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風林火陰山雷

2015-11-13 13:02:09 | 神羅万象チョコ【総合】
来る14日に発売されるコロコロコミック12月号の(フラゲ)掲載記事から、この12月発売予定の神羅万象チョコ最新弾・一鬼火勢の章 第3弾の最新情報が明らかになっています。
果たして今回は1ページ+見開き2ページの構成でしたが、最初の1ページは見出し的な意味しかないので、実質2ページですね。
ちなみに同日発売のコロコロアニキ4号については、残念ながら記事掲載はありませんでした。


気になる一鬼3弾のストーリーはやはり鬼龍と天魔の直接対決が軸となるようで、そのパッケージには主人公である火牙刀、そしてもう一方にはモルドレッドとセイザーヴェルスの姿が描かれ……。

記事によると火牙刀は“神の試練(?)”とやらを経て、新たに「聖天鬼炎龍火牙刀」へと大進化するそうで、シルエットが七支刀にも見える“二刀一対の赤い神剣”を手にしています。
その他、頭部には前弾で被っていた兜ではなく、形状がどことなく師匠・剣真の冠にも似た頭飾りが見られる辺り、小部屋でつぶやかれた「火牙刀は真幻の鎧に似たデザインの新しい鎧を非常に気に入っているが、剣真には非常に不評らしい」を受けて、ひょっとしたら最終決戦に向かう弟子へ師匠から贈られたものやもしれませんね。

しかしてこの「聖天鬼炎龍火牙刀」が火牙刀の最終形態という訳ではないようで、おそらくパッケージに描かれた姿こそ……。

それにしても“神の試練”というのは、新世界の神=ヒカリが火牙刀に力を貸したということなのか、あるいは鬼龍に存在するカムイコタンやニライカナイといった地になにかしらの神聖なる場所があり、そこで試練を受けるのか……仮に前者だとするならば、(偶然とはいえ)接触はすれども干渉はしなかった管理者ヒカリが関わる、その動機が気になるところです。

火牙刀に続き、鬼龍から再登場となる雷我は鬼銃・雷斗仁倶と共に携えていた腰の霊刀を抜き、眼帯の下の右目からは雷我の元ネタらしき伊達政宗の「独眼竜」を思わせる竜の闘気をたぎらせ、新たに「黒閃不動龍雷我」と名乗ります。
その名の由来も正宗の不動明王信仰から来ていると思われますが、そうなると霊刀の銘も有名な「燭台切光忠」なのやもしれませんね。

また、飛影の夕顔も火牙刀を影から支える忍者「九陰旋忍夕顔」として再登場。
その姿は何処かクオンやミカヅキなど過去の忍者キャラを想起させられるものの、その肩書きである九陰旋忍(くいんせんにん)は天地で再登場した際のクオンの肩書き・九印閃忍(絶影)と同じ音を取っているので、これもまた神羅世界の忍者の系譜なのかもしれません。

ところで黒閃不動龍雷我の“雷”と九陰旋忍夕顔の“陰”に鬼龍の“風林火山”を加えると、風林火陰山雷「故其疾如風、其徐如林、侵掠如火、難知如陰、不動如山、動如雷霆」という風林火山の大元である孫子の一節になる次第。
今弾に火牙刀以外の風林火山が登場するのかはまだ分かりませんが、鉄機攻略戦には本丸攻めの精鋭部隊に参加していただけに、なにかしらの出番に期待したいところです。

対する天魔側では、天魔王アーサーが神聖剣エクス・カリバーンを手に「天征天魔王アーサー」として登場……は良いんですが、神羅万象の伝統とでも言いますか、アーサーが上半身裸になっているのはバトルマニアゆえの高ぶりがそうさせたのかどうか。

天魔最強戦力である円卓騎士も、前弾のランスロットたちに続き、ガウェインにガラハド、そしてアグラヴェインと次々に参戦。
既に小部屋の重要情報にて、天魔三大聖剣のひとつ、聖剣ガラティーンの所有者として名前の挙がっていたガウェインは、天使型で仮面の大男。
元ネタではアーサー王の甥にあたり、 朝から正午まで力が3倍になる特性を持っているものの、ランスロット造反の際にはその弱点を突かれ、更にはあまりにランスロットとの戦いに強情に固執したがゆえに、モルドレッドに反乱の機会を与えてしまうことになるのですが……。

ガラハド(元ネタではガラハッド、ランスロットの息子)は悪魔のような翼と尻尾を持つ悪魔型であるところから、モルドレッドやパラメデスたちと同じ天魔南方の異境出身の可能性も。

そして同じく悪魔型のアグラヴェイン、記事によればなにやらセイザーヴェルスと共に鬼龍と天魔の合戦の裏で暗躍しているようで。
風林火陰山雷同様、早い段階でどなたかがセイザー(正座)ヴェルスとアグラ(胡座)ヴェインから親子関係を予想されていましたが、どうやらモルドレッドを高く評価しているセイザーヴェルスの父親というのはアグラヴェインで間違いないようです。

そんなセイザーヴェルスも「刹凛のセイザーヴェルス」として再登場。
記事内にはカードは見られなかったものの、パッケージに顔を出している上司モルドレッドや父アグラヴェインと共にいったいなにを画策しているのか……。

元ネタでもアグラヴェインはとにかく悪役として描かれることが多いのですが、思うに鬼龍への書状すり替えから始まり、鉄機の動きもあらかじめ考慮した上でか新世界全土を巻き込む大戦へと発展、やがて鬼龍と天魔(アーサー派)が直接対決している間にアグラヴェイン一党が暗躍、その結果としてモルドレッドが人知を超えた力を手に入れて天魔が内部分裂し、モルドレッドの野望を止めるために鬼龍を筆頭にした連合軍が最終決戦に挑む……というような流れなのかもしれませんが、そうなるとマーリンが予言した「赤く光る禍々しい星」云々とは、やはりモルドレッドのことを示していた……?

ところで天魔三大聖剣=神聖剣エクス・カリバーン(アーサー)、聖剣アロンダイト(ランスロット)、聖剣ガラティーン(ガウェイン)の所有者は全員、天使型の魔人であり、悪魔型に聖剣所有者はいないことに。
もしも仮に、アーサーによる統一前の天魔では天使型と悪魔型に差別的ななにかが存在し、そこに悪魔型のアグラヴェイン一党が暗躍する動機があったとしたなら、果たしてこの大戦は天魔内部のいざこざに新世界全土が巻き込まれたことになりますが、ふとアグラヴェインとセイザーヴェルスの外見、“狂乱”の貴公子と呼ばれる野心家モルドレッド、そして聖剣と列べると……?

もうひとつ余談として、セイザーヴェルスとアグラヴェインの外見はどことなく八柱に登場したメフィストとファウストを彷彿とさせるのですが、セイザーヴェルスをメフィスト似(因子持ちの可能性も?)のデザインにしたがゆえに、アグラヴェインがファウスト似のデザインとなったのか、それとも早い段階で円卓騎士の元ネタ由来からアグラヴェインを黒幕に設定したゆえに、物語の裏で暗躍する的な組み合わせからファウストとメフィストをモチーフとしたのか、その辺りの誕生経緯は非常に気になるところです。

八柱のようにアグラヴェインが恐るべき進化を遂げるかまでは分かりませんが、天魔三大聖剣を集めることにもなにかしらの目的があったとしたら、モルドレッドが(パラメデスも?)ランスロットに帯同している理由はアロンダイトを奪うためだったのやも?

話を戻して……鬼龍と天魔以外の国からは獅童王クレオ・パンドラが再登場、しかして肩書きから獅童王が外れて「クレオ・パンドラ」としてレアリティもSRとなっているあたり、剣真と同じくなにかしらの理由があるのかどうか。
例えば鉄機攻略戦に要である獅童三獣将を派遣した隙を突かれ、攻勢をかけた天魔軍に敗走する姿なのか、更には小部屋のつぶやきにて、鬼龍と獅童の同盟をより強固にする為、父の面影を重ねる真幻に嫁いでも良いと考えていると明らかにされただけに、ひょっとしたらそれに関係して、鬼龍へと逃亡している可能性も……?

そう考えると風林火山を派遣した鬼龍も同じく攻め込まれる危険性はありそうですけど、それを防いだのが雷我や夕顔、真幻に剣真、そして姿見せぬ武将たちだったのかもしれませんね。

鬼龍(+獅童)が鉄機を、天魔が獅童をとそれぞれの同盟国を攻略し、いよいよ迎える鬼龍と天魔の最終決戦……果たしてそれはアグラヴェイン一党の狙い通りなのか、それともまたなにかしらの人の手に余る大きな力が働いているのか、天下統一の行方はいよいよ絞られてきました。


記事内に掲載されているカードは以上になりますが、果たしてCRには「聖天鬼炎龍火牙刀」「黒閃不動龍雷我」「九陰旋忍夕顔」「天征天魔王アーサー」「円卓騎士ガウェイン」「円卓騎士ガラハド」が確定、これに火牙刀(最終形態)とモルドレッド、そしてEPを加えた9種が予想されます。
また「円卓騎士アグラヴェイン」「刹凛のセイザーヴェルス」「クレオ・パンドラ」3種はSRが確定しています。

発売日は来月12月14日、煽りにも「一鬼火勢の章 最終弾」となっているので、今弾にて一鬼火勢の章がひと区切りなのは間違いなく、やはり年3弾構成の序破急で纏まるようですね。
ただし色紙ART関連の情報を踏まえると、まだ他にもなにか動きがあるようですけど……そんな色紙ARTや次なる12章のことも踏まえて、今後の続報には大いに期待したいところです。

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