活眼明察日記

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経産省庁舎内を完全施錠して取材規制と自己の保身を図る「アホの骨頂」世耕弘成大臣

2017-03-11 23:17:44 | Weblog
防衛省に南スーダンPKO陸自の日報を開示請求したジャーナリストに「日報は廃棄した」として不開示にした事案は、その後、日報が省内に電子データとして保存されていました。防衛大臣と統合幕僚幹部が連携していない証として、世論の批判を浴びたことは記憶に新しいところです。

この防衛省の不祥事を教訓にしたのか、経済産業省が庁舎内のすべての部屋の扉を施錠することを決め、先日から実施されています。簡単に言えば庁舎全体を「密室化」してしまったのです。これは報道関係やジャーナリスト・一般市民まで入室を制限、選別することになり、世間が求める情報開示に逆行するものとして、いま注目されているところです。

庁舎内を密室化することに世耕弘成大臣は「企業の情報や通商交渉など機微ある情報を取り扱っているので、庁舎管理を徹底する」と語りました。いかにもとってつけたような言い回しですが、先述の防衛省の「二の舞」を恐れて、予防線を張ったものと見なすことができます。同時に世耕自身が責任を問われることを避ける「保身」の目的があることも覚えておきましょう。

このような庁舎内の締め出しになんの効果があるのか、「アホの骨頂」大臣につける薬がありません。あまりにも「器」が小さすぎ、さっさと辞めてもらいたいものです。


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