ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ゴール居酒屋の横大路2

2017年10月11日 21時16分03秒 | ウォーキング

こんな虫籠窓のある家なんかを
眺めながら進んでいくと、



そこにあったのが



「三輪神社」

この神社の西側を、
南北に走る道が「中ッ道」です。
この南北の道は、奈良盆地を三つに分けて、
東から上ッ道、中ッ道、下ッ道
という名で通っています。

今でも痕跡が多く残る道ですが、
この中ッ道だけはっきりしない
ところもあるようです。

でもこの三輪神社横の道は中ッ道で、
ちょうど横大路との交差点にある神社ですね。



この神社の中にある
「大けやき」が大和名所図会にも
描かれており、



おかげ参りの目印になっていたといいます。

そして今もご神木としての
信仰を集めてもいるそうです。



そしてその交差点のところにある
溝の中に、古代寺院の
痕跡ではないかと伝わる
面堂の礎石があり、



そこの白山神社と合祀されています。



ここは三輪郷の西南済みに当たる
三輪神社ですから、
その礎石のようです。

とうぜん桜井の「大神神社」と
関連しているのでしょう。

さあ、道はどんどんと
昔の雰囲気を醸しだしてきます。



ここが弘法大師堂。



そうあの空海さんのお堂ですね。

彼が杖を突いたところから
水がわくという話は
すごいたくさんありますが、
ここはちょっと変わっています。

その昔弘法大師巡歴の際、
米川と出合川の合流地に来たときに、
「くしゃみ」に悩ませられ、
川水を掬って飲んだら
全治したという伝承があったそうで、
それに基づき、
明治初期に造られたお堂です。

いやあ、くしゃみというのも面白い。

当時ここでは
「南無大師へくしょん金剛」と
呼ばれていたかもしれません。

それにしても、
ブロックで囲まれた小さなスペースですが、
きれいに保たれているのは
さすがに信仰の篤い
弘法大師さまなんですな。



川沿いの道を進んでいきますと、
道標が立っています。



「すぐ香具山法然寺」

でしょう。
奈良三山を歩いているときに
香具山の下にあったお寺ですねえ。

ところどころで以前の歩きと
つながります。

あの大和三山歩きは、
猛烈に蚊の多い季節でしたねえ。
でも奈良南部の見どころを
ギュギュっと固めた感じで、
一度「やぶ蚊警報」のない
寒い時期でいいからもう一度
回ってみたいなあと思っている。

このあたりへ来るようになってから
もう8年くらいたつかなあ。

橿原市もこんな案内板や



道標などいろいろ力を



入れているようだ。

で、この日は夏の終わりかけの
雲のさわやかな日だったな。



この地蔵さんあたりから、
八木駅にかけては
さらにいっそう古い家が
続くので、しっかり歩いていこう。



道は車がすれ違うのも
ちょっと狭そうです。



で、ちょっと橋のところから
川沿いを見るとどうも
散歩道のようなものが続いている。



これはちょっと歩いてみますかね。



川沿いの涼しいこんな道を歩いていくと、



なんか大きな神社に出ました。



庚申さんが祀ってあったり、
小さな社殿もあります。

川からだと裏手の方から
入っていくので、
表の鳥居のところまで出たら
「山口神社」であることがわかりました。



地方のこういう神社やお寺は
地元住民の集まり場に
なったりしてますねえ。



ここもそんな雰囲気が充満してました。

さらに横大路を進んでいきますと、
右手の方にちょっとした
山が近づいてきました。



「耳成山」です。

天香具山、畝傍山とともに
大和三山と呼ばれる山です。

標高は139mと三山の中では
最も低い山ですが、
きれいな山です。

こんな豆腐屋のある交差点から



右に曲がって、すこし
その山の方に行ってみましょう。



ふもとには池があり、
そこは公園になっています。
こんな駐車場があったり、



歌の碑があったりします。



以前からここに来た時には
よく思うのですが、
ここではいつも多くの
子供たちが遊んでいますねえ。

続く


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