MIKAMI'S Blog

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PEN LIFE1458. リベラルアーツ

2017年08月10日 | 旅・フィールドワーク

 昨日書きそびれたデッサンの話をしよう。

 風景を書くと必ず樹木がでてくる。樹木というのが本日のテーマなのだが、遠景では樹木は大きな塊や量感として捉えるのがデッサンの基本的な方法だ。近くの風景でも同様なことがいえ、例えば花瓶にいけた植栽なども面や量感として捉えることに変わりはない。

 そうしたデッサンの中で、私たちがよく目にする中景の樹木のデッサンというものが実は少ない。絵画の世界でも遠景の風景画や近景の静物画というのがあるが、その真ん中というのは建築とか家具とか人物になってしまったりして中景の樹木を書くことが少ないと私は考えている。それは何故かというと、実は画像にあげたような中景の樹木は描くのが難しいのである。葉の1枚1枚を丹念に書くか、全体を大きな塊として捉えるか悩むところでもあるが、要は難しい。だから画家は難しいものは描かない。

 デッサンは、写真ではないので忠実に描こうという意識は最初からない。そうではなくて私がみた物事を画面上で再構成した空間なりの世界を描いているわけであり、そこには意味のなさそうなものは省力したりもする。それは一つの私がみた小宇宙を再構成し表現しているわけ。

 さてこの画像の樹木など私には大変難しいので描けないので描かない。ふと目を脇にそらすと赤煉瓦を敷き詰めた通路がある。これぐらいなら面白そうだし描けそうだ。それでも煉瓦の目地から雑草が複数飛び出してきている。観察すると結構複雑な面の集まりだ。まあ頑張ろうというわけで描いた。描いたデッサンを着彩して・・・まあ残暑見舞いに使おうかと考えている。

 さて昨日のリベラルアーツの7科目に芸術がある。ここでは音楽と美術である。音楽というのは聞くだけなら誰でもできるので、ここで学ぶべきことは作曲のことである。自分の世界を音で表現するということだ。美術も同様でデッサンで自分の小宇宙を空間的に表現することである。そこまでやってリベラルアーツなのであろう。

 ここでは芸術系の話ではないので、ブロ並みになる必要はない。自分の世界が表現できれば、それは面白いし、話が飛んでいって何か違うものに美意識が反映されるかもしれない。実際スティーブ・ジョブスは大学でカリグラフィーの授業を受け、そこからデザインという世界に目を開いていったわけだし。だからこそリベラルアーツの7科目全部が教養として必要ではないですか、というのが私の意見です。

 このブログには予約投稿がある。事前に書いておいて時間がきたらアップさせてくれる。だから3日分ぐらいまとめて書いていたりする。ようやく今日は、その日に書いてその日にアップさせるという普通の習慣に戻った。

 今日も朝から暑い京都である。夕立がきて少しばかり暑さを緩和してくれたようだ。

 

安曇野市

OLUMPUS E-M1Mark2,M.ZUIKO DG12-100mm,F4.0

ISO6400,焦点距離24mm,露出補正ー0.3,f/4,1/30

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