ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

四国巡礼六十番横峰寺

2016年11月19日 20時50分39秒 | ウォーキング

このお寺の本堂がこれ。



鉄筋の建物です。

その本堂の横で靴を脱いで
勤行次第のためお寺の中に入っていきますと、
おお~中心に大日如来が座っています。



真言宗での最も中心の仏です。



曼荼羅の中央に来る仏です。
周りに設置されている椅子に腰かけ、
お経をあげていきます。
うん、これはらくちんですねえ。

ありがたい、ありがたい。

まあたまにはこんなに
リラックスする読経もいいでしょう。

さあ、これで当初予定していた
4寺は終わりましたが、
ではあと一寺どうするか。

時間はぎりぎりですが、
行ってみようということに
なりました。

次のお寺は60番「横峰寺」です。

ここは四国詣での中でも
3番目の高所にあるお寺です。
本日乗っているバスでは
近くまでいけません。



なので、ここではマイクロバスに
乗り換えることになるのです。



4時半が納経締め切りなので、
3時55分までにバス停につけば
セーフだとのことです。

頑張って四国の田舎道を
少し急ぎ加減で進んでいき
バス停についたのが3時52分。

何とかセーフです。

みんなで慌ててバスを乗り換えました。

ではマイクロバススタートです。

と、ところが、
このマイクロバスが撃早でした。
狭い山道をビュンビュン進んでいきます。
ヘアピンカーブもノーブレーキで
突っ込んでいきます。

まあ、運転手さんは慣れているんだろうけど、
乗客である我々にとっては
もう「ビッグサンダーマウンテン」。

目もくらむほどに
すっ飛ばしていきます。

時間がぎりぎりだからかなあ。

この約30分間は、
これまでの四国詣での中で
最高のスリルでした。

いやあ、涅槃に近づきましたなあ。

ようやく山中の駐車場について、
ふらふらとバスを降ります。

さあここから本堂まで
15分くらい歩かないといけません。
道中、歩きながら帰りの車も
あんなスピードで下るのかなあ
と思うと、もう思わず口から
「般若心経」があふれ出てきますね。

まあ、とにかく頑張ってきたお寺です。
しっかりお参りしておきましょう。

駐車場から山の中を歩き続けます。







冬場は凍結のために
お寺参りの時間が早いそうです。



四国でもねえ、
以前旅行に来た時には
山の中には積雪で
行けなかったことがあります。
寒いときにはそんな状態になるんですねえ。
ここでも積雪があったりするんでしょうねえ。

そんな中をあのマイクロバスが・・・
うう~マッドマックスやあ。

考えただけで恐ろしくなります。

歩く参道はというと
なぜかどんどん下っていきます。
え~、帰りはこれを歩くの?
もう暗くなり始めてるよ、
と不安を抱きつつ15分ほど歩くと、
ようやくお寺の屋根が見えてきました。



ここは、先の前神寺と同様に、
役行者が開基したお寺です。

彼が蔵王権現を刻んで
小堂におさめたといわれています。
その後空海が大日如来を
安置したお寺です。

それにしても、
こんな深い山の中に
マイクロバスもない時代に
よくもこんな立派なお寺を立てたものです。



天井や屋根の飾りも立派です。
また立派な灯篭もたっていますので、
ここではそれらを絵に
しておくことにしました。
それがこれ。



石灯籠をこんなに近くで
描くのは初めてですので、
気合を入れて書いたら
なかなかの絵ができたようです。
また一つ、絵の勉強も
させていただきましたかね。

太子堂は小さかったのですが、
ここもしっかりお経を
あげておきましたよ。





さて、では度胸も終わり、
帰り道に向かいましょう。
下ってきた道をてくてくと
登っていきます。

まあ、なんとか暗くなる前に
帰路につけて良かったです。

なんとか駐車場に着き、
さあ、では下りのマイクロバスに
ちょっとドキドキしながら乗り込みましょう。

続く


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