPHET

2017-04-09 10:55:23 | 日記

(今日は4日分です)

●9月27日(火)
・この間歴史的な猛烈さの台風に襲われたばかりの台湾、また強い台風だとか。お気の毒なことだ。
・今日は暑い。こんなに暑く感じたのはそれこそ何週間振りであろう。ずっと不順な日が続いていたからなあ。

・スーパーのバイト。15~21時。
笑顔が素敵なお客さん、今日は来なかったが、彼女がいつ来ても良いように、自分も笑顔を忘れないようにと意識して仕事を続けることができた。
それだけでも有り難いことだ。

・クリトラ(アメリカの2人)の討論会は、両方とも、特に可もなく不可もなく、だったらしい。
トランプは討論会の中で、独、日、韓などに駐留する米軍の経費をそれぞれの国は金を払っていないので、金を取ると言ったそうだ。

そんな事はない。日本なんか思いやり予算とかなんとかいって、他の国が払ってないような金まで払っている。
はっきり覚えてないが、確か米軍の駐留経費の内、日本は7割、韓国は4割?、ドイツは3割?を負担している。

むしろ日本なんかは気を遣って他の国よりずっと多くの金を負担している。払ってないなんて言われるのは非常に心外だ。しかもトランプの間違った言葉が真実としてアメリカ国民の頭に植え付けられてしまう。

アメリカではフェイクニュースという言葉があるらしい。嘘のニュース。このフェイクニュースは今や全米に蔓延していて、市民はもうどれを信じていいのか分からないという状態らしい。
そしてこのフェイクニュースを含む様々な情報が一体本当なのか嘘なのか、何か根拠が有るのか無いのかを判定するグループがいくつもあり、お互いを批判し合うクリトラの「ウソ度」をチェックしているグループもあるらしい。

また、真偽の判定は、例えば、「正しい」~「真っ赤な嘘」の7段階、といったような判定方法をするところもあるらしく、必ずしも「イエス」「ノー」の2種類だけでもないようだ。

「駐留経費払ってない」は「真っ赤な嘘」

こんな嘘つきトランプが大統領になったら、一体世界はどうなっちゃうの?

●9月28日(水)
・アベ、今日の国会で、(参院本会議代表質問)
「政権交代後、3本の矢の政策を進めることにより、経済の好循環は着実に回り始め、『現在はデフレではない』という状況を作り出すことが出来ました」

経済の好循環は本当に着実に回り始めているんだろうか? 本当に「着実に」なんだろうか? 百歩譲って、仮に経済の一部に「好」の部分があるとしても、それはアベノミクスの3本目の矢の効果なの? 3本目の矢の効果って本当にあったの? そもそも3本目の矢って実際に何か放たれたの?

それと、「デフレではないという状況」という、そのような、またもや微妙な言い回し・言葉遣いによって真実を覆い隠すような、人に誤解を与えるようなことはしないでほしい。

物価上昇率は、確かに一時は1.4%くらいまで行ったと思うけど、今は0%以下にまで行っている? もしかして今年はマイナス? それが現実なんじゃないの?

それなのに国会で、「デフレではないという状況」と堂々と“自慢”している。

何年経っても大した成果もないのに、我田引水とは正にこのこと、アベのこと。

・スーパーのバイト。14~21時。
お客さんがレジでチェリートマトをキャンセルした。本当ならすぐ売場に戻すんだけど、ちらっと見たら、いつもより量が3~4倍多い。しかも298円とか398円とかが普通なんだけど、これは200円。見切り品だった。

チェリートマト、いつも買いたいなあと思うんだけど、高くて・・・ キャンセルされたチェリートマトは自分が買うことにした。

前に、JKレジバイトと水曜にラーメンでも食べにいこうと話をしていたが、「今日は、どうする? 止めとく?」「うん」「じゃ、またその内機会があったら行こう」「うん」
無理に誘うつもりは最初からないし、多分もう誘うこともないだろう。

・日ハムがリーグ優勝! 一時はソフトバンクと11.5ゲーム差があったが、それをひっくり返しての大逆転で、正にメイクドラマの再現である。
色々な選手が活躍したが、その筆頭は何といっても投手・野手両刀遣いの大谷選手。

大谷選手は野球界のバイです。

●9月29日(木)
・OPEC(石油輸出国機構)は今回の会合で減産に合意する見込みだという。
普通、商品の価格が下がれば生産量を抑えて(品不足状態を作り出して)、価格下落を回避(価格を上昇)させようとするのだが、原油生産量世界一のサウジアラビアは、価格下落が続く中でも今までずっと減産意見には同意せず、生産量を維持してきた。

理由は、アメリカで生産が伸びてきたシェールガスに対抗するため。原油価格を低く抑えれば、対抗上アメリカもシェールガスの価格を低く抑えざるをえないが、そうするとシェールガスの生産コストが販売価格を上回ってしまい、赤字となってしまう。アメリカのシェールガス産業そのものをぶっ潰すのがサウジの狙い。サウジとアメリカの我慢比べだ。
それに中国の景気伸び悩みで、価格を上げたくても上げられない状況もある。

そんなサウジが、量はそんなに多いとはいえないが、減産に同意したというのは、ちょっとしたサプライズ。
原油価格が低迷すれば、それは産油国にとっては収入が減るということを意味する。国の収入が減ればしわ寄せは当然国民に向かう。
今までサウジは相当我慢してきたのであろうが、それもそろそろ限界ということか。

今回の減産合意でも、原油価格はそんなには上がらないだろうという見方もあるようだが、もしある程度上がれば、日本の経済や我々自身の生活にも直接影響が及ぶ。

・スーパーのバイト。15~23時。
休憩室のテレビで、ロッテの重光親娘の争いについてやっていたので、一緒にいた次長ともそんな話になった。

このロッテ親娘の争いもかなり熾烈を極めるが、経済界で親子、兄弟などの争いというと、少し前には、大塚家具のいざこざがあったなあ。
あと、皆さんがお世話になっているあのコンドームのオカモト(昔は岡本理研ゴムといっていた)と不二ラテックス。これは兄弟喧嘩だと聞いたことがある。

両社の使い比べも一興だ。

それと日本でもお馴染みのPUMAとadidas。こちらはルドルフ・ダスラーとアドルフ・ダスラー兄弟の喧嘩。
最初は仲が良かったが、喧嘩別れ(ヒットラーをめぐってだったかな?)の後、兄のルドルフ・ダスラーはルとダでルダ(RUDA)からその後PUMAへ。弟のアドルフ・ダスラーはアドルフの愛称アディとダスラーのダスでadidas。

両社の物を同時に身につけるのは良くない?

・帰り、ずっと小雨。
・最近、疲れていて、録画したニュースすらあまりちゃんと見ていないかも・・・

●9月30日(金) バイト休み。
・すっきり気持ちよく晴れた。
スーパー、銀行、郵便局。
何だか野菜が高い。買わなかった、というより買えない。

郵便局、混んでいる。全く周りの状況が把握できないようなKY老人が、カウンターにベッタリとへばりついてテラー(職員)と話し込んでる。
スーパーでも動作が超遅いお年寄りがいるが、まあ、いつか自分もこうなるのだと思えば我慢できなくもないし、どう仕様もない。
今日のKY老人、怒ろうが何しようが自分の順番が早くなるわけでもないし、側にいて話が聞こえてくると余計にイライラ腹が立ってくるので、郵便局の外に出てスマホでも見て時間潰しをしているのが一番だ。

やっと自分の順番が回ってきた。自分は別に怒った表情をしたわけでもないのだが、テラーはペコペコ「お待たせしました」と米つき虫。テラーはこういう時に切れちゃうお客がいることを何度も経験している。

スーパーも同じ。待たされた客が切れちゃわないように、自分も含めて必要以上にヘコヘコすることがある。
日本中、学校でも、病院でも、どこでも、モンスターだらけ。(最近はスマホでは多少はモンスターは減ったのかな)

嫌な世の中になったもんだ。

・家を出る前、偶然に小銭入れの中からある食べ物屋の煮玉子無料サービス券が出てきた。利用期限は何と今日。買い物の帰りにでも寄ってタンメンでも食べてこようかなと思っていたが・・・

店の前で、止めた。やっぱ勿体ない・・・

唐突に[今日のこれ観て聴いて]
PROPHET(プロフェット)の「エブリシング ユー アー」

今までこのコーナーで何曲かの曲を紹介してきたが、それらの曲は、店の名がDOKKENだったというイメージからはどちらかというと離れた存在の曲が多かったと思う。

今日ご紹介する曲は原点回帰というか、正に店名に相応しいものです。

このブログは、元々はロックバーDOKKENをやっていた時に始めたものなので、当然読んでくれる人は店に来てくれるお客さんとか、ロックが好きな人とかを意識して書いていた面があるけれど(でも、もしかしたら、当時からそんなにロックロックしてなかった部分もあったかもしれない・・・)、その後店がなくなってからは、書く内容も結構変わり(アベとか・・・)、今は一体どんな人が読んでくれているのかさえ全然分からない状態です。(それどころか読んでくれる人がいるのかどうかも分からない・・・)

ですから読者によって“ロック度”は千差万別だと思われます。
ロック度の高い人はPROPHETなんて何を今更と思われるかもしれません。まあ、そこら辺はどうかご容赦を。
(というか、自分自身はさほどロックに詳しいとは思っていないのですが・・・ 好きなだけです)

逆に、もしロックは殆ど聴いたことがない、ロックなんて興味ない、ロックはうるさいだけ、怪しい、危ない、汚い、よく分からない・・・
そう思っている人がいるとしたら・・・ その通りです!
まあ、ロックといっても結構幅が広いんです。というか、非常に広いんです。
ロックを他の人より多少多く聴いてきたかなと思っている自分でさえ、恐らく実際に聴いたのは、全体の1%の更にその1%もないと思う。そのくらい奥が深い世界なんです。

自分は人に何かを押しつけるのは嫌いだけども、「袖すり合うも多生の縁」という言葉もあります。ロック度の低い人で、今日たまたまここを通りかかった人、良ければYOU TUBEでPROPHETの「エブリシング ユー アー」を検索してみて下さい。

(前置きが長くなって済みません)

これもロックです。美バラード、他にいくらでもあります。恐らくロックに対する考えが変わるかもしれません。うるさいロック、いくらでもありますが、美メロディ、それ以上にいくらでもあります。
ロックを聴かず嫌いだった方、もし良かったらこれを機会に色々聴いてみて下さい。

・・・参考までに・・・
このPROPHETのドラマーは後にDANGER DANGERのリードヴォーカルとなるテッド・ポーリーです。
それから、直接の繋がりはありませんが、相関図的にはBON JOVIと若干繋がりがないわけでもありません。
つまりTHE RESTというバンドがあって、ヴォーカルはジョン・ボン・ジョビ、ギターがジャック・ポンティという人だったんですが、ジョンは省くとして、ジャック・ポンティは後にSURGIN’というバンドを結成します。そのSURGIN’のヴォーカルだったのがラッセル・アルカラで、ラッセルはSURGIN’脱退後にPROPHETに参加しますが、PROPHETのセカンドアルバムではヴォーカルはディーン・フジオカ、・・・もとい、ディーン・ファサノとなります。
「エブリシング ユー アー」はこのディーンがヴォーカル。

・・・やっぱBON JOVIとは何の関係もなかったですね・・・

追1)BON JOVIのファーストに「ショット スルー ザ ハート」ってヒット曲がありますよね。これはジャック・ポンティとの共作なので、SURGIN’のアルバムにも収録されているんですが、これがまた、笑えるくらい・・・教えません。
YOU TUBEにSURGIN’のアルバムがフルで有ります。2曲目(3分10秒くらい~)です。 PROPHETよりこっちを話題にしたいくらい面白い曲です。 聴いて損はない。 いや、必聴だ!
追2)蛇足ながら、ジャック・ポンティの名を初めて聞いた時には、一瞬ジャン・リュック・ポンティとこんがらがった。
ジャズ、フュージョン系のヴァイオリニストで、こっちはこっちで凄い人です。