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美空ひばりと作曲家「船村徹」のお話 ・・・・

2014年07月21日 06時03分50秒 | 音楽、曲、詩

 

日本の歌い手の中で

最高のシンガーは

やはり

美空ひばりさんですよね。





そこで

作曲家・船村徹さん

美空ひばりさん

とのエピソードを  ・・・。

 






美空ひばりは読譜力は

それほどではなかったらしいです。

しかし、

音符の上下動を

目で追いながら


感覚的にメロディーのもたらす

感性の起状を読み取り、

作詞家や作曲家が

自分に何を求めているか


まるで瞬時につかみ取って

表現する素晴らしさは

類を見ない人であったらしいです。


 

 「哀愁波止場」では、

 

夜の波止場にゃ 誰もいない ・・・

 
 

この歌の歌い出しは

高音の裏声から入ります。

この間の高低差は1オクターブ。


 これを聞いたひばりの母、

喜美枝さんが


 「なんでこんな風邪を引いたような声を出させるの、

お嬢(ひばり)がダメになっちゃうじゃないの」 と

怒ったとのこと。


 しかし、

「風邪を引いたような声じゃないんです。

人間の声には地声と裏声があって、

これはひばりさんの

綺麗な裏声を生かすために

作った曲なんです」

と説明したのですが、

 

母、喜美枝さんは

納得せず 「お嬢が潰されてしまう」

 

「こんなものを発売すると承知しないからね」

と怒った声を張り上げ

譲りませんでした。

 

しかし、

音楽関係者は

音源は取らせて下さいということで

録音を終了しました。


 ひばりさんは

「いいのが出来た」と

言っていましたが、

母、

喜美枝さんの怒りは

収まることはなかったのです。

 

だが、

この年の7月に発売されると

あっという間にヒットし、

日本レコード大賞優秀歌唱賞を

受賞したのです。

 

船村徹さんは

ひばりの歌唱を見事に引き出し、

母、

喜美枝さんが問題に歌唱法が

評価されたのです。

 

「お母さん、よかたですね。大ヒットして」

・・・ 「どーもー」

 

それでは

「哀愁波止場」を聞いて下さい。

 

 

↓ クリックして下さい。

http://youtu.be/PRrm1mCJUI0

 

 

 

 

もっと凄い話として


 

「みだれ髪」 のことですが

 

① 髪のみだれに 手をやれば
赤い蹴出しが 風に舞う
憎や 恋しや 塩屋の岬
投げて届かぬ 想いの糸が
胸にからんで 涙をしぼる

                ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

届かぬ の 「か」から「ぬ」までの

メロディーラインが難解で、

完全五度の高低差に

 

するのか短三度するかで

思い悩んでいた船村徹さんは

最終的に完全五度の音符にしたのですが、

 

ひばりさんは

そこをなんなくさらりと

短三度で歌ってしまった。

 

歌としてはその方が良かった。

 

船村徹さんは

「写譜のミスだな」 と

譜面を書き直したのです。



 「みだれ髪」は本当に素晴らしい歌です。

ひばりさんの真骨頂です。

 

そして、

星野哲郎さんの詩の

素晴らしさも

忘れてはならない。





作曲:船村徹
作詞:星野哲郎

 

髪のみだれに 手をやれば
赤い蹴出しが 風に舞う
憎や 恋しや 塩屋の岬
投げて届かぬ 想いの糸が
胸にからんで 涙をしぼる

 すてたお方の しあわせを
祈る女の 性かなし
辛らや 重たや わが恋ながら
沖の瀬をゆく 底曳き網の
舟にのせたい この片情け

 春は二重に 巻いた帯
三重に巻いても 余る秋
暗や 涯てなや 塩屋の岬
見えぬ心を 照らしておくれ
ひとりぼっちに しないでおくれ

 

↑  なんという詩でしょう。

この詩があっての

船村徹メロディーだと

思います。

 

そして

美空ひばりさんの歌が

本当に心に沁みます。

 

 


それでは

「みだれ髪」 を聞いて下さい。

 

 

 ↓ クリックして下さい。

http://youtu.be/plH0t-sEJas

 

 

作曲家 船村徹さん自身が歌う

「みだれ髪」 です

 

 

↓ クリックして下さい。 

http://youtu.be/flbOa1pCAZc

 


 



 美空ひばりさんは

歌を聴く私たちへの

神様の贈り物で

あったと思います。


 いまだに美空ひばりさんを超える

シンガーはいません。



 「みだれ髪」や「悲しい酒」等を聴いていると

音符で表現出来ない

言葉のひとつひとつに

心を感じさせます。


↑ シンガー 美空ひばり


↑ 作曲家 船村徹




↑ 作詞家 星野哲郎

 

 


 

明日は

作曲家「船村徹」さんのことを

もう少しだけ

書いてみたいと

思います。

 

 

では

皆さん

今日もまた

暑い日になりそうです。

 

体調管理には

くれぐれも

気をつけて

素敵な一日を

お過ごし下さい。

 

 

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