MIKAMI'S Blog

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PEN LIFE94. 伊勢絵と呼んでおこうか

2010-10-16 21:03:12 | 旅・フィールドワーク
 どこか懐かしい歴史的な滑稽さを感じさせてくけるこの絵を、伊勢絵と呼んでおこうか。といってこの絵は門脇俊一という現代作家の作品であり、11代目赤福社長から寄贈された原画をもとに陶板として制作された「伊勢参宮道・おかげ参り抜け詣で」である。この街に一つだけある公共地下通路に展示されている。
 なんといっても街の風景と、人々の多彩なアクティビティとが俯瞰的にそして緻密に描かれており、私が都市の提案で描いているスケマティック・デザイン、或いは建築家ジョン・ジャーディ・パートナーシップが描く建築イメージと通じるところがある。
 伊勢絵をみると、混浴のお風呂があり、いかにもくつろいでいる光景が伝わってくる。伊勢参りを果たした後で、お風呂や宴会詣で大いに盛り上がるのだろう。だからこそこの絵は、抜け詣でと題しているのであり、多分それが往事の人々にとっては、最大の楽しみだったのかも知れない。
 だからこそ伊勢参りという建前があり、そして本音はハメを外して遊ぶという当時の人々のレジャースタイルがしのばれる。それが伊勢詣でが盛んに続けられてのかも知れない。そんなことを、伊勢絵は想像させてくれるわけだ。

伊勢おはらい町おかげ、撮影日2010年9月24日
OLYMPUS PEN E-P2,M.ZUIKO DIGITAL9-18mm/F4-5.6
シャッター1/20,絞りf5.6,焦点距離18mm,ISO1600,iFINISH
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