またしても「みん経」からの情報を元にした記事である。「みん経」さんには本当に頭が下がる思いである(ただ、「静岡経済新聞」というのを創刊してもらえないか、という希望はあるが)。そのみん経の中でもいちばん引用が多いと思う、「町田経済新聞」(10月13日付)からの情報である。
サッカーJリーグ加入を目指し、大詰めに来たと思われるFC町田ゼルビアは、周囲の都市がほとんどどこかのJクラブ(準会員も含む)の本拠地であるところで、「少年サッカーの街」の誇りをただ一つの頼りにして何とかJリーグ加入の諸条件をクリアできそうなところまで持ってきた。いくら私がどのように思っても、関係者の努力そのものを否定することはできない。ただその「諸条件」の中で、プロスポーツチームとして最も大事な観客動員数がいまいちであるということも確かである。
大体、ほとんどすべての隣町がJクラブと関係するのに、人口42万弱(ガイナーレ鳥取の本拠地である鳥取県全体の三分の二)の一都市をホームタウンとしているのだから、その向こう見ずな態度には好悪を離れて敬服せざるを得ない。ただしそれ故に観客動員数という問題に直面している。
そこでFC町田ゼルビアはどういう施策に出たかというと、同じくJクラブ準会員のチームを持つ、人口70万の神奈川県相模原市に対して宣伝をかけるのだという。この「町田経済新聞」の記事を読んだ感想がこの記事のタイトルである(あ、もちろん最初の「バカ」とは私のことですよ)。
相模原市には、すい星のごとく現れたSC相模原というクラブがあり、地域の有力者には「どこかの有力クラブの買収を考えてもいい」と言われたにもかかわらず、望月重良代表兼監督は地域密着にこだわりたいために、このクラブを神奈川県三部リーグからスタートさせることを選択した。この大計と望月氏がジェフ千葉を現役最終クラブとしていたためにできた日本サッカー協会との縁を武器として、昨年には県一部リーグ所属であるにもかかわらず、Jリーグ準会員の権利と全国地域リーグ決勝大会出場権を獲得した。さすがに(運が悪かったせいもあるが)今シーズンからのJFL参加はならなかったが、この力をもってして相模原市当局との縁もできて、市公認のクラブとなった。さすがに関東リーグ所属のクラブなので動員観客数は不明であるが、グランドに関してはゼルビアの本拠地より優れたスタジアムでプレイできるという恩恵にあずかることができた。SC相模原は今シーズンは全国社会人サッカー選手権大会で準優勝という成績を収め、昨シーズンの「飛び級」ではなく、正規の方法で全国地域リーグ決勝大会への出場権を獲得した。
このような町に宣伝をかけても果たして効果はあるのだろうか。もちろん効果があるとフロントが信じているから宣伝するのだが、SC相模原にはもう一つ武器があり、望月代表が元日本代表選手であったために、多くの元Jリーガーとの縁があり、元日本代表チームとのフレンドリーマッチを開催したこともある。
町田市の隣接都市でJクラブ(含準会員)の本拠地となっていない唯一の都市は神奈川県大和市である。ここ出身の有名Jリーガーに藤本淳吾(名古屋グランパス)がいる。最も彼はサッカーキャリアのスタートをマリノスの下部組織からスタートしているが。とにかくもしゼルビアが隣接都市に領域を広げたいならば、そのターゲットは大和・綾瀬・座間・海老名の各都市であるべきではないか。ここらのみが現在近隣諸都市でJクラブの本拠地となっていない都市である。地理的には湘南ベルマーレの本拠地に近いのであるが、岩本輝雄・中田英寿がチームを去ってから人気は低迷しているので、ゼルビアが効果的なマーケティングをすればなびく可能性はあるかもしれない。
まぁJリーグを目指す諸クラブ(SC相模原も含む)はどこも観客動員数が低迷していることに悩まされているので、ゼルビアだけ取り上げて馬鹿呼ばわりするのはどうかという声もあろう。しかし少年サッカーの街という看板だけに頼っていたマーケティング(その割には元日本代表の北沢豪・戸田和幸はゼルビアにそっぽを向いているようだが)を捨てて、新たな看板を見つけないと、Vファーレン長崎のように毎年審査でJ加入を拒否されるか、Jリーグに入ったことによる経費の増加で横浜フリューゲルス(ちなみにこのクラブは一時町田市を本拠地にする可能性を模索し、当局に打診もしていたという)のようなめに合いかねないと危ぐするのは私だけではなかろう。
追伸 ミステリー作家の井上尚登が『ホペイロの憂鬱』という小説を書いている。ミステリー作家が、というだけにミステリーの要素もあるが、大部分は若い主人公のささいな悩みが中心である。なお井上尚登が相模原出身であるだけに、この小説でも相模原と町田の確執をうまく織り込んでいる。ただし町田市にアフリカ料理店があるという話は創作であろう。
サッカーJリーグ加入を目指し、大詰めに来たと思われるFC町田ゼルビアは、周囲の都市がほとんどどこかのJクラブ(準会員も含む)の本拠地であるところで、「少年サッカーの街」の誇りをただ一つの頼りにして何とかJリーグ加入の諸条件をクリアできそうなところまで持ってきた。いくら私がどのように思っても、関係者の努力そのものを否定することはできない。ただその「諸条件」の中で、プロスポーツチームとして最も大事な観客動員数がいまいちであるということも確かである。
大体、ほとんどすべての隣町がJクラブと関係するのに、人口42万弱(ガイナーレ鳥取の本拠地である鳥取県全体の三分の二)の一都市をホームタウンとしているのだから、その向こう見ずな態度には好悪を離れて敬服せざるを得ない。ただしそれ故に観客動員数という問題に直面している。
そこでFC町田ゼルビアはどういう施策に出たかというと、同じくJクラブ準会員のチームを持つ、人口70万の神奈川県相模原市に対して宣伝をかけるのだという。この「町田経済新聞」の記事を読んだ感想がこの記事のタイトルである(あ、もちろん最初の「バカ」とは私のことですよ)。
相模原市には、すい星のごとく現れたSC相模原というクラブがあり、地域の有力者には「どこかの有力クラブの買収を考えてもいい」と言われたにもかかわらず、望月重良代表兼監督は地域密着にこだわりたいために、このクラブを神奈川県三部リーグからスタートさせることを選択した。この大計と望月氏がジェフ千葉を現役最終クラブとしていたためにできた日本サッカー協会との縁を武器として、昨年には県一部リーグ所属であるにもかかわらず、Jリーグ準会員の権利と全国地域リーグ決勝大会出場権を獲得した。さすがに(運が悪かったせいもあるが)今シーズンからのJFL参加はならなかったが、この力をもってして相模原市当局との縁もできて、市公認のクラブとなった。さすがに関東リーグ所属のクラブなので動員観客数は不明であるが、グランドに関してはゼルビアの本拠地より優れたスタジアムでプレイできるという恩恵にあずかることができた。SC相模原は今シーズンは全国社会人サッカー選手権大会で準優勝という成績を収め、昨シーズンの「飛び級」ではなく、正規の方法で全国地域リーグ決勝大会への出場権を獲得した。
このような町に宣伝をかけても果たして効果はあるのだろうか。もちろん効果があるとフロントが信じているから宣伝するのだが、SC相模原にはもう一つ武器があり、望月代表が元日本代表選手であったために、多くの元Jリーガーとの縁があり、元日本代表チームとのフレンドリーマッチを開催したこともある。
町田市の隣接都市でJクラブ(含準会員)の本拠地となっていない唯一の都市は神奈川県大和市である。ここ出身の有名Jリーガーに藤本淳吾(名古屋グランパス)がいる。最も彼はサッカーキャリアのスタートをマリノスの下部組織からスタートしているが。とにかくもしゼルビアが隣接都市に領域を広げたいならば、そのターゲットは大和・綾瀬・座間・海老名の各都市であるべきではないか。ここらのみが現在近隣諸都市でJクラブの本拠地となっていない都市である。地理的には湘南ベルマーレの本拠地に近いのであるが、岩本輝雄・中田英寿がチームを去ってから人気は低迷しているので、ゼルビアが効果的なマーケティングをすればなびく可能性はあるかもしれない。
まぁJリーグを目指す諸クラブ(SC相模原も含む)はどこも観客動員数が低迷していることに悩まされているので、ゼルビアだけ取り上げて馬鹿呼ばわりするのはどうかという声もあろう。しかし少年サッカーの街という看板だけに頼っていたマーケティング(その割には元日本代表の北沢豪・戸田和幸はゼルビアにそっぽを向いているようだが)を捨てて、新たな看板を見つけないと、Vファーレン長崎のように毎年審査でJ加入を拒否されるか、Jリーグに入ったことによる経費の増加で横浜フリューゲルス(ちなみにこのクラブは一時町田市を本拠地にする可能性を模索し、当局に打診もしていたという)のようなめに合いかねないと危ぐするのは私だけではなかろう。
追伸 ミステリー作家の井上尚登が『ホペイロの憂鬱』という小説を書いている。ミステリー作家が、というだけにミステリーの要素もあるが、大部分は若い主人公のささいな悩みが中心である。なお井上尚登が相模原出身であるだけに、この小説でも相模原と町田の確執をうまく織り込んでいる。ただし町田市にアフリカ料理店があるという話は創作であろう。











