ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

青空の下、京田辺へ6

2017年10月22日 21時12分21秒 | ウォーキング

狸化けのようなじいさんと
すれ違った後はもう
全く人の気配がありません。

こんな釣りするなと書かれたような
池のそばを通っても、



畑の横を通ってもひっそりとしています。



そして自然はますます深くなっていき、
道端にはこんなクズが
いっぱい咲くようになってきました。



そうそう、先日この花も描きましたよ。



じっくり見てたら
かわいい花なんですが、
他の植物を覆いつくすように
いっぱい咲いているので、
ちょっとあつかましい様子が
こんな名前で呼ばれることを
気持ち的に許してしまいます。

ほんとはこの花の根っこからの
でんぷんが粉になり食用になるので、
かつて大和国(現:奈良県)
吉野川(紀の川)上流の国栖(くず)が
産地となり、こんな名前に
なったという花なんですけどね。

道端にはこんな栗の実がなっていたり、



キノコがわさわさ生えていたりする田舎道です。





だからごみの不法投棄も心配ですね。



この電柱に貼られた看板には
一休さんがカメラを構えている絵が
描かれていました。

どこかで撮影しているのかなあ。

doironを見て
おっ、へんなおっさんが
カメラを抱えて不法投棄の
下見に来てるんじゃないか
と思われたりしませんでしょうねえ。

逆に不法投棄監視役の
警視庁捜査本部の天才デカに
見られたりしてねえ。

そういえば、警部と警部補に囲まれて、
不法投棄の証人として丸二日間警察通いを
したことがあったことを
思い出しましたねえ。
怪しそうなおっさんが
ウロウロしてたら顔をしっかり
覚えて置かなくてはなりません。

頭にタオルを巻いて走ってる
おっさんなんかいてたら
じっくり覚えて置かなくてはなりません。

あっ、さっきの90歳くらいの高齢者が、
も、もしかしたら悪の結晶、
デーモン博士の変装した
姿かもしれないなあ。

うう~電子頭脳がオーバーヒート
しそうですがな~

さあ、道はそんな田舎道から



また更に細いもっと田舎道に
入っていきます。



遠くからは、大学のグランドの
練習声が聞こえてきますが、
周りの自然はどんどん深くなってきます。



春先には野イチゴや山菜が
いっぱい取れそうですねえ。
栗もいっぱいなっていますし、
銀杏の木にはぎんなんが鈴なりです。



う~ん季節を間違えなければ、
たくさんの収穫がありそうですねえ。
周りの人の集まりが
こんな状態のままだと、
自然の収穫が全部無駄に
なってしまいそうですよ。

でも採集しに家からはちょっと遠いかなあ。

道はやがて人里の方へと
向かって行きます。

遠くからは車の音も聞こえてきました。

立木の中に広い公園が見えてきました。

ちょうど中央に立派な
トイレがありますよ。



ああ~先ほど大きな栗の木の下に
肥料をやってきましたので
行きませんけどね。

で、公園に出ると右側に
大きなお寺が見えてきました。

大御堂観音寺です。



奈良時代に天皇の勅願で
建てられたお寺だそうです。

ご本尊は国宝の十一面観音
となっている。
ここはどうも桜の名所のようだ。
あちこちに桜が植わっているのと、
池には浮島があり



風情たっぷりのところである。



周りを山と田んぼに囲まれた
のんびりしたところである。
先ほどの一休寺といい、
ここといい豊富な自然と
田畑に囲まれたのんびりした風情が
京田辺の魅力といっても
いいかもしれませんな。

お寺の横には地祇神社も
並んでいました。



また並んでいる公園には
釣鐘堂もありますが、



一つ気になる石が立っていました。

「二月堂竹送り復活の地」



と刻まれています。
そうなんです。
約1200年の歴史を誇る
東大寺二月堂のお水取りの
籠松明、あの火をつけて駆け回る
松明にここ京田辺の竹が
使われているそうです。

そういえばあちこちに
竹林もありましたねえ。

毎年2月11日にここの竹が
東大寺へと運ばれていくそうです。

こんなことを知ったら
お水取りのニュースが
楽しみになりますねえ。

続く