ミーゼラ・セレステラ少将の航海日誌

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彷徨う堕天使「宇宙戦艦ヤマト」外伝:前編

2016-10-17 23:31:04 | 心の中の宇宙戦艦ヤマト

彷徨う堕天使

宇宙戦艦ヤマト外伝



~心の中の宇宙戦艦ヤマト~

前編





雪の娘にイスカンダル人の血が流れている事を知った女王は、ようやくこの惑星(ほし)と自分の名前を明かした。

「私はテレザリア。そしてこの惑星はわたくしの名前の由来でもあるテレザリア星。」

「代々、王家に産まれ、女王継承者は「テレザリア」を名乗るのがしきたり。」

このテレザリアは1.000年前の回遊惑星アケーリアスが通過した時に、水没し民は死滅。
いつの日か復活を成し遂げた時に、民を纏める族長が必要と考えていたテレザリア女王は、肉体は滅んでも、星の記憶と自信の記憶を残す事にしたのだ。

誰一人、この惑星の人間が居ないのは大量の水によって水没し、その水が引くと同時に流されしまったからであった唯一残ったのはこの宮殿のコンピータ・システム。

先代の時代にイスカンダルから来訪者があったと云う。

私はそのイスカンダルからの来訪者について訪ねた。



「イスカンダルからの来訪者はサーシアと名乗っていたわ。」

「わたくしたちと同じように、次期王位化粧者がスターシアを名乗り、第二継承者がサーシアを名乗る。」

「そう。彼女は第二継承者だと言っていたわ。」

「これがその時の記憶映像よ。」

テレザリア女王はそう言うと手の掌を空間にかざした。
空間に写し出される来訪者サーシア。
何処と無く澪に似ている。私はそう思った。



この時、惑星に訪れた理由は、機関が故障、修理の為に立ち寄ったとの事であった。
それともう1つ彼女が話した事があった。
私はその話に自分の耳を疑った。

「彼女は父親であるデスラーを探す旅の途中だと。」

その時の話が終わるのを待っていたかのように、レベル:4警戒アラームが宮殿内に響き渡る。
テレザリア女王が説明してくれた。

「回遊惑星アケーリアスが予定より早く、この宙域に迫っている。」

「何が原因かは分からない。4日も到達が早まりました。」

「そなたたちも早く旅立たれよ。」



私はこのテレザリア星から旅立つ準備に入ろうと、女王の間をあとにしようとした。
娘:澪は違っていた。



「陛下。あと1つ。あと1つ教えて下さい。」

「なんでしょう?」

「わたくしが分かる事なら教えて差し上げます。」

澪は訪ねた。
立ち寄った先代のサーシアの事を。
私が聴く事を止めた質問を。

「立ち寄られたサーシアさんは父親のデスラーを探す旅の途中で立ち寄りましたと先程仰いましたが、ここから何処向かうとは言ってませんでしたか?」

「その事ですか。」

「詳しくは存じませんが、紅く輝く恒星系で8割以上も構成されている赤色銀河へ向かうと。」

「赤色銀河!?ですか?」

「そのです。赤色銀河です。」

「この宙域から遥か40万光年もの彼方に存在します。」

「教えて頂きありがとうございます。」

澪の質問も終わり、私達は今度こそあとにしようとした。
テレザリア女王は別れ際に、1つ渡したい物があると、床に手の掌をかざした。
床石の1つが下に下がり、再びせりあがる。
腰くらいの高さまでせりあがると淡い光を放つ。
その淡い光が消えるとそこにはカプセルが1つ現れた。
カプセルの大きさは約20センチ位のラクビーボール状の形をしている。

「そのカプセルをそなたたちの宇宙船の機関ユニットに接続なさい。」

「きっと役に立つはず。」

そう言うとテレザリア女王のホログラムは消えた。
私達はカプセルを受け取り、シュヘラザードに戻ると直ぐに、頂いたカプセルを機関ユニットに接続した。

今のところ何の変化もない。
私達はコクピットへ戻り、波動エンジンに火を入れた。
自動発進によって惑星テレザリアを旅立つシュヘラザード。

回遊惑星アケーリアスに何が起こっているのだろう?
突然、移動速度が上がったと云う事は、何が有るに違いないと思った。

私は進路を回遊惑星アケーリアスに向けた。



一方、地球では・・・




《地球連邦軍:太陽系拠点防衛戦略戦闘指揮艦アンドロメダ級二番艦:阿修羅》

ー太陽系防衛拠点:土星:鎮守府ー

テスト航海を終え、正式に実戦配備されたフルオート戦闘艦:阿修羅。

正式名

アンドロメダ級二番艦:フルオート戦略戦闘指揮艦:阿修羅

各種レーダーA.Iによって制御されている。
乗員は艦長を含めオペレーターは僅か30名である。
但し、その名の通り、戦略戦闘指揮を担う為、作戦行動中、参謀クラス高官の座乗人数は含まれていない。

全長:390m

基準排水量:151,000t


主機:波動エンジン×2基
補機:補助エンジン×4基


兵装

艦首拡散波動砲×2門

主砲:51糎:三連装陽電子衝撃砲×5基

副砲:31糎:四連装衝撃砲×3基

上部八連装ミサイルランチャー

舷側八連装ミサイルランチャー×2

対宙空パルス・ガドリングレーザー砲×24基


搭載機

高速連絡艇×2機
偵察機×4機



前編:2へ
つづく。


この物語りは「遥かなる救世主スターシア」の続編です。

使用している画像はイメージです。
一部、使用している画像は松本 零士氏「セクサロイド」より引用。
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